[レアル・ソシエダ] バスクダービー前夜に勃発した『チケット格差問題』の真相

レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオによるエウスカル・ヘリア・チャペラ決勝がアノエタで開催されるにあたり、チケットの取り扱いを巡ってサポーターの間で一時物議が醸された。

この大会は前シーズンのバスク州クラブ同士の対戦成績で上位2チームとなったクラブが対戦するもので、開催地の選択権は前シーズンの対戦成績で首位だったチームに与えられるルールとなっている。昨シーズンは首位だったアスレティックがバラカルドのラセサレ・スタジアムを開催地に選び、アスレティック、オサスナ、バラカルドのソシオ(会員)に対してチケット50%割引の措置が取られた。

今大会ではレアル・ソシエダがアノエタを会場として提案し、主催団体との合意のもとで自クラブのソシオを無料入場とする条件を盛り込んだ。一方でアスレティックのソシオに対しては、一般価格から50%引きの価格でチケットが販売されることになったため、両クラブのファンの間で不公平ではないかとの声が上がった。

しかし、この取り決めは組織委員会との正式な合意に基づくものであることが明らかになった。通常、アノエタのような大型スタジアムをリーグ戦で開場させるには7万ユーロ以上の費用がかかるが、レアル・ソシエダ側がこの開場経費や運営負担を肩代わり・相殺する形で主催者側と交渉をまとめたため、自クラブのソシオ無料化が実現したというのが真相であった。(via MARCA)