レアル・スポルティング

レアル・スポルティングの攻撃のタクトを握る主力MFヒラベルトが、右膝の内側半月板を損傷するという衝撃的なニュースが駆け巡りました。現時点で離脱期間の確定には精密検査を待つ必要がありますが、今週末のセウタ遠征への同行は絶望的となっています。9月に相次いだ負傷禍からようやく復帰者が戻りつつあったタイミングだけに、ニコラス・ラルカモン監督にとって大きな痛手となります。

そうした中で輝きを放っているのが、カンテラ出身の若手ボランチ、エノ・プレンデスです。コパ・デル・レイのギフエロ戦(1-3で逆転勝利)では、59分に途中出場すると左サイドから鋭いドリブルで切れ込み、豪快なミドルシュートを叩き込んでトップチーム初ゴールを記録。チームを逆転勝利へと導きました。ラビアナ出身の彼は昨季セウタ戦で2分間プレーしてデビューを果たしたものの、トップ定着を果たせずBチームへ戻り、そこで攻撃的MFからダブルボランチの一角へとコンバートされて才能を開花させました。ラルカモン監督のもとでチャンスを掴んだ彼は『ベンチから出て流れを変えるのは子供の頃から一番得意なプレー。地元ラビアナの皆も喜んでくれているはず』と語り、ヒラベルト不在の穴を埋める切り札として期待を集めています。

チームはギフエロから深夜バスで帰還後、直ちにMareoの第2グラウンドでトレーニングを開始。セウタ戦に向けては、カステリョン戦で失点に関与し酷評されたグラルテか、コパで70分間プレーして実戦復帰を果たしたドゥニャベイティアのどちらをCBに抜擢するかが焦点となっています。また左WBの位置ではガスパールとパブロ・ガルシアがポジションを争っています。(via SPORT)

UDラス・パルマス

アルバート・サンチェス新監督のもとで再出発を切ったUDラス・パルマスにおいて、元レアル・マドリードのヘセ・ロドリゲスがメディアの前に立ち、力強いメッセージを発信しました。ヘセはキャプテンマークの有無にかかわらず『25人の選手全員がキャプテンの意識を持ち、クラブのために全力を尽くしている。目前の絶対目標は残留ラインである50ポイントに一刻も早く到達することだ』と断言。さらに『自分自身、次のセウタ戦を含めて何も恐れていない。自分がセグンダで最高の選手であるという自負は当然持っている』と豪語し、チームの団結を訴えました。また、暫定指揮を執ったフアン・マヌエル・ロドリゲスへの感謝を述べるとともに、元同僚のジョナタン・ビエラについて『もし彼が引退して監督になれば、サッカーを深く理解する天才的な名将になるはずだ』と絶賛しました。

一方、新体制の戦術的キーマンとして大きな注目を集めているのが主将キリアン・ロドリゲスです。かつてガルシア・ピミエンタ監督のもとでチームの「6番・8番」として圧倒的な存在感を発揮し、スペイン代表候補にまで上り詰めたキリアン・エムバペですが、ルベン・デ・ラ・バレーラ前体制での戦術的混乱やホジキンリンパ腫再発の不安(後に無事と確認)に苦しみ、今季は本来のパフォーマンスを見せ切れずにいました。

しかし、火曜日のコパ・アルカラ戦で鮮やかなフリーキックを含む2ゴールを奪い、復活の狼煙を上げました。バルサDNAを継承するサンチェス新監督の就任は、ボールポゼッションを軸とするキリアン・エムバペのプレースタイルと完全に合致しており、31試合を残した今季のリーグ戦において、再びキリアン・エムバペがチームの「舵取り役」として完全復活を果たすお膳立てが整ったと現地では分析されています。(via SPORT / via Estadio Deportivo)