アゼディン・ウナヒの去就と移籍の噂

昨シーズン、ジローナFCで降格の憂き目に遭ったモロッコ代表MFアゼディン・ウナヒですが、W杯ではカナダ戦での2ゴールを含む素晴らしいパフォーマンスを披露しました。すでにチームメイトたちがプレシーズントレーニングを開始しているモンティリビに休暇を終えて合流する予定となっていますが、彼が引き続き赤白のユニフォームを着てプレーする可能性は極めて低い状況です。

W杯期間中は自身の去就について考えないように指示されていたものの、フランスに敗れて大会から姿を消したことで、現在は代理人が主要なリーグの新天地を探すための交渉を解禁しています。彼の契約解除金は1000万ユーロ以下と、26歳の攻撃的MFとしては非常に手頃で魅力的な価格設定となっています。

スペイン国内ではセルタ・デ・ビーゴが最初に獲得に動いたクラブの一つでしたが、現在はアレイシ・フェバスやハビ・ガランといった別の補強を優先して進めています。セルタが再びウナヒの獲得に動くためには、クラウディオ・ヒラルデス監督の構想外となっている選手の放出を待たなければならない状況です。

また、下位クラブの動向を細かくモニタリングしているレアル・ソシエダもウナヒの調査を行っています。レアル・ソシエダは昨シーズンもジローナからヤンヘル・エレーラを獲得していますが、度重なる負傷により彼は本来のパフォーマンスを発揮しきれませんでした。それでも、ウナヒの持つ連携力や縦への推進力、そして突破力はサン・セバスティアンのクラブから高く評価されています。

その他にもビジャレアルやAEKアテネといったクラブが関心を示していますが、現在最も強い動きを見せているのはイタリアのボローニャです。ボローニャには若きイタリア系ドイツ人指揮官であるドメニコ・テデスコ監督が就任しており、彼の志向する攻撃的なサッカースタイルにウナヒの特性が完璧にフィットすると見られています。現時点では獲得可能性に関する打診の段階ではあるものの、イタリアへの移籍が有力な選択肢として浮上しています。 (via ElDesmarque / La Gazzetta dello Sport)

W杯で奮闘する元ジローナの選手たち

現在アメリカ等で開催されているW杯の舞台において、ジローナにゆかりのある元所属選手たちもそれぞれの国を背負って戦っています。

準々決勝のスペイン対ベルギー戦に出場したベルギー代表のアクセル・ヴィツェルは、アトレティコ・マドリードやジローナでプレーした経歴を持つベテランです。スペインの猛攻にさらされる苦しい時間帯にレアンドロ・トロサールに代わって投入され、自陣の守備を固める重要な役割を担いました。

また、同じくこの試合でプレーしたスペイン代表のアレックス・バエナも元ジローナの選手です。ニコ・ウィリアムズが負傷により万全ではない状況のなか、左サイドの攻撃を牽引する主軸としてしっかりと定着し、チームの勝利に貢献しています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque / Esport3)

【本日の総括】

昨季の降格を経て、W杯で輝きを放ったウナヒの移籍市場での人気が高まっており、ボローニャなどのトップクラブへの引き抜きが確実視されています。また、大舞台で躍動するヴィツェルやバエナら元所属選手たちの姿も、クラブが関わった選手たちの確かな実力を物語っています。