ゴンサロ・ペティットのカディス移籍が合意間近

現在ベティスでEU圏外枠(ナタン、アントニー、デオッサの3名)がすべて埋まっているため登録外となっている19歳のウルグアイ人新鋭フォワード、ゴンサロ・ペティットの去就が大きく動き出しました。

セグンダのカディスへのレンタル移籍交渉が急ピッチで進んでおり、月曜日にも合意が正式発表される見通しです。ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によると、すでに両クラブ間および選手との合意は完了しています。

ペティット本人は、スペイン在住2年を満たして来年夏以降にスペイン国籍(EUパスポート)の取得手続きを開始することを最優先に考えており、そのためにスペイン国内でのプレーを強く望んでいました。これにより、将来的にはベティスのEU圏外枠を圧迫しない選手になることができます。

一方でベティスにとっては、昨年夏にナシオナル・モンテビデオから450万ユーロ(保有権85%)+ボーナス250万ユーロで獲得した投資を回収し、さらに転売益を得るための「プランA」として、完全移籍での売却も並行して検討していました。実際に、デンマークのミッティランやフランスのオリンピック・リヨンが完全移籍での獲得に関心を示していました。しかし、両クラブとも選手を放出するための空きを作る必要があり、これらを待つ猶予がないベティスは、本人の希望も汲んだ「プランB」であるカディスへのレンタルに踏み切ることになりました。

なお、セグンダのレガネス(一時は最も有力視されていました)やスポルティング・ヒホン、バジャドリード、アルバセテ、コルドバ、テネリフェ、セウタなども彼に熱視線を送っていました。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

イケル・ロサダの決断期限が到来

ダニ・セバジョスの登録スペース(サラリーキャップ)を確保するため、クラブが最優先で進めているのが、イケル・ロサダとゴンサロ・ペティットの放出です。

ガリシア出身のイケル・ロサダは、レバンテ戦の終了後に複数あるオファーから次の所属先を決めることをクラブに約束していました。

現在、レバンテが獲得を狙っているほか、ラージョ・バジェカーノ、ヘタフェ、さらにセグンダの複数クラブや海外のクラブが彼の動向を注視しており、まもなくその決断が下される予定です。(via Estadio Deportivo)

ダニ・セバジョスの最新動向:ベルナベウで女優と観戦

今夏の移籍市場でベティスが最も望んでいるダニ・セバジョスの復帰に向け、事態は大きな山場を迎えています。

6月末にレアル・マドリードとの契約を解除してフリーとなっているセバジョスですが、ベティス復帰への合意はすでに「細部を残すのみ」となっています。

そんな中、セバジョスは日曜日にサンティアゴ・ベルナベウのボックス席に姿を現しました。レアル・マドリード対マラガの試合を、大人気女優のエステル・エスポシトと並んで観戦し、キリアン・エムバペのゴールに大喜びする姿がMovistar Plusのカメラにばっちり捉えられ、大きな注目を集めています。

セバジョスはフリーエージェントのため、9月1日の市場閉幕を過ぎてもベティスに加入することは可能ですが、ヨーロッパ・チャンピオンズリーグのリーグフェーズ登録期限が9月1日のため、ベティスとしては何としてもこの日までに彼の登録を完了させたい考えです。

ベティスは昨夏のアントニー獲得時のような大々的な発表を準備していますが、そのためにはまずロサダやペティットの放出を完了させ、ハル・シティやオリンピアコスが狙うパブロ・ガルシアへのオファーを精査し、残留を希望しているネルソン・デオッサの売却を急いでサラリーキャップを空ける必要があります。

また、バルセロナやマンチェスター・シティが真剣に関心を示しているナタンの巨額売却が実現すれば、守備陣の再補強が必要になるものの、セバジョスや新ピボーテの登録問題は一瞬で解決することになります。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

アムラバトのアヤックス移籍正式決定と裏交渉の暴露

ベティスがピボーテの最優先ターゲットとしてラブコールを送り続けていたソフィアン・アムラバトですが、オランダのアヤックスへの移籍が正式発表されました。2028年6月30日までの3年契約で、背番号は「4」に決まっています。

この移籍に際し、アムラバトがアヤックス公式メディアで語った言葉が、ベティス関係者に大きな衝撃を与えています。アムラバトは、なんとベティスに所属していた今年4月の時点で、裏でアヤックスのジョルディ・クライフと極秘に移籍交渉を行っていたことを暴露したのです。

アムラバトは昨季11月にイスコを負傷させたタックルの直後に自身も怪金し、アフリカネイションズカップ後に手術。4月頃にオランダでリハビリをしていた際、クライフから『まだこの携帯番号を使っているかい?』という連絡を受け、30分ほどの電話でアヤックス移籍のベースが出来上がったと明かしています。

アムラバトはこの移籍を実現させるため、トルコのフェネルバフチェとの契約に保障されていた残り2年分の年俸の大半を自ら放棄しています。

マヌエル・ペジェグリーニ監督は「ベティスのダイナミクスを理解しているアムラバトの獲得こそが最善」と公言し、本人にもベティスを待つよう直接説得を続けていましたが、アムラバトの心は春先にはすでにオランダへと傾いていたことが明らかになりました。(via Estadio Deportivo)

アムラバトを逃した中盤補強の代替案と宿敵セビージャの動き

最優先だったアムラバトの獲得を逃したベティスの補強計画ですが、スポーツディレクターのマヌ・ファハルドは焦りを見せていません。

イタリアメディアで噂が浮上していたACミランのフランス代表MFユスフ・フォファナ(27歳、モナコから2600万ユーロで加入、2028年まで契約)について、ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば「ベティスもユヴェントスも実際には一切の関心を示していない」とのことです。フォファナにはガラタサライやプレミアリーグの複数クラブが買い取りオプション付きのレンタルオファーを出しており、そちらへの移籍が確実視されています。

さらに驚きのニュースとして、ベティスが今夏の初めに関心を持っていたウェストハムの大型MFスングトゥ・マガッサ(22歳、身長190cm、昨夏モナコから1700万ユーロで移籍)に対し、なんと宿敵セビージャがレンタル獲得を狙って交渉を開始したことが判明しました。

マガッサにはボローニャ、ライプツィヒ、さらにはベティスがチャンピオンズリーグで対戦するリールなども興味を寄せており、争奪戦は激化しています。(via Estadio Deportivo)

ラ・リーガの突然の日程発表に不満爆発:ビジャレアル戦は月曜開催

ラ・リーガは日曜日の午後、間近に迫った第5節、第6節、第7節のキックオフ日程を突然発表しました。

これによると、ベティスは9月14日(月)21:00に敵地ラ・セラミカでビジャレアルと対戦することが決まりました。

しかし、この公式発表が試合開催の2週間前を切ったタイミングで行われたため、サポーターや取材陣、クラブの遠征手配の担当者は極めて短い時間で移動や宿泊のロジスティクスを組織しなければならず、リーグへの不満と怒りの声が相次いでいます。

さらに、子供たちの新学期が始まってすぐの月曜夜という、ファンが現地に訪れにくい時間帯に設定されたことも不興を買っています。ビジャレアルにとっては、その前週にチャンピオンズリーグ初戦のボルシア・ドルトムント戦を戦った後の過密日程の一部となります。(via SPORT)

【本日の総括】

移籍市場の閉幕まで残り2日あまりとなり、ベティスのフロントは狂乱の動きを見せています。若き大砲ペティットのカディス移籍合意によってEU圏外枠とサラリーキャップを空け、ベルナベウで女優と試合を観戦していたセバジョスの劇的な復帰登録に向けて全力を注いでいます。ピボーテ補強に関してはアムラバトの「4月からの裏切り交渉暴露」によって完全に計画が頓挫し、代替案の模索が急がれます。