純粋なフォワード不在で挑むアンフィールド、クティ先発と守備的シフトの予想
負傷者の影響により、アトレティコ・マドリードは明日のリヴァプール戦で「純粋なセンターフォワード」を欠いた布陣で臨むことがほぼ確実視されています。エース候補のフリアン・アルバレスは先発を外れることがシメオネ監督によって明言され、筋肉のトラブルから回復途上にあるアレクサンダー・セルロートはマドリードに留まり遠征に帯同していません。また、新加入のジョナサン・デイヴィッドも加入直後にトラブルに見舞われており、先発の選択肢からは外れています。
このため、前線には純粋な9番を置かず、中盤から攻撃的な役割をこなす選手たちで構成するシステムが予想されます。中盤ではコケやカルドーゾが中央の底でスタンバイし、スタメンを争う形となります。
守備陣における大きなトピックは、新戦力のクティ・ロメロの先発デビューの可能性です。クティ・ロメロがセンターバックのスタメンに入ることにより、ハンコが左サイドバックへシフトする可能性が浮上しています。これは攻撃的なグリマルドを左に配するよりも、アンフィールドの強力な攻撃陣を迎え撃つためのより強固で守備的な選択肢を想定した戦術的なスライドです。
試合に向けて予想されるアトレティコのスターティングメンバーは以下の通りです。
GK:オブラク
DF:ジョレンテ、プビル、クティ、ハンコ
MF:ジュリアーノ、バリオス、ヒュルマンド、ルックマン
FW:ガンイン、バエナ
一方、対戦相手であるリヴァプールのアンドニ・イラオラ監督も、アトレティコとシメオネ監督への絶大な敬意を払っています。
『シメオネ監督は、私などよりもはるかにこのチャンピオンズリーグという最高の舞台での経験値が豊富だ。彼がクラブで成し遂げてきた仕事はリスペクト以外の何物でもなく、彼との対戦は我々にとって巨大な挑戦だ。自分にとって、アンフィールドという夢のような舞台でアトレティコを相手にチャンピオンズリーグの監督デビューを果たせることは、現役時代や指導者を始めた頃からのまさに夢が叶った瞬間だ。この特別な試合で、自分たちの立ち位置がどこにあるのかをしっかりと測りたい』
と闘志を燃やしており、シメオネ監督もまた、イラオラ監督の戦術的手腕やチームの進歩を高く評価する発言をしており、お互いに敬意を払い合う形での決戦が期待されます。(via MARCA)
【本日の総括】
リヴァプールとのCL開幕戦を控え、フリアン・アルバレスの先発回避やフォワード不在のスクランブル布陣、バリオスのキャプテン就任など、ピッチ内外で非常に動きの激しい一日となりました。指揮官が「不注意」と厳しく断じた前節の敗戦を糧に、アンフィールドの熱狂の中でアトレティコが一丸となってどのような粘り強さを見せるかが注目されます。また、敵地での故ディエゴ・ジョタへの敬意ある献花は、アトレティコというクラブの品格を示す象徴的なエピソードとなりました。