セルタ・デ・ビーゴが左サイドバック補強のターゲットとして調査中
✅ アントニオ・ブランコ争奪戦
ビジャレアルが獲得を狙うも移籍金がネックに。本人はステップアップを希望
✅ トニ・マルティネスの移籍条件
クラブは放出に2000万ユーロを要求。保有権の複雑な事情も
ビクトル・パラーダの去就
今シーズンのセルタ・デ・ビーゴは左利きのディフェンダー不足に悩まされており、左サイドバックの補強を急務としています。その中で、アラベスに所属する24歳のビクトル・パラーダに白羽の矢が立っている状況です。
セルタのフロントはすでに彼の動向について調査を進めています。パラーダはセンターバックとしても左サイドバックとしてもプレーできる汎用性の高さが評価されており、若く将来性のあるスペイン人選手を探しているセルタの補強プロファイルに完全に合致しているため、今後の具体的なオファーの提示があるのか注目されます。
(via AS)
アントニオ・ブランコ争奪戦
アラベスでキャプテンを務めるまでに成長し、今シーズンのラ・リーガでインターセプト数トップとなる55回を記録した25歳のアントニオ・ブランコ。37試合の公式戦に出場して3117分間プレーし、2ゴール3アシストを記録するなど、チームにとって絶対的に不可欠な存在となりました。その活躍により、国内外から熱い視線を集めています。
現在、中盤の再構築を目指しているビジャレアルが彼の獲得に強く乗り出しています。ヘタフェのルイス・ミージャがサウジアラビアへの移籍に傾いていることもあり、ブランコがビジャレアルの補強リストの最上位に浮上しました。また、昨夏から関心を示しているフィオレンティーナをはじめとするイタリアの複数クラブも引き続き動向を追っていますが、ラ・リーガでの継続プレーと来季のチャンピオンズリーグ出場という魅力的なプロジェクトを提示できるビジャレアルが非常に有利な立場にあります。
一方で、アラベス側の事情は少し複雑です。ブランコの契約は2027年まで残っていますが、選手本人はクラブからの複数回の契約延長オファーを断っており、より高いレベルのプロジェクトへ挑戦したいという意思を明確にしています。そのため、アラベスは今夏が高値で売却できる最後のチャンスだと認識しており、退団を容認する構えです。彼の契約解除金は1500万ユーロに設定されていますが、市場の予測では1000万ユーロ前後で決着すると見られています。
ただし、ビジャレアルの視点から見ると、アラベスの要求額は現時点での投資予算を大きくオーバーしており、交渉の障壁となっています。さらに、レアル・マドリードが将来の売却益の50パーセントを保有する権利を持っているため、アラベスも安売りはできず、慎重に交渉を進めなければならない状況です。
ブランコ自身は先日、SNSを通じてファンへの感謝とともに『非常に困難だったシーズンでのチームの成長』を称えるメッセージを発信しており、これが一部ではお別れのメッセージではないかと受け取られています。また、かつて彼を指導したキケ・サンチェス・フローレス監督も最近の会見で『彼と知り合い、指導できたことは喜びだった』と、はっきりとした別れの言葉を残しており、今夏の移籍は避けられない模様です。
(via Estadio Deportivo / SPORT)
トニ・マルティネスの移籍条件
もう一人、アラベスからの退団が噂されているのがトニ・マルティネスです。彼に関しては、クラブは非常に強気な姿勢を見せています。
アラベスは彼を放出する条件として、契約解除金に近い2000万ユーロ前後のオファーが届いた場合のみ交渉に応じる方針を固めています。この強気な価格設定の背景には、彼の保有権をめぐる複雑な事情が絡んでいます。アラベスは彼を獲得した際、200万ユーロを支払って保有権の55パーセントを取得しましたが、残りの45パーセントは依然として古巣のポルトが保有したままとなっています。
そのため、もし安い移籍金で売却してしまえばアラベスに入ってくる利益が極端に少なくなってしまうため、安価での放出を断固として拒否しているのです。
(via MARCA)
【本日の総括】
本日のアラベスに関する情報は、移籍市場における主力の動向が中心となりました。特に中盤の要でありキャプテンのアントニオ・ブランコにはビジャレアルなどが強い関心を示しており、クラブも売却の準備を進めているようです。また、パラーダやトニ・マルティネスにも他クラブからのアプローチや移籍の噂があり、保有権の問題など複雑な事情も絡み合う中で、今夏の移籍市場ではアラベスのフロントの手腕が大きく問われることになりそうです。