フリアン・アルバレス

バルセロナ移籍の噂が絶えないフリアン・アルバレスが、ついに沈黙を破り退団の意思を公にしました。アルゼンチン代表として出場したオーストリア戦の終了後、スポーツ専門チャンネルESPNのインタビューに応じ、自身の去就について赤裸々に語っています。これまでアトレティコ・マドリード側はバルセロナとの交渉を断固として拒否する姿勢を見せていましたが、選手本人は『隠れることはできないし、はっきりしないような振る舞いはできない。私は正直な人間でありたい。話すべき人たちとはすでに話し合った』と発言。さらに『関係者全員にとって移籍がベストな選択だと思うし、自分の夢を叶えたい』とクラブ関係者に退団の意思を伝えたことを明言しました。また、スペイン代表との対戦について聞かれた際は『偉大なライバルなので、避けられるなら避けたい』とも語っています。水面下では彼の代理人であるフェルナンド・イダルゴ氏が、フアンマ・ロペス氏やアンディ・バラ氏も同席する中でバルセロナのデコSDとホテル・トーレ・メリナで会談を行っており、アトレティコ側やサポーターが怒りを募らせている状況でした。現在2030年まで契約を残していますが、本人が公の場で移籍を直訴したことで、二度とロヒブランコのユニフォームを着ることは完全に不可能になったと見られています。(via SPORT)

ティアゴ・アルマダ(移籍)

2025年7月に2100万ユーロで加入し、ディエゴ・シメオネ監督のもとで脇役にとどまっていたティアゴ・アルマダに、サウジアラビアから巨額のオファーが舞い込んでいます。リーベル・プレートが保有権の50%買い取りで争奪戦を繰り広げ、ブラジルからの打診もあった中、マフレズやメンディが所属するアル・アハリが2600万ユーロの移籍金を提示したことで状況が一変し、リーベルは撤退を余儀なくされました。アトレティコとしては投資額を上回る2000万ユーロ以上の回収を望んでおり、このオファーは非常に魅力的です。選手本人には高額年俸を伴う3年契約が提示されています。現在25歳のアルマダはワールドカップに完全に集中しており、最終的な決断は大会終了後に下される予定です。巨額の報酬を得る代わりにスポーツ面での後退を受け入れるのか、それとも評価を高めてヨーロッパのクラブからのオファーを待つのか、その動向に注目が集まっています。(via ElDesmarque)

ティアゴ・アルマダ(W杯の活躍)

ワールドカップのグループステージ第2戦、アルゼンチン対オーストリア戦にスタメン出場したアルマダの評価についてもお伝えします。試合全体としてはプレーにあまり絡めず、左サイドでのプレッシングに終始したと厳しく評価され、10点満点中5点という採点でした。メッシとの連携をもっと深める必要があったと指摘されています。しかし、前半38分のメッシの先制ゴールの場面では、ファクンド・メディーナからのクロスに対して見事なスルー(アシスト)を披露し、大きな輝きを放ちました。アトレティコの選手として培われた直感を完全に信じ、後ろを振り返ることなくボールを見送れば必ず10番が現れると分かっていたかのような、クラスの高さを証明するプレーでした。なお、アルマダは後半19分(64分)にニコ・ゴンサレスと交代でピッチを退いています。(via MARCA)

イ・ガンイン

フリアン・アルバレスの退団の可能性が高まる中、マテウ・アレマニーSDは中盤の強化に照準を定めています。そのメインターゲットとなっているのが、PSGに所属する韓国代表MFイ・ガンインです。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏の報道によると、両クラブ間の交渉はかなり進展しており、選手との個人合意も間近に迫っているとのことです。現在2028年まで契約を残す彼の市場価値は2800万ユーロとされています。PSG側は移籍金として3000万ユーロを要求していますが、アトレティコの提示額はそれを下回っているため、現在も金額のすり合わせが続けられています。イ・ガンインは昨シーズン、PSGで39試合に出場し4ゴール5アシストを記録。現在開催中のワールドカップでも、ボールを持つたびに決定機を演出するなど際立ったパフォーマンスを見せています。(via ElDesmarque)

アレハンドロ・グリマルド

ディエゴ・シメオネ監督のチームにおいて最大の補強ポイントとなっている左サイドバックの強化についても大きな動きがありました。当初、マテウ・アレマニーSDはマルク・ククレジャを第一候補に挙げていましたが、彼がレアル・マドリードへ移籍したため方針を転換。現在はレバークーゼンで活躍するスペイン代表のアレハンドロ・グリマルドの獲得に極めて近づいています。レバークーゼンとの契約が残り1年となっているため、ドイツのクラブは彼を引き留める障壁を設けない意向であり、ボーナスを含めて約2000万ユーロという妥当な金額で取引がまとまる見通しです。30歳のグリマルド自身もスペインへの帰還と国内での成功を強く望んでおり、アトレティコでキャリア最後となる大型契約を結びたいと考えています。このまま順調に交渉が進めば、向こう3年間の契約にサインすることになるでしょう。(via MARCA)

アルナウ・オルティス&フリオ・ディアス

昨季のPrimera RFEF(3部相当)でセンセーショナルな活躍を見せたアトレティコ・マドリードBのカンテラーノ、アルナウ・オルティスが国内トップクラブによる争奪戦の的となっています。フェルナンド・トーレス監督の指導のもと、オルティスは38試合で23ゴールを叩き出し、リーグ得点王に輝きました。同リーグの1シーズン最多得点記録にあと2ゴールまで迫るという歴史的な活躍でした。2025年9月にポーランドのスラスク・ヴロツワフからわずか30万ユーロで加入した彼は、24歳(加入時は23歳)という年齢の規定により、トップチームでデビューするとBチームに戻れなくなるため、リザーブチームでのプレーに専念していました。アトレティコBが昇格を逃したことで、来季も3部でプレーするのは彼の才能には狭すぎると見られています。2028年まで契約を残していますが、モンチSD率いるエスパニョールが獲得に強い関心を示しており、さらにレバンテUDも彼を狙っています。また、レバンテは同じくアトレティコ・カンテラで昨季活躍したフリオ・ディアスにも興味を示しているとのことです。(via Mundo Deportivo)

代表戦情報

ワールドカップのグループステージ第2戦、オーストリアと対戦したアルゼンチン代表において、アトレティコ・マドリードに所属するナウエル・モリーナとロドリゴ・デ・パウルがスタメン出場を果たしました。右サイドバックで起用されたモリーナは、相手のキーマンであるザビッツァーの対応に苦慮し、背後を突かれる場面や不必要なファウルが目立ち、10点満点中4点と厳しい評価を受けました。一方のデ・パウルは、後方からのビルドアップで安定したパスさばきを見せ、序盤の攻撃を牽引。後半にはさらにプレーの質を上げ、10点満点中6点とまずまずの評価を獲得しています。なお、デ・パウルは後半37分(82分)にレアンドロ・パレデスと交代しました。(via ElDesmarque)

移籍市場の余波

移籍市場における周辺情報として、アトレティコ・マドリードはフリーエージェントとなるベルナルド・シウバと交渉を行っていました。彼自身はシメオネ監督のもとでプレーすることが第一希望ではありませんでしたが、アトレティコとの話し合いを進めていました。しかし、最終的にはレアル・マドリードが豊富な資金力で好条件を提示し、ジョゼ・モウリーニョ監督の説得もあってライバルクラブへ移籍することになりました。また、チェルシーからの退団を熱望していたマルク・ククレジャもアトレティコに自らを売り込んでいましたが、彼も同様にレアル・マドリードへと渡っています。この結果、前述の通りアレマニーSDは左サイドバックのターゲットをグリマルドに変更することになりました。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

フリアン・アルバレスの公の場での退団直訴により、クラブは対応を迫られる状況となりました。一方でイ・ガンインやグリマルドの獲得交渉は順調に進展しており、新シーズンに向けた戦力補強の輪郭が見え始めています。Bチームで活躍したアルナウ・オルティスの去就や、W杯で活躍するアルマダのサウジアラビア移籍の可能性も含め、ピッチ内外で非常に動きの激しい一日となりました。