マルセイユの超新星獲得へアプローチ:U-19フランス代表の18歳FWアントワン・ヴァレロを本格的に狙う
ベティスのスポーツ部門は、将来的なスポーツ面および財政面での利益を見据え、海外の若き才能の発掘に多くの時間とリソースを割いています。その最新の動きとして、オリンピック・マルセイユに所属する18歳のフランスU-19代表センターフォワード、アントワン・ヴァレロの獲得に向けて本格的な関心を示しています。
ヴァレロは昨季、マルセイユのU-19チーム、ユースリーグ、そして5部に属するBチーム(セカンドチーム)の合計で32試合に出場し、23ゴールを挙げるという驚異的な得点力を発揮しました。さらにBチームではすでに昨季中に4ゴールをマークし、フランスU-19代表でも3試合に出場して2ゴールを記録するなど、その才能はフランス国内のみならず国外でも広く注目されています。特に国際舞台であるユースリーグでは、4試合で2ゴール2アシストを記録。そのうちの1アシストはレアル・マドリード戦で決めたものであり、大きなインパクトを残しました。
現在、ヴァレロはマルセイユと2028年6月までの育成契約を結んでいますが、プロ契約にはまだ至っていません。ベティスはこの契約状況の隙を突き、彼にカンテラ(下部組織)での明確な成長プロジェクトを提示して引き抜くチャンスを窺っています。この若き逸材にはベティスのほか、ランスやトロワといったフランス国内クラブも獲得に乗り出しています。流出を恐れるマルセイユはプロ契約を含む更新オファーを提示して引き留めを図っており、ヴァレロは地元に残るか、スペインでの挑戦を選ぶかの決断を迫られています。
(via Estadio Deportivo)
パブロ・ガルシアのハル・シティ移籍交渉が水曜日に再開:バレンシア戦の劇的決勝ボレー弾を受けてハル側が条件改善オファーを準備
去就に注目が集まるパブロ・ガルシアのハル・シティへの移籍交渉が、今週水曜日に再開されます。先週の段階では合意に近づいていたものの交渉が一度冷え込み、選手本人がファンにお別れを告げるような場面もありました。しかし、バレンシア戦での劇的な決勝ボレー弾がハル・シティの熱意を再び燃え上がらせ、獲得への動きが一気に本格化しました。
ハル・シティは以前、保有権50%に対して500万ユーロ(約8億円強)を支払うという最初の正式オファーを提示しましたが、ベティス側によって拒否されています。ベティス側はクラブが誇るカンテラの至宝を安売りするつもりはなく、移籍金として少なくとも800万ユーロ以上と、将来の売却時に多額の取り分を得られる有利な転売条項(パーセンテージ)を要求しています。
一方で、選手自身は給与が何倍にも跳ね上がるイングランドでの挑戦を強く熱望しています。ハル・シティは、前回の内容を大幅に改善した最新のオファーを準備してベティスとの再交渉に臨む構えであり、移籍市場の閉幕が迫る中で両クラブの妥協点が見出されるかどうかが焦点となっています。
(via Mundo Deportivo)
至宝が明かす劇的弾の全貌:パブロ・ガルシアが振り返るラ・リーガ初ゴールの舞台裏とファンへの感謝
最下部組織であるプレベニハミンからトップチームに至るまで、クラブのすべてのカテゴリーでゴールを記録した史上初の選手となったパブロ・ガルシア。ハル・シティへの移籍が目前に迫る中、バレンシア戦での決勝ゴールがベティスでの最後のゴールになる可能性もある中で、本人が値千金のゴールシーンを詳細に語りました。
パブロは自身のプレーをこう振り返っています。
『すべては僕がペナルティエリア内でヘディングしたプレーから始まりました。後ろから誰か相手ディフェンダーが来ているのではないかと少しビクビクしながら、なんとかボールをフリックしたのです。そこからトロイ・パロットが本当に素晴らしい身体の使い方でディフェンスをブロックし、完璧なタメを作って落としてくれたことで一気にカウンターがスタートしました。僕は相手を引きつけてスペースを最大限に広げられるようにドリブルで運び、最後はフラン・ガルシアへ展開しました。フランは誰もが知る完璧な精度でクロスを供給してくれて、僕は左足で素晴らしいシュートをニアサイドに流し込むことができたのです』
また、タフな展開となった試合についても冷静に分析しています。
『チームは高いモチベーションと大きな期待を持ってこの試合に臨みましたが、技術的にも戦術的にも自分たちの最高の試合ではなかったと思います。相手も非常に手強かった。しかし、最高のパフォーマンスを発揮できていない日でも、最終的に勝ち点3をもぎ取ることができる。それこそが、レアル・ベティスのような偉大なクラブが持つべき強みだと思います』
自身の将来については『今は現在のことだけを考えて、この勝利を楽しむことしか考えていません』と言葉を濁したものの、ゴール直後に思い浮かべた人々について聞かれると、胸に秘めた熱い感謝を明かしました。
『本当に美しい瞬間でした。2013年か2014年に入団して以来、ずっと僕と一緒に歩んでくれたすべての人たちを思い出しました。そして、何があっても僕を信じることを絶対にやめなかった人たちのことです。本当に幸せですし、このゴールは彼ら、そして今日この勝利を見届けてくれたすべてのベティスファンに捧げます』
(via Mundo Deportivo)
サラゴサがボルハ・アロンソ獲得を最優先事項に設定:新加入選手の電撃退団により交渉が急ピッチで最優先へと格上げ
若きタレントであるボルハ・アロンソの去就を巡り、レアル・サラゴサとの交渉に急展開が訪れています。サラゴサ側が抱えた不測の事態により、アロンソ獲得への動きが一気に加速しています。
サラゴサは、今夏獲得したばかりのアタッカーであるエミル・ハンソンが、個人的な深刻な事情により急遽契約を解除。精神的なケアや家族との時間を優先するために一時的にフットボール活動を休止することとなり、チームを離脱しました。この予期せぬ穴埋めに迫られたサラゴサは、以前からリストアップしていたものの補強の最優先ではなかったボルハ・アロンソの獲得交渉を一気に最優先事項へと引き上げました。
現在、両クラブは移籍の契約形式を巡って最終的な調整を行っています。サラゴサ側は完全移籍での買い取りオプションを含む取引を希望していますが、ベティス側は選手の将来性を見据えてシンプルなレンタル移籍での放出を主張しています。しかし、一刻も早く攻撃陣を補強したいサラゴサ側は、ベティス側のレンタル提示を受け入れる譲歩の姿勢も見せており、合意に向けた大きな前進が期待されています。
(via ElDesmarque)
CLリーグフェーズ抽選会の詳細決定:ポッド2に位置するベティスが挑む新フォーマットの全貌
ヨーロッパ最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグ(CL)の開幕を前に、注目のリーグフェーズ組み合わせ抽選会の詳細スケジュールが確定しました。運命の抽選会は、8月27日木曜日の18:00(現地時間)より、モナコのグリマルディ・フォーラムで華やかに開催されます。
今大会から本格的な運用3年目を迎える新フォーマットでは、これまでのグループステージが廃止され、36チームが1つの巨大なリーグテーブルを形成して順位を競います。各チームは4つのポットからそれぞれ2チームずつ、ホームで4試合、アウェイで4試合の合計8試合を行い、同国のチームとは原則として対戦しません。
スペインからはベティスのほか、レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、ビジャレアルの合計5チームが参戦します。ポット分けでは、マドリードの3強が最高評価のポット1に配置され、ビジャレアルがポット3に位置する中、ベティスはボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドらヨーロッパの強豪がひしめくポット2に配置されました。
リーグフェーズは9月8日から10日の間にキックオフされ、全チームがしのぎを削ります。また、今シーズンの決勝戦は2027年6月5日、アトレティコの本拠地であるリヤド・エア・メトロポリターノで開催されることが決まっており、スペイン勢にとってはモチベーションの高まる大会設計となっています。
(via Estadio Deportivo)
ペジェグリーニ監督のラ・リーガ100勝を支えた「メスタジャ」の抜群の相性:歴史的勝利の軌跡とシーズンごとの勝利数詳細
バレンシア戦での見事な勝利によって、指揮官マヌエル・ペジェグリーニはベティスにおけるリーグ戦(ラ・リーガ)通算100勝という偉大な金字塔を打ち立てました。
すでに2025年4月の段階で、公式戦通算117勝目を挙げてロレンソ・セラ・フェレール氏の記録(116勝)を上回り、クラブ史上最多勝監督となっていましたが、今回の100勝は「ラ・リーガのみ」に限定した大記録。2020年7月の就任以降、リーグ戦230試合目でのスピード達成となりました。ペジェグリーニが指揮を執った各シーズンのリーグ戦勝利数は、2020/21が17勝、2021/22が19勝、2022/23が17勝、2023/24が14勝、2024/25が16勝、2025/26が15勝。これに今季の開幕ソシエダ戦での勝利(99勝目)、そしてバレンシア戦での1勝が加わり、100の大台に乗りました。
記念すべき記録の舞台となったバレンシアの本拠地メスタジャは、ペジェグリーニ率いるベティスにとって極めて相性が良いスタジアムです。2020年10月にカナーレスとテージョのゴールで0-2の勝利を飾って以来、2022年5月にはコパ・デル・レイ戴冠の興奮冷めやらぬ中で0-3(ウィリアン・ジョゼ、カナーレス、ボルハ・イグレシアス)、2024年4月にはアジョセのダブルで1-2と勝利を重ねてきました。今回のパブロ・ガルシアのボレーによる0-1の勝利は、指揮官の百戦錬磨のキャリアに相応しい輝かしい歴史の1ページとなりました。
2020年、15位という失意の順位に低迷していたチームを引き継ぎ、今や当たり前のようにヨーロッパのコンペティション、そして今季はチャンピオンズリーグの常連へと引き上げた「エンジニア」の卓越したチーム作りの結晶が、この100勝という数字に証明されています。
(via SPORT)
【本日の総括】
マルセイユの超新星ヴァレロへの関心やサラゴサによるボルハ・アロンソ獲得交渉の緊急加速など、移籍市場最終盤におけるベティスの動きは非常に活発です。ピッチ上ではパブロ・ガルシアの劇的初ゴールの余韻が残る中、彼自身のハル・シティ移籍交渉も水曜日に重要な局面を迎えます。そして明日には新フォーマットのチャンピオンズリーグ抽選会が控え、国内外でのベティスの戦いは新たな章へと向かっていきます。
