奇跡の残留とヨーロッパ大会出場の可能性
エスパニョールはアスレティック・クラブとオサスナを相手に見事な2連勝を飾り、1部リーグ残留を確定させた。わずか2節前には降格の深刻な脅威にさらされていたが、状況は根本的に変わった。スーパーコンピューターの予測でも、降格の確率は0.00%に完全消滅している。
さらに、土曜日の21時にRCDEスタジアムで行われる最終節のレアル・ソシエダ戦に向けて、ヨーロッパ大会進出というかすかな夢が残されている。カンファレンスリーグに出場できる確率は0.73%と非常に低いものの、可能性はゼロではない。この奇跡のシナリオを実現するためには、エスパニョールがホームでレアル・ソシエダに勝利した上で、現在順位で上回るヘタフェ、ラージョ・バジェカーノ、バレンシアの3チームがすべて敗れるという結果を待たなければならない。
(via MARCA / SPORT / Estadio Deportivo)
マノロ・ゴンサレス監督の去就とチームへの熱い想い
マノロ・ゴンサレス監督は、最終節に向けた意気込みを力強く語った。『我々は勝つためにピッチへ出る。3連勝でリーグを締めくくるよう努めるし、9ポイント中9ポイントを獲得するのは素晴らしい終わり方になるだろう。ファンの前でホームで勝って終わるのも美しいし、何よりも良い試合をしたい。主な目標が残留であったことは誰もが知っているが、前半戦が素晴らしいものだったのも事実だ。起きたことすべてを総合的に評価しなければならない』と振り返った。
ヨーロッパ大会進出の可能性については、『まず我々が勝つことが先決だ。もしヨーロッパに出られたら、ファンやクラブで働くすべての人にとって大きな喜びとなるだろう』と目の前の勝利に集中している。
自身の来季の去就については、『まだ何も話していない。クラブは監督や選手、すべてのものよりも上にあると常に言ってきた。クラブに最終決定権があるが、今はその話をする時ではない。私の将来は今重要ではなく、話す時間は十分にあるだろう。私はクラブに条件をつけるような立場にはない。契約がある、ただそれだけだ。私がしなければならないのは働くこと、クラブの良いイメージを与え、それにふさわしい振る舞いをすることだ。私は一人の労働者であり、初日からそうしてきたように働くことが私の役割だ』とクラブへの忠誠を強調した。
選手たちが公に監督の続投を求めていることに対しては、『感謝している。何時間も一緒に過ごしている彼らが一番私のことを知っているからだ。勝っても負けても仕事を評価してくれるのは非常に重要だ。サッカーはサッカー選手のものだと常に言っている。彼らがいなければ私はここにいなかった』と深い絆を明かした。
最悪の不振に陥った時期に諦めようと思ったかという問いには、『いいえ、決して。解決策がないと思ったら去っていただろう。自分のチームを崖から突き落とすようなことはしない。それが最も簡単で臆病な決断だっただろうが、正しいとは思わなかった。昨年のラス・パルマス戦で残留できると確信していたのと同じように、今年も乗り越えられると確信していた』と強い信念を語った。また、苦しい時期を支えてくれたセルヒオ・オルテガや、理学療法士、医師、スタッフ全員への感謝も忘れなかった。
(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
新生エスパニョール始動 モンチ新体制と強力な右腕たちの就任
エスパニョールのスポーツ部門で、モンチのプロジェクトが本格的に形になりつつある。新スポーツゼネラルマネージャーの契約からわずか11日後、クラブは彼の強力な右腕となるフェルナンド・ナバロとミゲル・アンヘル・ゴメスの加入を発表した。
フェルナンド・ナバロは新しいフットボールディレクターに就任する。彼はセビージャの選手としてヨーロッパリーグを制し、2008年にはスペイン代表としてEURO優勝を果たした輝かしい経歴を持つ。現役引退後はセビージャのフロントに入り、2019年から2024年までモンチと共にスポーツ部門でクラブの計画と発展に尽力してきた。
一方、ミゲル・アンヘル・ゴメスはヘッド・オブ・リクルートメント(スカウト責任者)に就任し、スカウトやスポーツディレクションの分野で豊富な経験をクラブにもたらす。彼も過去にセビージャでモンチと働き、近年はロナウド・ナザリオが会長を務めるレアル・バリャドリードやイビサでスポーツディレクターを歴任してきた。
この新たな体制のお披露目として、来たる5月26日火曜日、フアン・セグラ・パロマレス講堂にてモンチの正式な就任プレゼンテーションが行われる予定だ。このイベントにはアラン・ペイス会長も同席し、クラブの現状や新プロジェクトに関する様々な話題が語られることになっている。
(via SPORT / Mundo Deportivo)
選手動向 カルロス・ロメロの復帰とサリナスの退団、プアド離脱の影響
今シーズン、左サイドで素晴らしい活躍を見せたカルロス・ロメロは、シーズン終了後に間違いなく所属元のビジャレアルへ復帰することになる。マノロ・ゴンサレス監督は彼の最後となる試合に向けて、『彼には別れのためにハットトリックを決めてほしいと思っている。もしハットトリックを決めれば、それは素晴らしいことだ』と期待を込めた。
一方で、カルロス・ロメロの影に隠れて出場機会に恵まれなかったホセ・サリナスは、エスパニョールを離れることに何の問題も感じていない。彼は新たに著名な代理人であるジョルジュ・メンデスと契約を結び、スペイン国内だけでなく海外のクラブへの移籍も視野に入れて動いている。
また監督は、シーズン後半の失速の要因の一つとしてハビ・プアドの負傷離脱を挙げた。『彼のゴールだけでなく、試合の読み方やプレッシャーのかけ方、攻撃時のポジショニングといった戦術的なレベルにおいて、彼は我々にとって非常に重要な選手だった』とその影響の大きさを認めた。冬の移籍市場での補強が足りなかったのではないかという指摘に対しては、『冬の市場は複雑で常に良い結果を生むとは限らない。バレンシアのように4人を獲得して成功するチームもあれば、そうでないチームもある。言い訳を探すつもりはない』と毅然と答えた。
(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)
【本日の総括】
奇跡の1部残留を確定させ、わずかながらヨーロッパ大会進出の可能性も残して最終節に臨むエスパニョール。マノロ・ゴンサレス監督の去就に注目が集まる中、フロントではモンチ新体制が着々と構築され、来季に向けた新たなプロジェクトが力強く動き出しています。



