相手アトレティコがフォワード不在の緊急事態!主砲フリアン・アルバレスが体調不良で招集外に

土曜日にサンチェス・ピスフアンで行われる大一番を前に、対戦相手のアトレティコ・マドリードに激震が走っています。アトレティコが発表した遠征メンバーから、主砲のフリアン・アルバレスが外れました。アルバレスはバルセロナへの移籍を希望していたもののクラブ側に却下され、周囲の騒音に苛まれており、3日連続で体調不良を理由に練習を欠席しています。さらにアトレティコはアレクサンダー・セルロートも負傷で欠いており、今回のセビージャ遠征には本職のセンターフォワードが一人もいないという極めて異例の状況です。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、前線にルックマンやイ・ガンインを配置し、中盤にはマルコス・ジョレンテやアレックス・バエナを起用するなどの変則システムで急場をしのぐと予想されています。シメオネ監督は『セビージャは非常に強いスタートを切っており、本拠地のサポーターも熱いエネルギーを送ってくるだろう』と警戒感を強めています。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)

左サイドの崩壊とガルシア・プラサ監督の苦悩、オソら離脱で生じた穴を埋める急造プラン

今夏の市場閉幕間際の放出ラッシュにより、セビージャの左サイドは文字通り崩壊しています。ジョアキン・マルティネス・オソがストラスブールへ完全移籍し、アドリア・ペドロサがラージョへレンタル移籍したことで、左サイドの主力候補が一気に失われました。ガルシア・プラサ監督は記者会見で、怪我から復帰したアルフォンやチデラ・エジュケについて、退団したオソのように『攻撃への推進力と守備のサポートを両立できる選手はいない』と認め、最適な解決策が見つからない苦しい胸の内を明かしています。最もプレースタイルが似ている下部組織出身の10代、フリオ・ディアスを抜擢する案も浮上していますが、アトレティコ戦でのスタメン起用はまだ荷が重いと見ており、最終的にはエジュケを先発させてシステム全体を調整する形になりそうです。(via Estadio Deportivo / SPORT)

選手層の薄さに焦る指揮官、新アタッカー獲得までは2トップの封印を明言

開幕2連勝と順調なセビージャですが、その裏では過酷な台所事情が指揮官を追い詰めています。ガルシア・プラサ監督は会見で『後半に入るとベンチに交代カードが残っていない。これでは試合を進めるのが極めて難しい』と本音を吐露し、戦力不足をアピールしました。前節のビルバオ戦で途中出場から抜群の動きを見せたイサク・ロメロについて、監督はその適性を高く評価しているものの、『クラブに新たなフォワードが到着するまでは、最初から2トップを起用するプランは完全に排除する』と明言しました。これにより、新たなアタッカーが補強されるまでは1トップの形を堅持し、苦しいやりくりを続ける覚悟です。(via SPORT)

ブライアン・ヒル獲得計画を揺るがす恩師メンディリバル、ギリシャからの強烈な引き抜き要請

左サイドバックの緊急補強としてセビージャが再アプローチしているブライアン・ヒルですが、その獲得計画に大きな障害が立ち塞がりました。ジローナ側の当初の要求額は800万から1000万ユーロと高く、セビージャの財政では手が出ません。そのためセビージャは、降格に伴うジローナの混乱に乗じてレンタル移籍での獲得を画策していました。しかし、セビージャをかつて率いた恩師ホセ・ルイス・メンディリバル監督が指揮するオリンピアコスが、この争奪戦に本格参入してきました。メンディリバル監督は、セビージャ時代にブライアン・ヒルと共にヨーロッパリーグを制覇し、かつてエイバル時代にも彼を主力として育て上げた人物です。ギリシャでの報道によると、メンディリバル監督は彼の左サイドへの配置を強く求めており、セビージャにとってかつての指揮官が獲得の最大の壁となっています。(via Estadio Deportivo)

ルベン・バルガスの売却破談が招く最悪シナリオ、移籍金を巡る交渉停滞のドミノ

スイス代表ルベン・バルガスの売却をめぐる交渉は、クラブ間の金額差により一歩も進んでいません。選手本人はオリンピアコスへの移籍に『はい』と同意しているものの、1500万ユーロの移籍金を求めるセビージャに対し、オリンピアコスのオファーは1200万ユーロにとどまり、300万ユーロの差で保留状態となっています。このまま交渉が長引けば、オリンピアコスがバルガスを諦め、より安価な獲得候補であるブライアン・ヒルへターゲットを切り替える可能性が浮上しています。その場合、セビージャはバルガスを売却できず資金を回収できないばかりか、狙っていたブライアン・ヒルまで奪われるという、最悪の「共倒れ」に直面しかねません。バルガスにはトルコのトラブゾンスポルへの道が消えた後、イタリアのボローニャも関心を示しており、交渉の着地点が急がれます。(via Estadio Deportivo)

ボカで孤立する天才ゼバジョスに好機、ナポリの登録問題でセビージャが争奪戦に再参入

アルゼンチンの至宝エセキエル・ゼバジョス、愛称「チャンギート」の獲得を巡り、セビージャに逆転の風が吹いています。ゼバジョスはボカ・ジュニアーズとの契約延長を拒否したため、フアン・ロマン・リケルメ会長の怒りを買い、全体練習から排除されリーグ開幕6試合を欠場させられるという追放状態にあります。パルマが提示した500万ユーロのオファーもボカ側に却下され、選手自身はナポリへの移籍を熱望していました。しかし、ここへ来てナポリが選手登録制限の問題に直面し、ゼバジョス獲得交渉が完全にストップしました。これにより、かつてマティアス・アルメイダ監督が率いていた時代から彼を注視していたセビージャや、イタリアのボローニャ、パルマに再び獲得の扉が開かれ、激しい争奪戦が再燃しています。(via MARCA)

キケ・サラスの復帰と新加入コチョラシュヴィリ、本拠地でのデビューに高まる期待

アトレティコ戦を控えるセビージャにとって、ピッチ内では頼もしいニュースも届いています。開幕戦の退場処分により前節ビルバオ戦を出場停止で欠場していた主力センターバックのキケ・サラスが今回無事に招集メンバーに復帰しました。また、負傷から回復中のアルフォンも無事にメンバー入りを果たしています。さらに注目は、スポルティングから移籍加入したジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリです。前節はベンチ入りしたものの出場機会はありませんでしたが、今回の本拠地サンチェス・ピスフアンでのアトレティコ戦で、セビジスタの前でファン待望のデビューを果たす可能性が非常に高まっています。(via Mundo Deportivo)

敵陣アトレティコの若手オベド・バルガスの遠征外、その裏で進むセビージャへの電撃移籍交渉

アトレティコ・マドリードが発表した招集リストから、19歳の若手有望株オベド・バルガスの名が消えました。この除外の背景には、セビージャへの電撃移籍交渉が進められている事実があります。アトレティコが彼を放出リストに載せたのを受け、セビージャのスポーツディレクターであるホセ・イグナシオ・ナバロが急ピッチで獲得に動いています。ナバロSDは新戦力発表の会見で『市場が開いている間は、選手の加入も放出も常にあり得る』と述べており、まさに市場閉幕まであと4日という土壇場でのビッグネーム獲得に向け、水面下で熱い交渉を継続しています。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo / SPORT)

【本日の総括】

オソの突然の売却による左サイドの戦力ダウンや選手層の薄さに喘ぎながらも、開幕2連勝の勢いで強敵アトレティコをホームに迎えるセビージャ。相手がフリアン・アルバレスらの不在で前線に本職フォワードを欠くという最大のチャンスを活かし、ホームの熱狂的なファンの前でさらなる勝ち点3を掴み取れるか注目です。水面下で進むブライアン・ヒルやゼバジョス、オベド・バルガスらとの緊迫した移籍交渉の行方からも、市場閉幕まで目が離せません。