激震のマドリード戦招集リスト!主力3名が不在も、病み上がりのアントニーと大怪我から復活のモランテが電撃メンバー入り
週末のレアル・マドリード戦に向けた招集メンバーが発表され、チームの台所事情が浮き彫りになりました。
まず、ファンが待ち望んでいた復帰勢の状況ですが、残念ながら3人の主力級が今回の遠征メンバーから外れることになりました。今夏に電撃帰還を果たしたダニ・セバジョスは、今週グループ練習に合流したものの、夏の間ずっと個人トレーニングを行っていたため試合勘が不足しており、チームへの適応期間が必要であるとして招集外となりました。さらに、直近の練習を急なウイルス感染症(発熱や風邪のような症状)で欠席したエズ・アブデ、そして負傷からの回復の最終段階にあるものの出場にはまだ早いと判断されたジオヴァニ・ロ・セルソの2人もメンバーから外れています。そのほか、以前から負傷離脱中のディエゴ・コンデ、アイトール・ルイバルも引き続き不在です。
一方で、ポジティブなニュースもあります。アブデと同様に一時ウイルス感染で熱を出していたアントニーですが、その後は3日間にわたって問題なく練習を消化できたため、無事に招集メンバーに入りました。さらに、膝の深刻な大怪我を克服したばかりの若手モランテが、今週初めて100%の状態で練習メニューをこなすことができたため、パブロ・ガルシアの退団によって空いた前線の選択肢として嬉しい電撃招集を果たしました。第2ゴールキーパーには、コンデの代わりに引き続き若手のデ・パブロが入っています。
なお、イケル・ロサダの招集をめぐっては、ペレグリーニ監督が会見で「23人のリストから外した」と発言したため一瞬混乱が生じたものの、クラブ側はこれを否定する事態となりました。しかし、監督自身は会見で『私は選手を無理やり追い出したりはしない。私の役割は彼らを指導することだ。イケル自身も、自分のポジションの前にイスコ、ロ・セルソ、セバジョス、フォルナルスといった強力な実力者たちが並んでいるため、出場機会を得ることが非常に難しい状況にあることを十分に分かっている』と言及しており、厳しい序列が続いていることを示しています。(via Estadio Deportivo, SPORT, MARCA, ElDesmarque)
ピボット補強をめぐる静かなる確執!ペレグリーニ監督がフロントの市場での選択に不満を表明
夏の移籍市場が閉幕し、ベティスの新体制が固まりましたが、ピッチ外ではフロントと指揮官の間に冷たい空気が流れています。ペレグリーニ監督が夏の間ずっと公に要求し続けていた「守備的・位置取りに優れたピボット」の補強が実現しなかったことについて、監督は不満を隠そうとしませんでした。
前日の記者会見で監督は、厳しい表情を浮かべながら次のように現在の編成について言及しました。『チームの編成はこれで決定した。私の意見はすでに伝えてあるし、わずか数日でそれが変わることはない。これからは毎週の状況をみながらベストを尽くしていく。ファクンド・ベルナルとマルク・ロカが2人で同時にピッチに立つかどうかは、毎試合の要素をみながらその都度判断する。試合が多ければ怪我人も出るし、その都度プランを変えざるを得ない』。
さらに、守備的ピボットに十分な控えがいない点について問われると、フロントへの不満をさらに露わにしました。『私の意見は変わらない。もし選手が1人足りないと言い、その選手が実際にここにいないのであれば、私の意見が変わるはずがない。他のポジションはすべて2人ずつ揃っているが、このピボットのポジションだけは例外だ。もちろん、誰もが異なる意見を持つ権利があるし、クラブの内部でのプライベートな話し合いをここで分析するつもりはない』と突き放しました。
代わりに獲得される形となったセバジョスについては『ダニはクオリティが高く、これまで彼のキャリアが示してきたように中盤に多くのものをもたらしてくれる。様々な選択肢を与えてくれる非常に優れた補強だ。私自身は別の分析をしていた部分もあるが、セバジョス単体で見れば、非常に重要な選択肢になることは間違いない』と評価を述べています。
また、最後まで獲得を夢見て連絡を取り合っていたソフィアン・アムラバトがアヤックスに移籍したことについては、『クラブを離れたすべての選手には、これまでチームに尽くしてくれた感謝を伝えるために連絡をしている。しかし彼の件はすでに終わったことであり、彼の成功を祈るとともに、私たちは今ここにいるチームに集中するだけだ』と語り、過去を切り捨てました。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
因縁の指揮官同士がまさかの和解ムード?モウリーニョ監督の「愚かな過去」への告白に、ペレグリーニ監督が大人の余裕で応戦
レアル・マドリード戦を前に、お互いに一歩も引かない因縁で知られていたマヌエル・ペレグリーニ監督とジョゼ・モウリーニョ監督の間で、心温まる、そしてスパイスの効いたやり取りが交わされました。
きっかけは、マドリードを率いるモウリーニョ監督が会見で行った告白でした。彼はかつてマドリードでペレグリーニ監督の後任に就いた際などに放った数々の無礼な発言について、『私は過去の言動について後悔を口にすることはない。なぜなら時間を巻き戻すことはできないからだ。しかし、これほど長いキャリアの中では、自分が言ったこと、やったことに対して、自分がバカだった、間違っていたと感じる瞬間がある。ペレグリーニに対して、私は非常に愚かなコメントをしてしまった。それを誇りには思っていない』と率直に非難した過去の自分を認め、謝罪したのです。
さらにモウリーニョはユーモアを交え、『その後、私は彼に高いお代を支払った。リーグ残り2試合でチェルシーがリバプールと引き分けるか勝てばリバプールが優勝だったが、私たちが勝利したことでペレグリーニのシティがチャンピオンになった。だから彼にはきっちり借りを返したんだ』と笑い飛ばしました。また、過去にベティスとローマが行った親善試合で、ローマが退場者を連発して7人になった際、ペレグリーニ監督が選手たちに『これ以上相手を傷つけるな』と手加減を指示したエピソードを明かし、『彼は素晴らしいジェントルマンだ。8点でも取れたところをそれ以上攻めなかった。監督としても人間としても模範的な存在で、私は彼が大好きだ。試合前も試合後も、お互いに抱擁を交わすつもりだ』と大絶賛しました。
これを受けたペレグリーニ監督も、会見で笑顔を見せながら大人の対応で応戦しました。『我々はピッチで何度も対戦してきた。ずいぶん昔の彼の発言には何の意味もない。私には彼に対するわだかまりはなく、むしろ指導者として非常に高く評価している。今の彼は数年前よりもはるかに成熟しており、彼の発言には以前よりもはるかに強い論理性と理性が感じられる』と語り、相手を少しからかいながらも、互いのリスペクトを認め合う雪解けムードとなりました。(via Estadio Deportivo, SPORT, MARCA, ElDesmarque)
愛する双子の娘に捧げる約束!ベティスに帰還したセバジョスが誓う新たなゴールポーズと心に刻んだタトゥーの秘密
ベティスに帰還したダニ・セバジョスの最初の一日に完全密着した公式映像が公開され、彼が我が家に帰ってきた喜びを全身で表現する姿が話題になっています。
映像には、空港から練習場までの道のりで興奮を隠せない様子や、新しいユニフォームに袖を通し、憧れのチャンピオンズリーグパッチを誇らしげに見つめてポーズをとるセバジョスの姿が映し出されています。その写真撮影の中で、彼は早くもベティスで初ゴールを決めた際の特別なパフォーマンスを予告しました。それは、約1ヶ月前に誕生したばかりの双子の愛娘に捧げるもので、両手の指を口に加えて「2つの哺乳瓶を同時に吸う」という、パパになったばかりの彼ならではの可愛らしいポーズです。
セバジョスは自身の決意を熱く語りました。『自分がこの家を去った日から、いつの日かまたここに戻ってくることだけをずっと夢見ていた。生まれ育った街、愛するチームに戻り、再び幸せを感じて、サポーターの熱気を感じることは、私にとって唯一無二の瞬間だ。家族のそばにいられることも本当に重要だが、何よりも早くピッチに立ってチームに貢献したい。確かに私はまだ子供の時にこのクラブを去ったが、今では家族を持ち、精神的な安定感も当時とは全く違う。この緑と白のユニフォームを再び着られること、そして何よりチャンピオンズリーグのパッチを袖につけて戦えることは大きな誇りだ』。
また、自身の腕にある特別なタトゥーについても明かしました。そこには、彼がベティスでプロ初ゴールを決めた思い出のラシン・サンタンデール戦の様子が彫り込まれています。『これは私の初ゴールの時のタトゥーだ。本当に特別で美しく、私にとってすべてを意味する番号(デビュー時の背番号)が刻まれている。この数字は永遠に私の心の中にある』と愛着を語りました。(via ElDesmarque)
涙のカンテラ流出の舞台裏!指揮官の熱い慰留を振り切って旅立ったパブロ・ガルシアの別れの言葉とレーシングの主張
下部組織から育ち、涙の退団劇が大きな波紋を呼んでいるパブロ・ガルシア。アロ会長が「本人が懇願して出ていった」と話したことで憶測を呼んでいましたが、ペレグリーニ監督も会見で引き止めの真相を正直に明かしました。
監督は次のように語り、彼を引き止めようとした事実を認めました。『彼の退団は多くの理由から物議を醸している。私は1ヶ月前に彼と直接話し、ここに残ってほしい、今季は君が重要な存在になれる、確かにまだ成熟は足りないが素晴らしい未来が待っていると伝えた。しかし、彼自身がどうしても移籍したいと強く望んでおり、ここ2週間は売却されることを求めて動き回っていた。長く過ごしたベティスを離れるという感情の高ぶりが、空港での涙という形になって現れたのだろう』。
一方、パブロ・ガルシア本人は自身の公式インスタグラムにて、ベティスサポーターへ向けた感動的なお別れの手紙を投稿しました。
『5歳の時にベティスに入団した。あれから約14年、この緑と白の13本のストライプとともに成長してきた。ここでサッカーを学び、競い合い、負けを知り、勝ちを喜び、並んで夢を見ることを覚えた。下部組織のすべてのカテゴリーを経て、トップチームでデビューするという夢を叶えることができた。特別なゴールや思い出は一生私の宝物だ。ベティスは私の子供の頃からの家だった。これから私は自分の道を歩むことになるが、変わらないものがある。私はベティスとして生きてきたことを心から誇りに思い、関わってくれたすべての人に感謝している。ベティスは常に自分の一部だ。ベティスを愛する一人の子供としてここに来て、フットボール選手として去っていくが、生涯ベティスであり続ける。心からありがとう、ベティス』。
なお、今回の移籍は保有権の50%のみが売却される共同所有という特殊な形ですが、獲得したレーシング・サンタンデールのスポーツディレクター、チェマ・アラゴンは次のように釘を刺しています。『連盟への登録権利(競技上の保有権)と経済的権利の2つがあるが、最優先されるのは連盟への登録だ。なぜなら彼は我々の選手だからだ。つまり、決定を下すのは我々レーシングであるということを明確にしておきたい』。今後の主導権は完全にレーシング側にあることを強くアピールしています。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
移籍市場閉幕後も諦めない追加補強の可能性!ベティスの選手登録をめぐる特殊な裏ルールと放出ターゲット
ヨーロッパの主要リーグでは市場が閉じましたが、ベティスのフロントは今でも「もうひと仕事」終えるための戦略を練っています。
現在、ベティスのファーストチーム登録枠は上限の25名が完全に埋まっており、これ以上の選手獲得はできません。しかし、ラ・リーガの選手登録規定における特殊なルールを利用し、さらなる補強の道を模索しています。
その方法は、現在もまだ市場が開いている他国のリーグ(トルコは9月4日、サウジアラビアは9月6日、ギリシャは9月15日に閉幕)へ、構想外となっている選手を売却することです。現在、オファーを拒否し続けているイケル・ロサダや、フィダルゴの2名が放出リストのトップに載っています。
もしこの2人のいずれかを売却することができれば、ベティスは「登録期間外」であっても、フリーエージェントの選手を即座に新戦力としてラ・リーガに登録することができます。リーグの規定上、移籍市場が閉まっていても、選手売却によってファーストチームの登録枠が空き、かつ給与上限予算に余裕が生まれれば、フリー選手を追加で登録することが認められているからです。
ただし、すでにチャンピオンズリーグの登録リストA(25名)は提出期限を過ぎて確定しているため、仮にこれから誰かを補強したとしても、ヨーロッパの舞台でプレーさせることはできないという点には注意が必要です。それでも、リーグ戦とコパ・デル・レイの長い戦いを勝ち抜くため、フロントはギリシャやサウジの市場が閉まる最後の瞬間まで、余剰人員の売却に向けて走り続ける姿勢を崩していません。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
放出拒否からの「覚醒」へ!ベティス残留を決めたデオッサと親友アントニーが挑む深夜の超ハード居残り特訓
今夏の移籍市場でいくつかのオファーが届きながらも、ベティス残留を選択したネルソン・デオッサ。彼が再びピッチで存在感を示すため、信じられないほどのハードワークを自分に課していることが判明しました。
親友であるアントニーが自身のインスタグラムに投稿した動画が注目を集めています。私生活でも大の仲良しである2人は、クラブの通常練習だけでは満足せず、プライベートでパーソナルトレーナーを雇い、過酷な個別特訓を行っていました。2人が頼ったのは、ドス・エルマナスにあるトレーニングセンター「TrainPro Center」の代表であり、高いアスリートパフォーマンスの専門家であるフラン・シルバ氏です。動画では、2人が高負荷の筋力トレーニングや、爆発的なスプリント走などの超高強度メニューを息も絶え絶えになりながらこなす姿が収められていました。
この投稿をデオッサが自身のSNSでシェアした際、彼はファンに向けて『新しいバージョンがやってくる』と強い決意を綴りました。
プレシーズンではフォワードとしてテストされて良好なパフォーマンスを見せたデオッサですが、開幕後のリーグ戦3試合ではその輝きを放てずにいました。市場が閉じた今週、彼は練習場でチームメイトに向けてプライベートな問題に関するスピーチを行い、チームへの結束を誓ったとされています。
ペレグリーニ監督はこの件に関し、会見で『選手たちがオファーを受けるかどうかについて私が介入することはない。彼のチームへのスピーチはサッカーとは関係のない完全に個人的な話題であり、移籍や残留とは何の関係もないことだ』と語り、チームの雑音をシャットアウトしました。親友アントニーとともに流す汗が、彼の言う「新しいバージョン」へと結びつくか、サポーターの期待が高まっています。(via ElDesmarque, Estadio Deportivo)
手が届いたはずの「幻のターゲット」!ベティスが獲得を断念した怪童FWフランクリーノが驚きの価格でトルコへ移籍
今夏、ベティスが前線の補強第一候補に掲げ、長きにわたって追いかけていたギニアビサウ代表FWフランクリーノ・ジュ。しかし、最終盤に起きた移籍劇は、ベティスファンやフロントにとって少し悔しい結末となりました。
デンマークのミッティランで驚異的なゴール量産体制に入り、欧州のトップクラブから狙われていた22歳のフランクリーノに対し、ベティスのマヌ・ファハルドSDは4月の時点で直接本人やクラブと接触し、獲得のための地盤を作っていました。しかし、当時のミッティラン側はデンマーク史上最高額となる「2500万ユーロ」を強硬に要求。この額はベティスの財政的パラメーターを完全に逸脱していたため、ベティスは涙をのんで獲得を断念し、ターゲットをトロイ・パロットへと切り替えたのです。
ところが、欧州主要リーグの移籍市場が閉じた翌日、トルコのトラブゾンスポルがフランクリーノの獲得を電撃発表しました。さらに人々を驚かせたのはその移籍金です。ミッティランが頑なに譲らなかった2500万ユーロという要求額は消え去り、トラブゾンスポルはわずか「1700万ユーロ」の固定額で彼を獲得したのです。
これは、ベティスがトロイ・パロットの獲得に費やした移籍金(固定1600万ユーロ)と、わずか100万ユーロしか違わない額でした。市場の最後に特有の、売り急いだクラブが価格を下げる恩恵をトルコ側が受ける形となり、結果的にベティスでも十分に支払えたはずの金額で売却されてしまいました。パロットの獲得という素晴らしい成果はあるものの、あと少し粘り強く状況を見守っていれば、意中の怪童を射止められたかもしれないという、市場のほろ苦い教訓となりました。(via Estadio Deportivo)
来週のCL初戦で激突するリールが好調キープ!決勝点を奪ったのは日本代表の上田綺世
来週火曜日(9月8日)に行われるチャンピオンズリーグの開幕戦でベティスをホームに迎える、フランスのOSCリールが不気味なほどの強さを見せています。
今季から、カルロ・アンチェロッティ監督の愛息子であるダヴィデ・アンチェロッティ監督に率いられているリールは、敵地でのトゥールーズ戦に1-0で勝利。開幕3試合で2勝1分(勝ち点7)とし、暫定ながらフランス・リーグ1の首位に立ちました。リールはアンジェ戦に続きアウェイで連勝を飾り、敵地での勝負強さを存分に見せつけています。
この試合でリールに勝利をもたらした決勝ゴールを決めたのは、後半73分、交代出場したばかりの日本代表FW上田綺世でした。左サイドのロマン・ペローが放ったクロスを、トゥールーズの交代キーパーであるマティス・ニフロールが弾いたところを、上田が素晴らしい嗅覚で押し込み、ゴールネットを揺らしました。彼はその数分前にベテランのオリヴィエ・ジルーに代わってピッチに入ったばかりで、見事な仕事を果たしました。
リールは今夏、チームの最大の心臓であり最高傑作とも称されたアイユーブ・ブアディをマンチェスター・シティに引き抜かれるという痛烈な売却劇を経験しました。しかし、若きダヴィデ・アンチェロッティ監督の優れた組織構築と、上田のような新戦力の融合により、その影響を感じさせない高いパフォーマンスを維持しています。来週火曜日、夢の舞台に帰ってくるベティスを迎え撃つライバルは、間違いなく最高の状態で待ち構えています。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
直前に迫ったマドリード戦を前に、アブデやセバジョスの不在が確定し、さらに中盤のピボット補強をめぐっては監督とフロントの確執が表面化するなど、難しい空気が漂うベティス。それでも、復活を期してプライベートでハードトレーニングに励む選手たちの絆や、大怪我を乗り越えてチャンスを掴み取ったカンテラ勢の熱意など、チームは逆境を力に変えて戦う準備を整えています。過酷なダブルヘッダーがいよいよ始まります。
