レジェンドの新たな挑戦!元ベティス主将グアルダードがメキシコ代表アシスタントコーチに就任
かつてベティスの主将としてチームを支えたアンドレス・グアルダードが、指導者としてのキャリアで大きな一歩を踏み出しました。昨夏に現役を引退したグアルダードですが、ベティスでの指導者修行を経て、メキシコ代表のアシスタントコーチに就任することが正式発表されました。
彼はベティスに6シーズン半にわたって在籍し、緑白のユニフォームを着て218試合に出場した、クラブの偉大なレジェンドの一人です。メキシコに戻ってクラブ・レオンで引退する前、ベティスを急きょ退団した背景には、マヌエル・ペジェグリーニ監督との衝突がありました。グアルダード自身、この確執について『自分の心の中にあるクソみたいな感情をすべて吐き出した』と語り、当時激しい言い合いがあったことを明かしています。また、宿敵セビージャのSDであるモンチに対しても、かつてのダービーマッチで起きた棒投げ込み事件に関して今でも挑発的な態度を見せるなど、ピッチ外でもその熱い魂は健在です。
引退後、彼はセビリアに居を構えながらベティスのユースA(フベニールA)で指導者ライセンスの実習を行い、アシスタントとしてUEFAユースリーグを経験。さらにはリザーブチームであるベティス・デポルティーボでも経験を積みました。今回、W杯2026での躍進後に就任したラファ・マルケス新監督の要請を受け、母国の代表スタッフに加わることになりました。メキシコ代表のレジェンドであり、W杯5大会に出場して182キャップを誇る彼が、かつてのチームメイトであるマルケスとタッグを組んで2030年W杯を目指します。
なお、このメキシコ代表スタッフには、他にもベティスやペジェグリーニ監督に縁のある人物が揃っています。元バルセロナのフアン・マヌエル・リージョがアシスタントコーチとして加わり、かつてマラガやレアル・マドリードでペジェグリーニ監督のスタッフを務めていたシャビエル・マンシシドールがGKコーチに就任しています。(via Estadio Deportivo)
移籍市場最終盤のジレンマ!セバジョスとアムラバト獲得のためにデオッサの売却を模索
移籍市場の締め切りまで残り4日間となり、ベティスの補強戦略は緊迫したパズルを解くような局面を迎えています。
クラブはすでに左サイドバックのフラン・ガルシア、ボランチのファクンド・ベルナル、フォワードのトロイ・パロット、そしてパウ・ロペス退団に伴う第2GKのディエゴ・コンデといった優先的な補強を完了させています。しかし、さらなる補強としてソフィアン・アムラバトの獲得や、ダニ・セバジョスの復帰を画策していますが、チームは現在「中盤の過密化(オーバーブッキング)」という課題に直面しています。
現在、中盤の3つのポジション(ダブルボランチとトップ下)に対して、ファクンド・ベルナル、マルク・ロカ、ネルソン・デオッサ、アルバロ・フィダルゴ、パブロ・フォルナルス、イスコ、ジョバニ・ロ・チェルソという、実力者7人がひしめき合っています。関係者はこの現状を『ひとつの小屋に雄鶏が多すぎる』と表現し、これ以上のMFを追加することは不可能であると指摘しています。そのため、アムラバトやセバジョスの獲得を実現するには、火曜日の夜までに中盤の誰かを放出しなければなりません。
そこでクラブが売却を検討し始めたのが、今夏に複数のオファーが届いているコロンビア人MFネルソン・デオッサです。先日、残留を宣言したばかりのデオッサですが、中盤の余剰人員を整理し、最大の狙いである新戦力を迎えるための鍵として、彼の売却が一転して現実味を帯びています。
その他にも、ゴンサロ・プチの完全移籍やレンタル、レバンテ戦後に決断を下す予定のイケル・ロサダのレンタル移籍、そしてオリンピアコスから900万ユーロの好条件オファーが届いているパブロ・ガルシアの放出交渉を同時に進めることで、サラリーキャップに余裕を持たせ、移籍市場最終日の大逆転補強を狙っています。(via MARCA)
レバンテ戦直前プレビュー!3連勝と首位維持を狙うベティス、新戦力パロットの台頭
ベティスは土曜日にアウェイのシウタ・デ・バレンシアでレバンテとの第3節に臨みます。4日前のバレンシア戦で勝利し、現在勝ち点6でバルセロナやレアル・マドリード、セビージャと首位に並ぶ絶好のスタートを切っており、この試合に勝てば8月を3戦全勝で終えることができます。
対戦相手であるレバンテのポルトガル人指揮官ルイス・カストロは、ベティスを『個人としても集団としても、ラ・リーガで最高のチームの一つだ』と大絶賛。さらに『試合を完全に支配しているように見えている瞬間でも、一瞬の隙を突いて相手を痛めつける恐ろしい能力がある』とベティスの決定力に警戒を強めています。
ベティスのメンバー陣にはいくつかの大きな動きがあります。膝の痛みを抱えていたアブデ・エザルズリがメンバーに復帰しましたが、その出場時間は慎重に管理される予定です。一方で、ジョバニ・ロ・チェルソについて、ペジェグリーニ監督は『15日以内に実戦復帰するのは非常に難しい』と述べ、完全復活にはまだ時間が必要であることを明かしました。さらに、個人的な理由で欠場するジュニオル・フィルポをはじめ、アイトール・ルイバルやディエゴ・コンデ、ゴンサロ・プチ、モランテらが招集外となっています。
また、これまで出場機会がなかったアルバロ・フィダルゴについて、ペジェグリーニ監督は『膝の痛みが彼を激しく苦しめていたことが、これまで使えなかった最大の理由だ』と説明しました。
スタメンに関しては、好調なアルバロ・バジェスが引き続きゴールを守り、DF陣にはベジェリンやバルトラ、フラン・ガルシアが先発復帰する可能性があります。中盤ではマルク・ロカが先発に戻る見込みで、前線ではバレンシア戦で抜群の動きを見せたアイルランド人FWトロイ・パロットが、クチョ・エルナンデスを押し退けてスタメンに名を連ねる可能性が高まっています。パロットについて、ペジェグリーニ監督は『彼のフィジカルの強さ、背後への素晴らしい飛び出し、そして前線への推進力は、今シーズンのタフな戦いにおいて間違いなく大きな武器になる』と太鼓判を押しています。
CLでアーセナルやバイエルン・ミュンヘンといった強豪との対戦が決まり、チームの士気は高まっていますが、指揮官はあくまでリーグ戦に集中する構えです。なお、酷暑の17時キックオフというスケジュールに対し、ペジェグリーニ監督は『このような猛暑の中でのプレーは、選手の過度な消耗を招き、試合の質を著しく落とすことになる』と、再び連盟の決定に強い不満を表明しています。(via SPORT)
【本日の総括】
首位キープがかかるレバンテ戦を前に、チームはピッチ内外で激しく揺れ動いています。レジェンドであるグアルダードの旅立ちや、中盤の過密を解消するための移籍交渉など、最終盤のドラマから目が離せません。
