バルサでのラストマッチとなるレバンドフスキが先発予想、クンデは欠場濃厚。
✅ フェルミン・ロペスの状態とクンデの練習欠席、デ・ヨングの復帰
骨折のフェルミンが松葉杖で練習場を訪問、インフルエンザ明けのデ・ヨングは復帰。
✅ フリック監督が語る今季の総括と来季への意気込み、グアルディオラへの称賛
リーグ3連覇とCL制覇への渇望を語り、退任するペップへ賛辞を送る。
✅ チアゴ・アルカンタラがコーチングスタッフを退任
自身のプロジェクトに専念するため退任、選手たちから手荒い祝福で見送られる。
✅ アンドレアス・クリステンセンと2シーズンの契約延長で完全合意
大幅な減俸を受け入れ、バルセロナでのプレー続行を決断。
✅ 移籍情報:カサドの去就とラッシュフォードの残留希望
出場機会を求めるカサドが移籍を検討、ラッシュフォードはバルサ残留を熱望。
✅ 移籍情報:バストーニ獲得見送りとキヴィオルへの関心、ストライカー補強の動き
インテルのバストーニ獲得を断念し、アーセナル保有のキヴィオルなどに注目。
✅ カンテラ・下部組織の最新動向
パシフィコのレンタル延長、ジュニェントの退団、ペレスの契約延長、トゥンカラのトップ昇格候補入り。
✅ ピッチ外の話題:選手たちがコンサートを満喫、クーマン氏のコメント
ヤマルやレバンドフスキらがバッド・バニーのライブを楽しみ、クーマン氏がハーランド獲得を熱望。
リーガ最終節バレンシア戦の展望とスタメン予想
バルセロナはすでにリーガ優勝を決めているが、メスタージャでのバレンシア戦でシーズンを締めくくる。フリック監督はアラベス戦同様、控え選手を中心とした実験的なメンバーを起用する可能性がある。ワールドカップを控えているため、多くの選手が不要なリスクを避ける意向を持っている。ゴールキーパーはシュチェスニーが予想されるが、サモラ賞を狙うジョアン・ガルシアの出場の可能性もある。右サイドバックはクンデが欠場濃厚なため、エリック・ガルシア、ロナルド・アラウホ、あるいは若手のチャビ・エスパルトが起用される見込みだ。センターバックはクバルシとジェラール・マルティンのコンビ、左サイドバックはワールドカップメンバー落ちの可能性があるバルデが務め、これが今季最後の出場になるかもしれない。中盤はベルナルとカサドのダブルボランチで、フリック体制初戦のメスタージャでのコンビが復活する可能性がある。ただし、ペドリとガビも先発のオプションとして残っている。トップ下はダニ・オルモが務める。右ウイングはバルダグジとラッシュフォードが争い、左ウイングはハフィーニャ。1トップには、これがバルサでのラストマッチとなるロベルト・レバンドフスキが入る。また、ルーニーや、アラベス戦で好プレーを見せたアルバロ・コルテスといったBチームの選手たちが起用される可能性もある。バレンシア側はヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を懸けており、勝利が絶対条件となっている。試合は土曜日の21:00にキックオフされる予定だ。(via SPORT)
フェルミン・ロペスの状態とクンデの練習欠席、デ・ヨングの復帰
ベティス戦で右足の第5中足骨を骨折し、火曜日に手術を受けたフェルミン・ロペスが、金曜日の朝に松葉杖をついてシウタ・エスポルティバのティト・ビラノバ・グラウンドを訪れた。来季に向けて退団が決定しているレバンドフスキをはじめ、チームメイトやフリック監督から温かい励ましの言葉とハグを受けた。フェルミンは自身のSNSで『人生やサッカーは、思いもよらない時や相応しくない時に残酷になることがあります。でも、それもすべて道のりの一部として受け入れなければなりません。私にとって非常に辛い時期ですが、キャリアにおけるもう一つの試練として必ず乗り越えてみせます。疑わないでください』と力強い決意を語っている。
一方、ジュール・クンデは筋肉の軽い過負荷により金曜日の練習を欠席し、ジムで調整を行った。フリック監督はクンデについて、ワールドカップ出場を控えているため慎重に管理していると説明している。
また、フレンキー・デ・ヨングはインフルエンザでベティス戦を欠場していたが、木曜日から通常練習に復帰しており、バレンシア戦には出場可能となっている。(via SPORT)
フリック監督が語る今季の総括と来季への意気込み、グアルディオラへの称賛
ハンジ・フリック監督はバレンシア戦前の記者会見で、今シーズンを振り返り、来季に向けた強い意欲を語った。フリック監督は『これまで2年間で5つのタイトルを獲得し、非常に成功した道のりでしたが、私たちはさらに多くを達成することに飢えています。常にチーム全体を改善しなければなりません。クラブの未来のためにそれに集中していますし、全員がチャンピオンズリーグ優勝の夢を持っています。簡単ではありませんが、全力で挑みます』と語った。今季のリーガ優勝を確信した瞬間については『レアル・マドリード戦で2点目を決めた時、100%タイトルを獲得できると確信しました。また、アウェイでのヘタフェ戦で見せたチームのメンタリティと姿勢にも深く感銘を受け、優勝できると考えました』と明かした。
フェラン・トーレスの契約延長については『今はその話をする時ではありません。彼にはまだ1年の契約があります。ここ数週間、彼は非常に前向きな姿勢で、最高レベルのプレーを見せてくれています』と評価した。レバンドフスキの退団に関連し、他に退団を申し出た選手はいないと明言している。
また、マンチェスター・シティの監督退任を発表したペップ・グアルディオラについて聞かれると、笑顔を見せながら『私がここで10年も監督を続けることはないと思います。70歳になってしまいますからね。ペップがマンチェスター・シティというトップレベルのクラブで10年間も指揮を執ったのは本当に信じられないことです。彼は世界最高の監督であり、それを過去10年間で証明してきました。うまくいかない時でも素晴らしい手腕で状況を打開し、常にチームを改善する解決策を見つけ出します。少し休んで、また戻ってくることを願っています。彼はまだ若いですから』と最大限の賛辞を送った。(via SPORT)
チアゴ・アルカンタラがコーチングスタッフを退任
ハンジ・フリック監督のアシスタントを務めてきたチアゴ・アルカンタラが、今シーズン限りでコーチングスタッフを退任する。金曜日の練習前には、選手たちから恒例の愛のムチである通路での手荒い祝福を受け、フリック監督とも熱い抱擁を交わした。フリック監督は会見で『バイエルンでアシスタントから監督になった時、最初にしなければならなかったことの一つがチアゴをベンチに置くことでした。ワールドクラスの選手である彼にとっても私にとっても簡単なことではありませんでしたが、彼の姿勢やメンタリティは信じられないほど素晴らしいものでした。彼と一緒に働けたことに深く感謝していますし、ここでの2年間、私の仕事を大いに助けてくれました。彼がいなくなるのは寂しいですが、彼には彼自身の計画があることを理解しています。いつか彼がこの業界に戻ってくることを願っています』と感謝の意を表した。チアゴは今後、ジョルディ・アルバらと共同で立ち上げたCEロスピタレートのスポーツプロジェクトに専念する予定となっている。(via SPORT)
アンドレアス・クリステンセンと2シーズンの契約延長で完全合意
アンドレアス・クリステンセンがFCバルセロナと2年間の契約延長で完全合意に達した。現在の契約は6月30日で満了を迎える予定だった。数ヶ月にわたる交渉の末、当初のオファーを拒否していたクリステンセンだが、最終的にクラブの厳しい財政状況を考慮し、大幅な減俸を受け入れて残留を決断した。ヨーロッパやサウジアラビアのクラブからより高額なオファーがあったものの、選手と家族はバルセロナでの生活に満足しており、残留を最優先した。
今シーズンは度重なる負傷に苦しみ、コパ・デル・レイのグアダラハラ戦で1ゴールを記録したものの、公式戦出場は17試合、計501分にとどまっていた。しかし、フリック監督は彼のクオリティだけでなく、複数のポジションをこなせる多様性と豊富な経験を高く評価している。クリステンセンの目標は、来週から始まるプレシーズンキャンプに万全の状態で参加し、チームの重要な戦力としてチャンピオンズリーグやリーガのタイトル獲得に貢献することである。(via Mundo Deportivo)
移籍情報:カサドの去就とラッシュフォードの残留希望
マルク・カサド(22歳)が、キャリアで最も重要な夏を迎えようとしている。これまでバルサでの成功を最優先してきたカサドだが、継続的な出場機会を求めて、初めて移籍を真剣に検討している。フリック監督との対話で、中盤におけるペドリ、デ・ヨング、ガビ、そしてベルナルとの激しいポジション争いの中での自身の現在の立ち位置を理解した。カサドは2028年まで契約を残しており、退団を急いでいるわけではないが、トップチームで重要な役割を果たせるクラブへの移籍を視野に入れている。複数の重要クラブから関心が寄せられており、バレンシア戦後にスポーツディレクターのデコと会談を行い、最終的な決断を下す予定である。クラブ側は選手の意志を尊重し、無理に引き留めることはしない方針を示している。
一方、アストン・ビラでのレンタルを経てバルサでプレーしているマーカス・ラッシュフォードは、バルサへの残留を強く希望している。自身のInstagramで『困難な時に私を信じてくれたウナイ、ハンジ、トーマス、アストン・ビラ、バルセロナ、そしてイングランドに感謝します』と投稿し、所属元であるマンチェスター・ユナイテッドへの言及を完全に避けた。フリック監督からの信頼も厚く、クラブは彼が来季もバルサのユニフォームを着られるよう、マンチェスター・ユナイテッドとの交渉を進める方針である。また、ラッシュフォードはトーマス・トゥヘル監督率いるイングランド代表のワールドカップメンバーにも選出された。(via SPORT)
移籍情報:バストーニ獲得見送りとキヴィオルへの関心、ストライカー補強の動き
ロベルト・レバンドフスキの退団に伴い、クラブはトップクラスのストライカーと信頼できるセンターバックの獲得を優先事項としている。
センターバックの補強において、長らくターゲットだったインテルのアレッサンドロ・バストーニ(27歳)の獲得はほぼ消滅した。インテルが要求する7000万ユーロという高額な移籍金に加え、フリック監督が彼のプレースタイルが自身のハイプレス戦術に完全に適合するか疑問を抱いたためである。代わって浮上しているのが、アーセナルが保有し現在ポルトにレンタル中のポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(26歳)である。身長189cmの左利きで、センターバック、左サイドバック、ボランチをこなせるユーティリティ性と、ボール出しの良さが評価されている。ポルトには約1700万ユーロ+ボーナスの買い取り義務条項があるが、バルサのスカウト陣は年間を通じて彼の視察を続けている。レバンドフスキもかつて代表で彼と一緒にプレーした際、『彼は本当に素晴らしいポテンシャルを持っている』と絶賛していた。
また、ストライカーの補強については、デコSDがジョアン・ペドロとフリアン・アルバレスを高く評価している。特にアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスについては、1億ユーロを超える移籍金がネックとなるが、バルサは選手を交渉に含めることで移籍金の減額を狙い、今後数週間でアトレティコおよび選手の代理人と接触する予定である。
さらに、レンタル中のアンス・ファティについては、彼が所属するASモナコが来季のヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を獲得したことで状況に進展があるかもしれない。モナコはレンタル契約に付随する1100万ユーロの買い取りオプションを行使し、ファティを完全移籍で獲得する可能性がある。(via SPORT)
(via Mundo Deportivo)
(via MARCA)
カンテラ・下部組織の最新動向
冬の移籍市場でデフェンソール・スポルティングから加入したウルグアイ人センターバック、パトリシオ・パシフィコのレンタル期間を2027年6月まで延長する計画が進められている。当初の契約では10試合の公式戦出場で完全移籍の買い取り義務が発生する条項があったが、パシフィコは7試合に出場した時点で大怪我を負い、手術を受けた。しかし、クラブは彼の適応力とパフォーマンスを高く評価しており、デコSDの主導のもとで交渉が進行している。選手は手術からわずか2日後にシウタ・エスポルティバに姿を見せるなど、強い責任感を示している。
フベニールAのMFキム・ジュニェント(19歳)は、バルサとの契約延長に至らず、来季からアルメリアのトップチームに加入する見込みとなっている。冬の移籍市場でアルメリア行きが破談になった後、パウ・プリムの時のように出場機会を失うことが懸念されたが、クラブは彼を起用し続ける方針を選択した。ジュニェントはその期待に応え、テネリフェ戦やラス・パルマス戦で素晴らしいパフォーマンスを披露し、若手選手のリーダーとしてチームを牽引している。日曜日にアルカラ・デ・エナレスで行われるコパ・デ・カンペオネスの決勝(対レアル・マドリード)が、バルサでの10年間のキャリアの集大成となる。
カデテAに所属する2010年生まれのセンターバック、ルカ・ペレス(16歳)との契約延長が合意に達し、署名を待つのみとなっている。右利きのセンターバックで、今季はリーグ戦25試合中23試合に先発し4ゴールを記録、フベニールBでのデビューも果たした。守備の対人戦や空中戦に圧倒的な強さを誇り、リーダーシップも兼ね備えている。土曜日にシウタ・エスポルティバで行われるカタルーニャ選手権U-16の準々決勝サン・クガ戦に臨む。
さらに、15歳の天才MFエブリマ・トゥンカラが、7月15日から始まるトップチームのプレシーズンに参加する可能性が高まっている。ガンビア出身のトゥンカラは、今季バルサ・アトレティクでメッシ、ギジェ・フェルナンデスに次ぐ史上3番目の若さでデビューを果たした。スピードのあるドリブルと強靭なフィジカル、そして高い得点力を備え、インテリオールとして試合を決定づける能力を持っている。7月末にはイギリス・バーミンガムでの合宿も予定されており、ワールドカップによる主力不在の期間中、若手選手たちに大きなチャンスが与えられることになる。フリック監督も会見で、U-20ワールドカップから帰還するエジプト代表のハムザ・アブデルカリムを含め、ラ・マシアの若手選手をプレシーズンに招集することを楽しみにしていると語った。(via SPORT)
ピッチ外の話題:選手たちがコンサートを満喫、クーマン氏のコメント
金曜日の夜、バルセロナのエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで開催されたバッド・バニーのコンサートに、バルサの多くの選手たちが集結した。ラミン・ヤマルはパートナーのイネス・ガルシアと共に特等席であるステージ上の特別なエリアから鑑賞し、ガビやダニ・オルモも同席した。ヤマルとガビは事前に遊園地の絶叫コースターで楽しむ姿も目撃されている。また、ロベルト・レバンドフスキとヴォイチェフ・シュチェスニーもそれぞれのパートナーと参加し、ペドリはアリーナ席からコンサートを楽しむ様子を自身のSNSに投稿した。その他にも、ジョアン・ガルシア、パウ・クバルシ、エリック・ガルシア、フェラン・トーレスなどの姿があり、リーグ優勝を決めたチームはリラックスした雰囲気でシーズン終盤のひとときを満喫している。
また、元バルセロナ監督のロナルド・クーマン氏が、自身が主催するチャリティー大会の会場でメディアの取材に応じた。クーマン氏は、無冠に終わったレアル・マドリードのシーズンを『非常に弱かった』と評し、バルサの直近2つのタイトル獲得の正当性を強調した。また、レバンドフスキの後継者として、世界最高のストライカーはアーリング・ハーランドであると断言し、『バルサが彼のような選手を獲得できれば、全く別のチームになるだろう』と期待を寄せた。さらに、最近スタメン出場がない同郷のフレンキー・デ・ヨングについても言及し、『彼が休めているのは良いことだ。強いチームを作るためには、コンディションの良いフレンキーが必要だ』と語った。(via SPORT)
【本日の総括】
すでにリーガ優勝を決めているFCバルセロナは、負傷者や去就が注目される選手を抱えながらも、バレンシアとの最終戦に臨みます。レバンドフスキやチアゴ・アルカンタラにとってのラストマッチとなる一方で、クリステンセンの契約延長や若手カンテラーノの躍動など、来季に向けた明るいニュースも豊富です。移籍市場での動きも活発化しており、フリック監督の下での新たなチーム作りに期待が高まります。










デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
最終節のバレンシア戦は、結果よりも「フリック体制の継続性」を確認する場となるでしょう。特に注目すべきは、カサドとベルナルのダブルボランチが再結成される可能性です。彼らの距離感と、ダニ・オルモを頂点とした中盤の構成が、来季のベースラインを占う試金石となります。クンデ不在の右サイドで誰が守備のバランスを担保し、攻撃参加の幅を作るのか。個々のタレント以上に、指揮官が求めるハイプレスと連動したポジショニングが、控え中心の編成でどこまで再現されるかを注視しています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
リーグ優勝という結果を手にし、クラブは今、静かな変革期を迎えています。レバンドフスキやチアゴの退団は一つの時代の区切りですが、クリステンセンの減俸を受け入れた残留は、クラブの財政状況を選手が理解し、プロジェクトを信じている証左と言えます。フリック監督がペップへの敬意を公言しつつ、自身の哲学を浸透させている姿は、クラブ内に健全な規律と野心をもたらしました。このポジティブな空気感を維持したまま、来季のCL制覇という高い目標へ向かえるかが、フロントの腕の見せ所です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
今夏の編成は、レバンドフスキの後釜確保とセンターバックの補強が最優先事項です。バストーニ獲得見送りは、戦術適合性とコストのバランスを冷静に判断した結果でしょう。キヴィオルのようなユーティリティ性の高い選手への関心は、フリック監督の戦術的柔軟性を重視する姿勢を反映しています。また、カサドの去就やラッシュフォードの残留交渉など、余剰戦力の整理と適材適所の補強が並行して進んでいます。若手の昇格を含め、サラリーキャップを意識した現実的な編成が、来季の競争力を左右する鍵となります。