補強リストから消えたヨヴァン・ミロシェヴィッチらアタッカー陣の最新動向

新たなエースストライカーを求めてリストの精査を続けていたスポーツディレクターの Manu Fajardo ですが、候補に挙がっていたいくつかの重要なアタッカーの名前をリストから除外することを余儀なくされました。

まず、シュトゥットガルトに所属し、プレシーズンで素晴らしいパフォーマンスを見せてベティスが熱心に追っていた21歳、1.90メートルのセルビア人フォワード、ヨヴァン・ミロシェヴィッチ(Jovan Milosevic)ですが、ポルトガルのスポルティング・ブラガが800万ユーロの移籍金を支払うことで合意。ミロシェヴィッチは2031年までの5年契約でポルトガル行きを決断し、ベティスへの移籍の可能性は消滅しました。ブラガにはすでにパウ・ビクトルやフラン・ナヴァロ、そして同じく獲得リストに入っていたジョナス・ヴィンドらが在籍しています。

さらに、メキシコ代表のサンティ・ヒメネスについても、FCポルトが2000万ユーロを超える買い取りオプション付きのレンタル契約でほぼ合意に達したため、ベティスは争奪戦から撤退しました。

また、クリストファー・エンクンク(ACミランからの打診)やエリー・ワイ(Eintracht Frankfurt)といった選手の逆オファーについては、クラブは獲得を却下。バイエルン・ミュンヘンのマティス・テルについても、純粋な9番タイプではないことと給与があまりにも高すぎることから、交渉の初期段階で獲得を断念しています。

現在、アタッカー陣では「チミー」アビラのアルゼンチン・インデペンディエンテへの移籍交渉が合意間近に迫っているほか、セドリック・バカンブについても、ブラジルのポルト・アレグレへの移籍はないものの、チームからの退団に向けて代理人が動いており、フォワード陣の刷新に向けた人員整理が進められています。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)

【本日の総括】

移籍市場の閉幕まで残り2週間となる中、レアル・ベティスはアントニーに対する5000万ユーロという破格オファーを即却下し、エースの絶対的な引き留めを断行しました。エズ・アブデの怪我からの練習部分合流という非常に大きな朗報があった一方、ベジェリンの負傷に伴う右サイドバックの深刻な人員不足や、ペレグリーニ監督の個人的理由による練習欠席など、開幕戦に向けて緊張感が漂っています。また、過去の売却選手たちがもたらす巨額のキャッシュバックは、最終盤でのフォワード獲得やダニ・セバージョス獲得に向けた貴重な資金源となり、クラブは忍耐強く、かつ野心的な交渉を裏で進めています。