闘病中のエベレスト登頂

カナダ人登山家のショーナ・バークが、ステージ4の乳がんと闘いながらエベレスト登頂を果たすという奇跡的な偉業を成し遂げた。彼女は2005年にカナダ人女性として2人目のエベレスト登頂を果たし、現在はイギリスの大学でがん患者の治療準備や運動・食事療法を専門とする研究者として働いている。2024年にステージ2の乳がんと診断されたが、その後肝臓への転移が見つかり、不治とされるステージ4の宣告を受けた。しかし彼女はスポーツを諦めず、自身の研究を実践して化学療法の効果を高めるために運動を続けた。2025年にはエベレスト・マラソンを完走し、そして今春、『Dying to Climb(登るために死ぬ)』というプロジェクトを掲げて再びエベレストの山頂を目指した。キャンプ3から頂上へ向かう前、彼女は『ステージ4のがんと共存しながら、この高度と過酷な環境と戦うのは、私の人生で最も難しいこと』と語っていた。映画の撮影クルーが同行し、極限環境下でのがんの反応を調べる医学的テストも兼ねたこの挑戦は見事に成功し、彼女は逆境に立ち向かう人間の強さを世界に証明した。(via MARCA)

家賃高騰と若き父親の訴え

スペインの若者たちが直面している住宅危機と社会的な偏見について、二人の若者がテレビやSNSでリアルな声を上げている。大学で研究員として働くホセ・ルイス(28歳)は、テレビ番組で『月給は約1400ユーロだが、マドリードの庶民的な地域にある60平米以下の1ベッドルームの家賃に930ユーロを払っている。見知らぬ人とルームシェアはできないし、これが今の若者の現実だ。これは自然現象ではなく、明確な責任者がいる問題だ』と、収入の約70%が家賃に消える現状を痛烈に批判した。一方、22歳で二人の子供の父親となったポル・フィゴルスは、SNSで若くして親になることへの社会の偏見について語っている。『20歳で毎週末ボロボロになるまで飲み歩くことを「自由」として正当化するべきじゃない。若者が二人の子供を持つことが問題なんじゃない。家族のために早起きし、働き、子供を育て、結婚したいと思うことのほうが、毎週末麻酔をかけられたように目的もなく生きるよりも奇妙だと思われる今の世の中のほうが問題だ』と苦言を呈した。さらに『子供を持つことで人生が台無しになったわけじゃない。自分自身で人生を台無しにするのをやめるきっかけになったんだ』と、親としての責任と喜びを語っている。(via Mundo Deportivo)

100歳の画家の長寿の秘訣

100歳を迎えた画家ジョアン・バエジョ氏が、メディアの取材に対して自身の健康と長寿の秘訣を明かし、その内容が話題となっている。実年齢よりもずっと若々しく見え、頭脳も明晰な彼は、毎朝のルーティンについて『毎日朝7時に起きる。最初にすることは天気の確認で、何かを食べる前に必ずコップ一杯の水を飲むんだ』と語った。この習慣は専門家も推奨するもので、体を目覚めさせ消化器官を活性化させる効果がある。しかし、続く朝食のメニューは栄養士を驚かせるものだった。『カフェオレと、クロワッサンかエンサイマーダ、あるいは小さなケーキを食べる。ただし、常に適量だよ』と、甘いものを欠かさないことを明かした。健康の最大の秘訣については『これまで一度も酒を飲んだことも、タバコを吸ったこともない。ずっと同じ生活を続けてきた。だからこそ、100歳を超えてもこうして幸せに生きていられるんだ』と笑顔で語った。彼の生活スタイルは、必ずしもすべての人に当てはまるわけではないが、規則正しさと適度な楽しみが長寿の鍵であることを示している。(via Mundo Deportivo)

アンヘルス・バルセロの番組降板

スペインのラジオ局カデナSERで、2019年から長寿朝番組『Hoy por hoy』の司会を務めてきたアンヘルス・バルセロが、今シーズン限りで番組を降板することを局の上層部に伝えた。契約の更新を行わず、来シーズン(26-27シーズン)の開始となる8月31日からは、新たな司会者が番組を引き継ぐことになる。彼女は『リスナー、チーム、そしてコラボレーターたちの忠誠心と信頼に無限の感謝を捧げます』とコメント。局のディレクターであるジャウメ・セラも『彼女が21年間にわたりSERに貢献してくれたことに深く感謝している。リスナーも我々も彼女から多くを学んだ』と労いの言葉を送った。PRISA MediaのCEOであるピラール・ヒルは、来シーズンから新たな視聴者層にリーチするための大きな変革プロジェクトを進行中であることを明かしている。(via Mundo Deportivo)

バレンシアのファン運動

バレンシアCFは、メスタージャでの最終戦を前に、選手たちの退団を引き留めようとするファンたちの動きが注目を集めている。クラブは契約満了や期限付き移籍の終了により、最大9人の選手(アギレサバラ、ディミトリエフスキ、ティエリ・レンダルなど)がチームを去る可能性に直面している。メリトンの経営方針により、主力選手が次々と売却されていく状況に不満を持つファンたちは、メスタージャでの最終戦を選手の残留をアピールする場として利用しようとしている。過去にも、ファンが熱烈な残留コールを送ったエンツォ・バレネチェアの例がある。彼はファンの愛情に心を打たれて残留を希望したものの、クラブの財政状況とベンフィカからのオファーにより最終的に退団を余儀なくされた。ファンたちは今回も、ディミトリエフスキやウナイ・ヌニェス、ラマザニといった「ホットポテト」と呼ばれる去就が不透明な選手たちに対し、クラブが引き留めの努力をするようプレッシャーをかけるつもりだ。(via SPORT)