レアル・ソシエダ

デポルティーボ・アラベスとのダービーマッチは、後半アディショナルタイムに追いつかれ3-3の痛恨のドローに終わった。試合を大きく左右したのは、92分にセルヒオ・ゴメスがカルレス・アレニャのふくらはぎを意図せず踏んだプレーに対するレッドカード提示である。当初はイエローカードだったものの、VARのカルロス・デル・セロ・グランデの介入により「過剰な力でのタックル」と判定され、主審のビクトル・ガルシア・ベルドゥラはレッドカードへと判定を覆した。ペジェグリーノ・マタラッツォ監督は、「スローモーション映像だけで判断すれば、多くのレッドカードが出る」と判定への不満を隠さなかった。ただし、この退場は「重大な違反」には分類されないため、セルヒオ・ゴメスはアトレティコ・マドリードとのコパ・デル・レイ決勝には出場可能となる。マタラッツォ監督は試合内容について、「2度も逆転してリードを奪ったことは評価できるが、それを維持できなかったことには全く満足していない」と総括している。

大一番を控えるチームにおいて、キャプテンのミケル・オヤルサバルはハムストリングの違和感によりこの試合を欠場したが、これはあくまでコパ・デル・レイ決勝に向けた予防措置であり、指揮官も「重要な試合であれば出場していた」と決勝での復帰を断言している。また、この試合で4ヶ月ぶりにスタメン復帰を果たしたアリツ・エルストンドは、「オヤルサバルがトロフィーを掲げる姿を見たい」と決勝への強い決意を口にした。

そして、この試合最大の朗報は日本代表の久保建英が約3ヶ月ぶりに筋肉系の負傷から復帰を果たしたことである。54分からピッチに立った久保は、出場からわずか6分後にヘディングでオスカルソンのゴールを見事にアシストし、すぐさま違いを生み出した。久保は「ファンの愛情とサポートを強く感じた」とサポーターへの感謝を述べるとともに、「プロとして初めての決勝になる。みんなで楽しんで、絶対に勝ちたい」と、アトレティコとの頂上決戦に向けて熱い意気込みを語っている。(via MARCA)(via AS)(via Estadio Deportivo)

デポルティーボ・アラベス

敵地でのレアル・ソシエダ戦で、最後まで諦めない粘り強さを見せ3-3の引き分けに持ち込んだ。2度のリードを許す苦しい展開となったが、相手の退場により数的優位に立った最終盤の97分に、ルーカス・ボジェが起死回生の同点ゴールを叩き込んだ。ペナルティエリア内に2人のストライカーを配置し、徹底してクロスを供給し続けたアラベスのパワープレーは、ソシエダの守備陣に多大な脅威を与え、残留争いにおいて極めて価値のある勝ち点1をもたらした。(via Estadio Deportivo)(via MARCA)