新オーナー陣とモンチSDの就任
アラン・ペイスと投資ファンドのVelocity Sports Partnersが主導する新オーナー陣がエスパニョールに就任しました。この新しい経営陣に対して、エスパニョールファンは大きな期待を寄せています。さらに、新プロジェクトの目玉として、スポーツディレクターにラモン・ロドリゲス・ベルデホことモンチを迎えることが決定しました。新体制のもとで、クラブの新たな基盤作りが本格的に始動しています。 (via AS)
マノロ・ゴンサレス監督の続投と5選手の退団
モンチがスポーツディレクターに就任して最初の移籍市場が動き出しました。クラブは来シーズンの監督としてマノロ・ゴンサレスの続投を確認した後、金曜日に一気に5人の選手の退団を発表しました。来季に向けたチームの再編がここからスタートします。 (via ElDesmarque)
キャプテンのフェルナンド・カレロが退団
契約満了に伴い、キャプテンの一人であるフェルナンド・カレロの退団が発表されました。バジャドリード出身のカレロは、2019-2020シーズンに加入して以来、7シーズンにわたってエスパニョールのユニフォームを身にまとい、公式戦181試合に出場しました。彼の在籍期間には、初年度のヨーロッパリーグ出場から、2度の2部降格と昇格、そして直近2年間の土壇場での1部残留まで、あらゆる出来事がありました。また、センターバックでありながら攻撃面でも5ゴールを記録し貢献しました。
クラブは公式に『エスパニョールの選手としての7シーズンにおいて、フェルナンド・カレロは常にそのプロ意識を示し、初日から新しいクラブに適応しました。RCDエスパニョールは、初日からの彼のコミットメント、献身、そして努力に公に感謝し、彼がこれから歩む新たなプロフェッショナルとしてのステージでの幸運を祈っています』と最大限の感謝の意を表しています。 (via ElDesmarque)
レンタル組とピッケルの去就
カレロに加え、シャルル・ピッケルも契約満了で退団します。ピッケルは現在のチーム内で唯一のワールドカップ出場選手でしたが、クラブは1年間の契約延長オプションを行使しない決断を下しました。
また、レンタル移籍で加入していた3選手も退団します。シリル・エンゴンゲは冬の移籍市場で加入したものの実力を発揮できずナポリへ復帰します。カルロス・ロメロはラ・リーガで最高の左サイドバックの一人としてエスパニョールで2シーズンを過ごしましたが、来季チャンピオンズリーグに出場するビジャレアルへ重要な枠を求めて復帰します。同じくビジャレアルからレンタルされていたラモン・テラッツも一旦は退団となりますが、彼に関しては完全移籍という形でクラブへの残留を再交渉する可能性がまだ残されています。 (via ElDesmarque)
苦難の後半戦と11位での1部残留
今シーズンのエスパニョールは、非常に苦しい後半戦を強いられました。19試合中8試合が平日開催という過酷な日程の中、後半戦は18試合未勝利という状況に陥り、獲得した勝ち点はわずか13にとどまりました。最小限の投資と悲惨な後半戦により残留争いは複雑化しましたが、最終的にはなんとか11位でフィニッシュし、1部残留を果たしています。 (via AS)
RCDEスタジアムが観客動員数の新記録を樹立
チームは苦戦したものの、RCDEスタジアムの観客動員数は2009年の開場以来の最高記録を打ち立てました。今シーズンの1試合平均観客数は28,646人に達し、これまでの最高記録だった2009-2010シーズンの27,861人を約1,000人上回りました。昨シーズン(2024-2025)の25,640人と比較しても、1試合あたり3,000人以上の増加となります。
この動員増の背景には、当初のオーナー変更への期待感と、素晴らしい成績を収めた前半戦の影響があります。夏のバカンス期間中にもかかわらず、8月17日のアトレティコ・マドリード戦で29,612人、8月31日のオサスナ戦で29,780人を動員しました。そして最多記録となったのは1月3日に行われたバルセロナとのダービーマッチで、36,283人のファンが詰めかけました。これは2011年以来の最高数字であり、スタジアム史上5番目となる大記録です。なお、リーガ全体で見ると観客動員数では9番目のスタジアムでしたが、収容率では75.8%で17番目でした。 (via AS)
スタジアム運営の強化とコンサートの開催
新シーズンに向けたチケットキャンペーンの開始を控え、クラブは今週、スポーツマネジメントプラットフォームのTenniumと1シーズンの契約を締結しました。この提携により、チケット販売、ホスピタリティ、カスタマーサービス、VIPオファーを変革し、観客動員と収益のさらなる向上を目指しています。
また、RCDEスタジアムはサッカー以外のイベント開催にも力を入れており、6月27日にはアレハンドロ・サンス、7月11日にはロメオ・サントスとプリンス・ロイスのコンサートが予定されています。なお、スタジアムのネーミングライツ(命名権)の売却については、1〜2年先の長期的な課題として引き続き取り組まれる予定です。 (via AS)
【本日の総括】
新オーナー陣とモンチSDの就任により新体制が始動し、マノロ・ゴンサレス監督の続投とともにカレロら5選手の退団が発表されるなど、来季に向けたチームの再編が本格化しています。苦しい後半戦を乗り越えて1部残留を果たした今季、スタジアムの観客動員数は新記録を樹立しており、新たな運営パートナーとともにさらなる飛躍を目指します。