フリアン・アルバレス問題の背景にあるクラブの契約不履行

ジャーナリストのルーベン・ウリアは、この騒動の背景にはアトレティコ・マドリード側の度重なる約束違反があると指摘しています。

事の発端はクラブワールドカップ終了後、アトレティコがアーセナルから届いた1億2000万ユーロのオファーを拒否したことでした。その際、カルロス・ブセロはフリアンに対して契約条件の改善を約束しました。しかし、夏を過ぎてもその約束が果たされることはなく、選手と周囲はクラブに騙されたと強く感じました。

その後、マテウ・アレマニーがこの問題を引き継ぎ、2026-2027シーズンから適用される新たな契約更新のオファーを提示して関係修復を図りましたが、選手側はこれを拒否しました。

2月にはマドリード中心部のレストランでヒル・マリンCEOとフリアンが会食を行いました。フリアンがゴールから遠ざかり不調に陥っていた時期でしたが、CEOはシーズンを最後までベストな形で終え、その後に一番納得のいく決断を下すように促しました。

そしてシーズン終了後、フリアンと代理人はクラブに対し、退団してバルセロナへ移籍したい旨を伝えました。さらに、もしバルセロナに行けないのであれば、アトレティコに残留するとも宣言しました。

ウリアは、アトレティコが約束を反故にしたことがすべての始まりであり、現在はバルセロナも資金難を抱え、フリアン自身もキャリアを賭けたリスクを負っている状態だと分析しています。すべての関係者が最悪のカードを手にしている、というのが現在の見立てです。(via ElDesmarque)