セルタ・デ・ビーゴ

Bチームにあたるセルタ・フォルトゥナが、ポンフェラディーナを4-1で下し、クラブ史上初となるセグンダ・ディビシオン(ラ・リーガ ハイパーモーション)昇格の快挙を成し遂げた。バライードスには18,000人以上のファンが詰めかけ、熱狂の渦に包まれた。試合はウゴ・ゴンサレスの2ゴール(うち1点はPK)で主導権を握り、試合終盤にベルナール・ソムアとアドリア・カプデビラが追加点を挙げて勝負を決めた。トップチームでのプレー経験も持つゴンサレスは『今年のことはいつも心の中に残るだろう』と歓喜を爆発させた。フレディ・アルバレス監督も『こんな状況にいるなんて想像もしていなかった。陰で働くすべての人とこの成功を分かち合いたい。選手たちには10点満点を与える』と教え子たちを称賛した。これにより来季はレアル・ソシエダと並び、2つのチームをプロリーグに送り込むクラブとなる。また、トップチームの補強の動きとして、マジョルカの若手ウィンガー、ヤン・ヴィルジリの獲得レースに参戦しており、ローマやベンフィカといった強豪と争っている状態にある。(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)

UDアルメリア

1部昇格を懸けたプレーオフ決勝の第2戦をホームのUDアルメリア・スタジアムでマラガと戦う。第1戦は敵地で0-0と引き分けており、レギュラーシーズンの順位で上回るアルメリアは引き分けでも昇格が決まる有利な状況にある。ルビ監督は『引き分けの可能性は考えていない。勝つために出場する』と攻撃的な姿勢を強調した。しかし試合前、スタジアムに到着する相手チームのバスに対して一部の過激なファンが投石を行い、窓ガラスを破壊するという憂慮すべき事件が発生。機動隊が介入する事態となり、キックオフは安全確保のために予定より30分遅れてスタートすることとなった。(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA / Estadio Deportivo)

マラガCF

アルメリアとのプレーオフ決勝第2戦に臨み、1部復帰の夢を懸けて戦う。敵地に向かう道中、警察の誘導ミスによりアルメリアのファンと接触し、乗車していたバスが投石を受けて窓ガラスが割れるという恐ろしい被害に遭った。高速道路の路肩で40分以上足止めを食らうなど選手たちは恐怖を味わったが、フアンフラン・フネス監督は『起きたことは忘れて試合に集中しよう。人生が我々に忍耐を教えてくれているんだ』と冷静に選手たちを鼓舞した。試合はマラガが積極的な入りを見せ、前半に決定機を迎えるも枠を捉えきれず。しかし後半に入りチュペとラルビアの連続ゴールでリードを奪うと、その後レオ・バチストンに1点を返される激しい展開となっている。数千人のファンもチケット無しで現地入りしており、クラブ全体で昇格への執念を燃やしている。(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA / Estadio Deportivo)

ラージョ・バジェカーノ

キャプテンとして長年チームを支えてきたオスカル・トレホが、現役引退を公式に発表した。スポルティング・ヒホンへの移籍が噂されていたものの、最終的にはラージョでスパイクを脱ぐ決断を下した。トレホは『妻や子どもたちと話し合って、引退するのが一番だと考えた。引退するならここだといつも言っていた。約束を守る』とファンへの愛着を語った。今後はスポーツディレクターなどの立場でクラブのフロント入りを目指すという。また、右サイドバックのアンドレイ・ラティウに対して、アンドニ・イラオラ監督率いるリヴァプールが獲得に動いている。契約解除金は2500万ユーロに設定されているが、1800万ユーロ程度での移籍が成立する可能性がある。バルセロナも同選手に注目しており、今後の動向が注目される。(via SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)

レアル・ベティス

移籍市場での動きが活発化している。トップターゲットであるジオヴァニ・ロ・チェルソの復帰について、アルゼンチンのリーベル・プレートも獲得に動いているが、ベティスは移籍金1500万ユーロを要求して譲らず。ロ・チェルソ本人もヨーロッパでのプレー続行を希望しており、交渉は難航している。また、フィオレンティーナのルーカス・ベルトランにも関心を寄せていたが、こちらはリーベル・プレートへのレンタル(買い取り義務付き)が決定した。中盤のネルソン・デオッサについては、1000万ユーロ以上の移籍金でブラジルのヴァスコ・ダ・ガマへの売却が最終段階に入っている。デオッサ本人はSNSで『楽しんで、幸せに過ごしている』とリラックスした姿を投稿している。さらに、エズ・アブデにはニューカッスルが再び関心を示しているが、ベティスは違約金の6000万ユーロを要求。セルジ・アルティミラに関してもライプツィヒやスポルティングCP、ミランが狙っており、クラブは2000万〜2500万ユーロの移籍金を求めている。一方、レアル・マドリードを退団する見込みのダニ・セバージョスの復帰については、ホルヘ・モリーナらが『素晴らしい補強になる』と絶賛しており、獲得への期待が高まっている。守備陣ではナタンの代役としてリーベル・プレートのラウタロ・リベロの状況を問い合わせたほか、左サイドバックにはフラン・ガルシアやアンへリーニョ、カイキ・ブルノらの名前が浮上している。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

セビージャFC

深刻な財政難とスカッド再編の必要性から、前線のアタッカー陣全員が売却候補に挙がっている。アコル・アダムスはフラムやニューカッスルなどプレミアリーグのクラブへ移籍する可能性が高く、ペケやイサク・ロメロに対しても適切なオファーがあれば検討する方針だ。守備陣では、キケ・サラスに対してロシアのスパルタク・モスクワが移籍金1000万ユーロに加え、給与4倍という巨額のオファーを提示したが、セビージャは2000万ユーロを要求してこれを拒否した。また、ワールドカップで活躍を見せているスイス代表のルベン・バルガスについては、移籍金を最低1500万ユーロに設定し、売却による資金調達を計画している。一方、獲得の動きとしては、ジローナから退団が濃厚なイバン・マルティンのレンタル移籍を画策しているが、資金不足がネックとなっている。下部組織では、セビージャ・アトレティコの左SBダビド・ロペスがエルクレスへ完全移籍することが決定。ロペスは『このクラブでプレーできた幸運に感謝している』と感動的な別れのメッセージをSNSに投稿した。なお、昨年のダービー前に発生した両クラブのウルトラスによる乱闘事件で、新たに14人が逮捕され、逮捕者は計28人に達した。(via Estadio Deportivo / SPORT)

ビジャレアルCF

中盤の核であるパペ・ゲイェのプレミアリーグへの売却(4000万ユーロ以上)が現実味を帯びる中、その後釜としてバイエル・レバークーゼンのアレイシ・ガルシアの獲得を最優先ターゲットに設定している。アトレティコ・マドリードとの争奪戦になる見込みだ。また、レアル・マドリードのモウリーニョ新監督の構想外となったアルゼンチンの逸材、フランコ・マスタントゥオーノの2シーズンのレンタル獲得も検討しているが、高額な給与負担が障壁となっている。一方で、ヘタフェのルイス・ミージャ獲得にも動いていたが、同選手はコモへの移籍を選んだ。明るい話題としては、アメリカ代表のアレクサンダー・フリーマンがワールドカップのオーストラリア戦でゴールを記録し、2018年のチェリシェフ以来となるビジャレアル所属選手のW杯での得点者となった。Bチームは7月にバレンシア・メスタージャ、8月にレアル・サラゴサとプレシーズンマッチを行う予定だ。(via Estadio Deportivo / SPORT)

バレンシアCF

2025年9月に現役引退を発表していたジャウメ・ドメネクの功績を称えるレジェンドマッチが開催され、1年ぶりにピッチに立ち手袋を身に着けた。試合はバレンシア・レジェンドが2-5で勝利を収め、ドメネクは『これまでのキャリアで得た最大の誇りは、バレンシアのファンとすべてのバレンシア人からの評価とサポートだ』と感極まった様子で語った。移籍市場では、期待された活躍を見せられなかったアンドレ・アルメイダが売却候補となっており、クラブはオファーを待っている状態だ。過去にはポルトから1000万ユーロのオファーがあったが、その際は拒否していた。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque)

UDラス・パルマス

クラブの象徴的存在であるジョナサン・ビエラが、ラス・パルマス市の名誉市民に選出され、そのストリートサッカーの精神とクラブへの多大な貢献が称えられた。一方、監督人事では大きな動きがあり、ルイス・ガルシア監督の退任が確実となった。同監督はマジョルカの指揮官に就任する見込みだ。後任の候補としてはハビ・カジェハやルベン・デ・ラ・バレラの名前が挙がっており、特にカジェハが最有力候補として交渉が進められている。また、ベティスのロベル・ゴンサレスの獲得にも興味を示している。(via SPORT / MARCA)

RCDマジョルカ

クラブのプリメーラ歴代最多得点記録(57ゴール)を持つストライカー、ヴェダト・ムリキがトルコのフェネルバフチェへ完全移籍することが公式に発表された。公式戦155試合で58ゴール12アシストを記録したレジェンドの退団に、ファンからは感謝のメッセージが殺到している。マフェオやラリンの売却と合わせて多額の移籍金収入を得る予定であり、大幅なスカッドの再編が進められている。また、デミチェリス前監督の後任として、ラス・パルマスを退任するルイス・ガルシアの招聘が有力視されている。(via SPORT / ElDesmarque)

アトレティコ・マドリード

左サイドの補強として、バイエル・レバークーゼンのアレハンドロ・グリマルドの獲得に極めて近づいている。選手とは既に合意に達しており、クラブ間でも1000万ユーロの移籍金で交渉が大詰めを迎えている。一方、右サイドバックのナウエル・モリーナにはユベントス、ナポリ、ローマといったイタリアの強豪から熱視線が送られているが、シメオネ監督は彼を重用しており、クラブは3000万ユーロ以上のオファーでなければ応じない構えだ。今夏の補強計画では、代理人への高額なコミッションの要求が原因で、エデルソンやベルナルド・シウバの獲得を見送る事態が発生。チェリシーのマルク・ククレジャもレアル・マドリードへ移籍したため、プランBとしてヒュルマンド、ジョアン・ゴメス、イ・ガンインらを新たにリストアップし、立て直しを図っている。(via Mundo Deportivo / MARCA / ElDesmarque)

ヘタフェCF

アンヘル・トーレス会長が公の場で今夏の移籍市場における大規模なスカッド刷新を明言した。『10から12人が退団するため、14人の新選手を連れてくる必要がある。チームを若返らせたい』と述べ、下部組織からの引き上げも含めてチームの再構築を急ぐ方針を示した。退団選手の筆頭として、中盤の要であったルイス・ミージャがセスク・ファブレガス率いるイタリアのコモへ約600万ユーロで完全移籍することが決定した。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)

ジローナFC

ミチェル監督がアヤックスへと引き抜かれたことを受け、クラブは内部昇格を決断し、ジローナBを率いていたキケ・アルバレスがトップチームの新監督に就任することが決定した。アシスタントコーチには兄のオスカル・アルバレスが就く。セグンダ降格に伴い、チームは大規模な解体を余儀なくされている。ダレイ・ブリントやクリスティアン・ストゥアニらベテラン選手の退団に加え、中盤のイバン・マルティンには国内外から多数のオファーが殺到。パナシナイコス、オリンピアコス、トルーカ、アスレティック・ビルバオ、エスパニョール、デポルティーボ、セビージャなどが獲得を狙っており、移籍金は約300万ユーロと見られている。(via MARCA / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

アスレティック・ビルバオ

新プロジェクトの要として、ジローナの退団が濃厚となっているイバン・マルティンの獲得に強い関心を示している。契約解除金は3000万ユーロに設定されているが、ジローナの降格により移籍金交渉の余地が生まれている。しかし、ギリシャのパナシナイコスやオリンピアコス、メキシコのトルーカなど他クラブとの激しい争奪戦となっており、獲得は一筋縄ではいかない状況だ。(via ElDesmarque)

RCDエスパニョール

プレシーズン開始を前に、モンチ主導の出口戦略が本格的に動き出している。ジャスティン・スミスがセグンダのエルデンセへ完全移籍(買い戻しオプション付き)することが濃厚となったほか、オマル・サディク、ウゴ・ペレス、ホセ・グラヘラといった選手たちも退団の可能性が高まっている。一方、補強の第一弾としてカステリョンで活躍したアレックス・カラトラバの獲得が間近に迫っている。違約金は500万ユーロだが、ミゲル・ルビオやパブロ・ラモンらの選手譲渡を含めることで移籍金の引き下げを狙っている。また、ベティスを退団する見込みのルーカス・ベルトランにも興味を示している。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

レアル・ソシエダ

シーズン途中に就任し、チームを立て直したペジェグリーノ・マタラッツォ監督の続投が確実となった。スポーツディレクターのエリック・ブレトスは『彼と一緒に仕事をするのが好きで、契約延長について話し合っている』と明言し、信頼の高さをうかがわせた。前線の得点力不足解消のため、アメリカ・MLSのシカゴ・ファイアーで得点ランキング首位を走るベルギー人ストライカー、ウゴ・カイペルスの獲得に照準を合わせている。また、守備陣の補強としてリーベル・プレートのラウタロ・リベロとも交渉を進めている。(via ElDesmarque / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

CAオサスナ

クラブが誇る期待の若手ウィンガー、ビクトル・ムニョスが、イングランドのリヴァプールへ電撃移籍することが決まった。ニューカッスルとも合意間近とされていたが、最終的にリヴァプールが約4000万ユーロの契約解除金を満額支払う形で争奪戦を制した。スペイン代表としてワールドカップにも参加予定だったムニョスだが、直近の負傷により大会でのデビューは見送られる可能性が高まっている。(via Estadio Deportivo)

レアル・バジャドリード

1部復帰に向けたスカッド再編の中で、高年俸が負担となっているブラジル人FWマルコス・アンドレの放出を最優先事項として急いでいる。年俸160万ユーロという条件はヨーロッパの市場では引き受け手が見つかりにくく、クラブは中東のアラブ諸国や南米からのオファーを待ち望んでいる状況だ。(via SPORT)

【本日の総括】

移籍市場が本格化する中、各クラブの明暗が分かれるニュースが相次いだ。セグンダへの降格が決まったジローナやマジョルカは、ミチェルやデミチェリスといった監督の流出に加え、ストゥアニやムリキといったクラブの顔とも言える選手たちの退団ラッシュに直面し、新体制での再建を急いでいる。一方で、セルタ・フォルトゥナの史上初となるセグンダ昇格や、アルメリアとマラガによる1部昇格を懸けた激しい死闘など、来季の勢力図を左右する熱い戦いも繰り広げられている。財政難に苦しむセビージャやベティスが主力選手の放出による資金調達に奔走する中、ビジャレアルやアトレティコ・マドリードは積極的な補強策を展開しており、来季に向けた激しい水面下の攻防はさらに過熱していくだろう。