セビージャのパトリック・メルカド獲得断念騒動
セビージャFCが、インデペンディエンテ・デル・バジェのMFパトリック・メルカドの獲得を断念したという報道に対し、選手側の陣営が猛反発している。メルカドは右膝の前十字靭帯と内側半月板の断裂という重傷を負っており、セビージャの元スポーツディレクターであるアントニオ・コルドンは退任前に『6月のメディカルチェックの結果次第で最終的な判断を下す』と公言していた。しかし、最近になってセビージャが契約を破棄する意向を伝えたという情報が漏れ伝わった。これに対し、これまで沈黙を守っていたメルカドの周囲は『セビージャからは獲得を見送るという通知は一切受けていない』と主張。さらに『パトリックとセビージャの会長が署名した労働契約書が存在する』と明かし、その契約書はポルトガルでコルドンとホセ・マリア・デル・ニド・カラスコ会長によって署名されたものであり、メディカルチェックに依存するという条項は含まれていないと反論している。選手側は、この署名済みの契約が履行されない場合、セビージャに対して強力な法的措置を取る構えを見せており、退任したコルドンが残した置き土産がクラブに新たな波乱をもたらしている。(via Estadio Deportivo)
ベティスGKアドリアンの引退
レアル・ベティスのGKアドリアン・サン・ミゲルが、今シーズン限りでの現役引退を発表した。彼はSNSを通じてベティスファンに向けた感動的な手紙を公開し、自身のキャリアを振り返った。『ス・エミネンシアの青果店で働く両親に育てられ、土のグラウンドで泥だらけになっていた少年が、想像もできなかったような偉業を成し遂げることができた。ベティスではロッキーのように走り、ドン・マヌエルと交渉し、シュートを防ぎ、ミスもした。キャプテンも務め、怪我をした仲間を支え、未来を担うカンテラーノたちと語り合った。リバプールのロッカールームでは、勝利を祝うために「Freed From Desire」という最高の曲を流した』と数々の思い出を綴った。『これが僕の最後の試合になる。自分が属する場所で引退する。ヨーロッパでの初の決勝戦、21年ぶりのチャンピオンズリーグ出場…美しいことを成し遂げられたと思う。これからもベティスが成長し続けるために、僕がいつも動画で言っているように「止まるな、止まるな!(Seguimos, seguimos!)」と叫び続けてほしい。君たちは世界一のファンであり、僕の家族だ』と感謝の言葉で締めくくった。(via ElDesmarque)
パブロ・フォルナルスの涙
レアル・ベティスのMFパブロ・フォルナルスが、知的障害を持つ選手たちで構成される「LaLiga GENUINE Moeve」のベティスチームの練習に参加し、彼らとの交流が自身のキャリアを救ってくれたと明かした。ウェストハムからベティスに加入した際、フォルナルスは精神的にどん底の状態にあったという。『自分自身を見失い、悪い経験を引きずっていた。心理学者の勧めで彼らと午後を過ごすことになったんだ。彼らは僕が夢を与えるために来たと思っているけれど、実際に僕を助けてくれたのは彼らの方だった。僕の救いになった』と告白した。練習場には笑顔と喜びが溢れており、GENUINEチームの選手アレハンドロから感謝の手紙を受け取ったフォルナルスは、お返しに手紙を書き『君たちの言葉が、僕が子供たちをどう育てたいかという道を示してくれた。僕自身が迷っていた時、君たちは僕の光だった』と読み上げた。これを聞いたアレハンドロは感極まり『パブロはなんて偉大なんだ!』と叫んだ。また、マルク・バルトラとともに守備のコツやダービーのプレッシャーについて質問を受けた際、フォルナルスは胸に手を当てて『緊張を感じなくなったら、僕にとってプロサッカーは終わりだ』と語りかけた。(via ElDesmarque)
ジョアン・フェリックスのMVP
サウジアラビアのプロリーグでアル・ナスルを優勝に導いたポルトガル代表のジョアン・フェリックスが、今シーズンのリーグ最優秀選手(MVP)に選出された。昨夏にチェルシーからアル・ナスルへ移籍した彼は、ジョルジェ・ジェズス監督の下で本来の輝きを取り戻し、リーグ戦で20ゴール14アシストを記録。同じチームで28ゴール2アシストを挙げたクリスティアーノ・ロナウドを抑えての堂々の受賞となった。1億2000万ユーロという移籍金の重圧に苦しみ、ヨーロッパのトップレベルから退いたと批判されていた彼だが、サウジアラビアの地でカリム・ベンゼマやサディオ・マネといったスター選手たちを凌ぐ活躍を見せた。アル・ナスルの公式SNSは『今シーズンのスター。議論の余地なし』と彼を称賛している。この活躍が評価され、フェリックスはロベルト・マルティネス監督が率いるポルトガル代表のW杯メンバー27人にもしっかりと名を連ねている。(via MARCA)
クリスティアーノの号泣とライアンエアーのイジり
アル・ナスルのクリスティアーノ・ロナウドが、サウジアラビア移籍後初となるリーグ優勝を果たし、ピッチ上で感極まって号泣した。試合前、彼はロッカールームでチームメイトに向けて熱烈なスピーチを行い、チームを鼓舞。その言葉に奮起したチームはダマクに3-1で勝利し、ロナウド自身も2ゴールを挙げてキャリア通算37個目のタイトルを獲得した。しかし、試合後のSNS投稿が思わぬ騒動を引き起こした。ロナウドは自身のSNSに、トロフィーを背景に自分がゴールを祝う姿だけをコラージュした画像をアップしたのだが、これに格安航空会社のRyanair(ライアンエアー)の公式アカウントが反応し、『チームメイトはいないの?』という皮肉たっぷりのコメントを投げかけた。この痛烈なツッコミは瞬く間にネット上で拡散され、3時間で5000リツイート、5万「いいね」を記録する大バズりとなった。自身の歴史的な優勝の瞬間が、航空会社のジョークに話題を奪われる形となってしまったロナウドは、その後慌ててチームメイトと一緒に写っている写真を投稿し、事態の収拾を図っている。(via MARCA)