フリアン・アルバレスの移籍騒動とクラブの強硬姿勢

🕷️フリアン・アルバレスを巡るFCバルセロナへの移籍騒動について、アトレティコ・マドリードは欧州市場に向けて一切の妥協を許さない強硬な姿勢を示しています。バルセロナのデコSDと選手の代理人であるフェルナンド・イダルゴらがバルセロナ市内のホテルで会談を行ったという報道が過熱していますが、アトレティコ側はバルセロナからのオファーの受け取りや交渉の存在自体を真っ向から否定しています。(via SPORT)

😡アトレティコは、アルバレスが非売品であると断言しており、この騒動は選手のエージェントがバルセロナの協力を得て仕掛けたものだと考えています。メトロポリターノからは『我々はうんざりしている』という声が上がっており、『何ヶ月にもわたるでっち上げのニュース、半分の真実、嘘、選手への執拗な攻撃、ミックスゾーンでのばかげた質問に長い間耐えてきた』と強い不快感を露わにしました。バルセロナのアプローチを『小規模チームのようなやり方』と非難しつつも、選手自身のピッチでの態度は常に素晴らしく、全力を尽くしているとして、騒動は選手外部の問題だと擁護しています。アルバレスは契約を2030年まで残しており、契約解除金は5億ユーロに設定されています。(via Mundo Deportivo)

🔵🔴一方で、バルセロナ側はアルバレスがバルセロナでのプレーを熱望しているという感触を得ており、メッシの影響や、より攻撃的なハンス・フリックのプロジェクトでタイトルを獲得したいと考えているとされています。アーセナルやPSGからの関心よりもバルセロナを優先していると見られています。また、両クラブ間の交渉において、アトレティコ側のマテウ・アレマニーとバルサ側のデコの間の関係が良くないことも、交渉を難航させる要因の一つとなっています。(via SPORT)

バルセロナからの具体的なオファー内容とデータ比較

💶アトレティコ・マドリードが契約解除金の満額である1億5000万ユーロ、かつトレード要員を含まない条件を要求しているのに対し、FCバルセロナはフェラン・トーレス+7000万ユーロという最初のオファーを準備し、近日中に提示する予定です。(via ElDesmarque)

📊両選手の今シーズンのデータを比較すると、どちらも公式戦49試合に出場していますが、プレー時間はディエゴ・パブロ・シメオネ監督の下で絶対的エースとして起用されたアルバレスが3549分であるのに対し、フェラン・トーレスは2692分に留まっています。しかし、得点数ではフェラン・トーレスが21ゴール、アルバレスが20ゴール(チャンピオンズリーグで10、リーグで8、国王杯で2。うちPKが5)と、プレー時間が短いフェラン・トーレスが上回っています。市場価値はアルバレスが9000万ユーロ、フェラン・トーレスが5000万ユーロと評価されており、バルセロナのオファーは実質的に1億2000万ユーロの価値を持つことになり、アトレティコの要求額に近いものとなっています。(via ElDesmarque)

主将コケが語るアルバレス騒動、グリーズマン退団、自身の去就

©️アトレティコ・マドリードの主将コケは、LaLigaのイベントに参加した際、フリアン・アルバレスの移籍騒動について見解を述べました。『会談については何も知らない。今わかるのは、フリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリードの選手であり、2030年までの契約があり、数百万の契約解除金があるということだけだ。それが現実だ』と冷静に語りました。(via Estadio Deportivo)

🗣️さらに、彼が退団した場合にガッカリするかと問われると、『言ったようにフリアンはアトレティコの選手で、そうである限りすべてを出し切っている。来て2年になるが、みんな彼をバルサや他チームに売っている。そっとしておいてくれ。彼自身が違うと言わない限りアトレティコの選手だ』とメディアの過熱報道に苦言を呈しました。(via Estadio Deportivo)

🇫🇷また、アントワーヌ・グリーズマンの退団についても言及し、『彼が意味するすべてのこと、これまで彼が見せてきたレベルからして、代わりを見つけるのは難しいだろう。しかし、クラブより重要な人はいない。クラブは常に再建されてきたし、今回もチームを再建してすべてのために戦えることを願っている』とクラブの立て直しに自信を見せました。2027年6月で切れる自身の契約については『(契約は)1年だけ。取り組んでいるところだ。うまくいって、近いうちに何か言えるだろう』と契約延長に向けた話し合いが進んでいることを示唆しました。(via Estadio Deportivo)

アルゼンチン代表W杯メンバーにアトレティコから6選手が選出

🇦🇷アメリカ、メキシコ、カナダで共催されるワールドカップのアルゼンチン代表最終メンバー26名に、アトレティコ・マドリードからフアン・ムッソ、ナウエル・モリーナ、フリアン・アルバレス、ニコ・ゴンザレス、ティアゴ・アルマダ、ジュリアーノ・シメオネの6選手が選出されました。これはクラブ単位で最多の選出数となります。(via Estadio Deportivo)

👨‍👦特にジュリアーノ・シメオネは、父親のディエゴ・パブロ・シメオネとともに、親子でアルゼンチン代表としてワールドカップに出場するペア(ニコ・パスとパブロ・パスの親子も同様)となる歴史的な快挙を果たしました。彼はチームのために走り、あらゆるボールを争うスタミナ豊富なプレースタイルが評価されています。(via AS)

アトレティコにおけるアルゼンチン代表6選手の去就動向

✈️ワールドカップに選出されたアトレティコのアルゼンチン代表6選手ですが、来シーズンに向けてそれぞれの去就が注目されています。

フリアン・アルバレスは前述の通りバルセロナ、PSG、アーセナルから関心を集めており、もし退団する場合はクラブはワールドカップ前に計画を立てたいと考えています。

ニコ・ゴンザレスはユベントスから6月30日までのレンタル加入中であり、ワールドカップ期間中にアトレティコの選手ではなくなる可能性があります。クラブは完全移籍での獲得を望んでいますが、ユベントス側の要求条件の高さから交渉は難航しています。

ティアゴ・アルマダは今シーズン期待外れに終わっており、感覚を取り戻すために退団が予想されていますが、それはワールドカップのパフォーマンス次第で大会後になる見込みです。

ナウエル・モリーナは昨夏も売却候補でしたが、今季のパフォーマンスはまずまずであり、良いオファーがあれば退団の可能性があります。

フアン・ムッソはエミリアーノ・マルティネスの控えという立場であり、ヤン・オブラクが退団しない限りアトレティコでの残留を考えるかもしれません。

一方、ジュリアーノ・シメオネはアトレティコのプロジェクトにおいて重要なピースとなっており、残留が確実視されています。(via Mundo Deportivo)

ベルナルド・シウバ獲得レースでのバルセロナとの競合

🇵🇹アトレティコ・マドリードのスポーツディレクター、マテウ・アレマニーは、ディエゴ・パブロ・シメオネのチームのゲームメイクを強化するため、マンチェスター・シティを退団してフリーエージェントとなるベルナルド・シウバの獲得を狙っていました。(via ElDesmarque)

❌アトレティコは重要な動きを見せたものの、ベルナルド・シウバがFCバルセロナでのプレーを最優先としているため、この獲得レースに敗れた模様です。シウバの代理人であるジョルジュ・メンデスを通じてバルセロナとの交渉が進行しており、アトレティコにとってはまたしてもバルセロナと移籍市場で衝突し、苦い結果を味わうことになりました。(via SPORT)

クラブの移籍市場における資金力と補強プラン

💰今夏の移籍市場において、アトレティコ・マドリードは積極的な投資を行う準備を進めています。フリアン・アルバレスの売却が実現すれば約1億5000万ユーロの収入が見込めますが、仮に彼が残留したとしても、アポロからの投資や予定されている増資のおかげで、過去の市場と同規模となる約8000万ユーロを投じる見込みです。ベルナルド・シウバの獲得は逃したものの、中盤のクリエイティビティの向上と守備陣の補強が主な焦点となっています。(via ElDesmarque)

メディアによるフリアン・アルバレスの現状分析

🎙️ラジオMARCAのラウル・バレラ記者は、フリアン・アルバレスの現状について厳しい分析を行っています。『フリアンの名前が市場の主役だ。彼にはトップレベルになる運命があるという印象があるが、ここ2シーズンのどこかで到達できたかもしれないそのステータスを維持できていないと思う』と指摘しました。

🔍さらに、『シティではハーランドやデ・ブライネの存在でベンチ要員だった。マンチェスターで見つけられない場所を探すためにスタメン価格で買われた控えだった。シメオネは彼を信頼し、チームの中心にしたが、まだ引き出せるポテンシャルがある』と述べ、バルセロナがロベルト・レバンドフスキの代わりとして見ているものの、高額な違約金がネックであると語りました。

🕸️最後に『最悪なのは、主将のコケがロッカールームでのうんざりした空気を再び見せたことだ。遅々として進まない、中継され続けるが実現しない離婚のような状況だ』とチーム内の不穏な空気を懸念し、『クモ(アルバレスの愛称)は網なしで働くアクロバットだ。落ちないことを祈る』と締めくくりました。(via MARCA)

【本日の総括】

フリアン・アルバレスの移籍報道でバルセロナと激しく対立する中、クラブは徹底抗戦の構えを見せています。一方でアルゼンチン代表に6名が選出されるなど明るい話題もあるものの、各選手の去就やグリーズマンの穴埋めなど、フロントは今夏も多忙な立ち回りを要求されそうです。