プレシーズン第2戦ジョホール戦
マルティン・アンセルミ監督率いるエルチェは、南アフリカのカイザー・チーフスに2-1で勝利したプレシーズン初戦に続き、今週金曜日19時からラ・ヌシアのカミロ・カノ・スタジアムでマレーシアの絶対王者ジョホールと対戦します。ジョホールはマレーシアリーグを12連覇中で、国内では106試合無敗(97勝9分、得失点差+334)という圧倒的な成績を誇り、2021年4月以来国内で敗れていません。このエキゾチックなクラブは夏の暑さにもかかわらず地中海沿岸でプレシーズンを行っており、シスコ・ムニョス監督やルイス・ガルシアGMをはじめ、スペイン色が非常に強いチームです。
選手としてはコセンタイナ出身の大ベテランであるナチョ・インサがおり、同じくそこでプレーして引退した兄弟のキコ・インサはスポーツディレクターを務めています。さらにエルチェの下部組織を経験したアリカンテ出身の19歳のGKクリスティアン・アバドにとっては特別な試合となります。他にもGKスビアウレ、DFグラウデル、エディ、イラサバル、ラウル・パラ、MFナチョ・メンデス、アタッカーのアリバス、テト、アケチェといったスペイン国籍の選手が合計11名在籍しており、中にはマレーシア国籍を取得した選手もいます。スビアウレとパラは近年エルデンセに在籍しており、アケチェは何度もエルチェの補強候補として噂されていた選手です。8月末まで公式戦がないジョホールは、直近の親善試合でコンテスタノを8-0で粉砕しています。エルチェにとっては、初戦と同様にエキゾチックな相手でありながら、大幅に難易度の上がるテストとなります。(via SPORT)
若手アピールと負傷者の状況
アンセルミ監督は今回のテストマッチに向けて、買い取りオプションを行使したゴンサロ・ビジャール、ビクトル・チュスト、サンガレの3選手以外に新たな顔ぶれはおらず、昨季のブロックと下部組織の選手たちを継続して起用することになります。トップチームのフォワードが不在の中、カイザー・チーフス戦で好印象を残した若手のウマルに再び注目が集まっています。
また、強化部のお気に入りである若手ミッドフィルダーのアリ・フアリーも、この数週間で大きく目立っています。昨季後半はミランデスで経験を積んだ彼は、トップレベルで通用することを示すための一歩を踏み出すことが期待されており、トップチームの枠を勝ち取るか、さらなる成長のために再レンタルされるかの岐路に立たされていますが、本人はエルチェに残留して自身の力を証明することを強く望んでいます。
懸念事項としては、カイザー・チーフス戦で相手との激しい衝突により途中交代を余儀なくされたGKディトゥロの身体状態を確認する必要があります。さらに、5日前の初戦ではアダム・ボアヤルが攻撃の役割で起用できず、GKのローテーションでもオーウェン・ボッシュを起用できなかったため、プレシーズンのハードワークが他の選手に悪影響を及ぼしていないかも注視されています。(via SPORT)
新戦力獲得への動き
エルチェは、2026-2027シーズンの最初の新戦力獲得までに60日以上を要するという記録を更新していますが、クリスティアン・ブラガルニク・オーナーとペドロ・スキノッカ・ゼネラルマネージャーは、アルゼンチン代表のワールドカップ決勝を観戦した後に本拠地へ戻り、ついに新戦力第1号の確保に向けて動いています。現在、最も獲得に近いとされているのがコロンビア人選手のデイベル・マチャドです。彼はすでに新天地となる可能性のあるエルチェの施設を直接見学していますが、近年プレーしているフランスのリーグをはじめ、スペイン国内外の他クラブからもオファーや関心を寄せられている状況です。エルチェの首脳陣はこの金曜日のラ・ヌシアでの試合を観戦する予定であり、その裏でマチャドの獲得交渉を完了させようと尽力しています。(via SPORT)
ペドロサの買い取り見送り
エルチェは昨シーズン、セビージャからアドリア・ペドロサをレンタルで獲得していましたが、買い取りオプションを行使しない決断を下しました。これによりペドロサはセビージャへ復帰していますが、同クラブでは構想外となっており、プレシーズン中に戦力外選手たちと共に別メニューでの調整を強いられています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
アンセルミ監督率いるチームはプレシーズン第2戦のジョホール戦に向けて若手の台頭に期待を寄せる一方、フロントはデイベル・マチャドの獲得交渉を急ピッチで進めています。