レアル・オビエド
Julián Calero(フリアン・カレロ)が新監督に就任した。パチューカ・グループと共にメキシコを訪問中のカレロは『1部を含め他からのオファーもあったが、パチューカが達成したいことと自分の目指すものに多くの共通点があり、オビエドのプロジェクトに賭けた』と就任の理由を明かした。(via ElDesmarque)
補強についてカレロ監督は『チームは現在構築中で、これからも多くの動きがある。需要の高い選手もいるが、加入する選手が十分なレベルを備えていれば誰が去ろうと構わない。良いチームを作り、獲得できる全てのタイトルを争いたい』と野心的に語った。(via ElDesmarque)
戦力補強の具体的なターゲットとして、デポルティーボ・ラ・コルーニャのLuis Chacón(ルイス・チャコン)の獲得を検討している。チャコンは昨夏デポルに加入後、公式戦1試合の出場にとどまりクルトゥラル・レオネサへレンタルされ、そこで8ゴール3アシストの活躍を見せた。デポルとは2028年6月まで契約を残しているがトップチームでの出番は不透明であり、オビエドはレンタルまたは完全移籍の両方の選択肢を探っている。(via ElDesmarque)
カディスCF
Manuel Vizcaíno(マヌエル・ビスカイノ)会長が、2026/2027シーズンのシーズンチケットキャンペーンの発表会見に出席し、今季の不振とJavier Ontiveros(ハビエル・オンティベロス)のプロ意識の欠如を痛烈に批判した。(via SPORT)
会長は『今シーズンは非常に厳しかった。1月には残留を確信していたが、後半戦でわずか9ポイントしか獲得できず、プリメーラ・フェデラシオン(3部)降格スレスレまでチームは崩壊した』と総括し、Imanol Idiakez(イマノル・イディアケス)監督の続投を明言した上で『失敗したのはシーズンであり、プロジェクトではない』と強調した。(via MARCA)
オンティベロスは今季度重なる怪我もあり、公式戦15試合(先発6試合)で650分以下の出場、1ゴール1アシストと低迷。さらに、マラガ戦で敗北した夜にヘレスで夜遊びをしていた動画が拡散されるなどピッチ外での問題行動も目立った。(via ElDesmarque)
オンティベロスがクラブの総括動画で『今季はかなり弱かった』『下位で苦しむことを学んだのはチームにとって良いこと』と発言したことや、その際の体型が太り過ぎているとファンから激しく批判を浴びている。(via ElDesmarque)
これに対しビスカイノ会長は『彼がかつての調子を取り戻すことはないと確信している。カディスCFのユニフォームとエンブレムを軽視した。本人が望んでいないのだからもう選手には戻れないだろう。契約は残っているのだから、彼の適正体重である75キロで現れ、最初の3試合で実力を見せてくれたらいいのだが』と最後通牒を突きつけた。(via SPORT)
新シーズンのチケット価格は、15年以上の会員の更新最低価格がゴール裏120ユーロからメインスタンド435ユーロとなる一方で、5年未満の会員はゴール裏220ユーロからメインスタンド750ユーロと、昨季と比べて最低価格は値上がりし最高価格は値下げされた。新規会員は入会金が加算されるため、ゴール裏で最低295ユーロ、メインスタンドでは最大950ユーロとなる。(via ElDesmarque)
ゴール裏は既存会員の更新で埋まることが多く、新規会員が実質的に購入できるのは564ユーロの席からとなる可能性が高く、他のセグンダのクラブと比較しても非常に高額な価格設定が物議を醸している。(via ElDesmarque)
CDカステリョン
クラブは、アスレティック・クラブからレンタルで加入していた23歳のMF、Beñat Gerenabarrena(ベニャト・ゲレナバレナ)が6月30日でレンタル期間を満了し、所属元へ復帰することを公式発表した。(via SPORT)
ベニャトは今シーズン、中盤や右サイドバックとして多様性を発揮し、公式戦39試合で2,798分に出場、2ゴール2アシストを記録してチームの重要なピースとなっていた。(via SPORT)
特に前線からの激しいプレス、試合の状況を読み解く戦術眼、そしてどんな状況でもチームを助ける献身的な姿勢が光り、弱冠23歳ながらそのリーダーシップと安定感で監督やチームメイト、ファンから絶大な信頼と評価を獲得していた。(via SPORT)
CDエルデンセ
クラブはベニドルム出身のMF、Borja Calvo(ボルハ・カルボ)との契約を、設定された目標達成に伴い2028年6月30日まで延長したことを発表した。(via SPORT)
ボルハ・カルボは2025/26シーズンに公式戦27試合に出場し、3ゴール2アシストを記録。度重なる怪我に悩まされながらも、試合に出場した際には常に献身的なワークレートや突破力、決定的な場面での攻撃における存在感を示し、ロッカールームでも重要な役割を果たしていることがクラブから高く評価された。(via SPORT)
クラブはこれに先立ち、キャプテンであるJesús Clemente(ヘスス・クレメンテ)との契約も2027年6月30日まで延長したことを発表しており、彼はエルデンセで4シーズン目を迎えることになる。(via SPORT)
これらの動きは、セグンダへの昇格を果たしたクラブがチームの根幹をなす選手たちを維持し、スポーツプロジェクトの継続性を確固たるものにするための重要なステップと位置付けられている。(via SPORT)
UDラス・パルマス
契約満了によりフリーエージェントとなる24歳の左利きセンターバック、Mika Mármol(ミカ・マルモル)の争奪戦が激化している。(via Estadio Deportivo)
彼は今季セグンダでカナリア諸島のチームの守備の要として素晴らしいパフォーマンスを見せ、評価を大きく高めた。これまでスペイン1部リーグで67試合に出場した実績も持つ。(via Estadio Deportivo)
セルタ・デ・ビーゴが長年彼の獲得に興味を示しているが、ギリシャのオリンピアコスが4年契約に加えて300万ユーロの移籍ボーナスという他の競合クラブには提示できないような非常に強力な好条件を提示しており、セルタは圧倒的に不利な状況に立たされている。(via Estadio Deportivo)
さらに数週間前にはロシアのスパルタク・モスクワも身長183cmのこのセンターバックの獲得に乗り出していることが報じられており、フリー移籍ということもあって彼の要求年俸は今後さらに高騰する可能性がある。(via Estadio Deportivo)
マラガCF
昇格プレーオフ決勝第2戦となるUDアルメリア戦を48時間後に控え、マラガの街はマラグイスモ(マラガ愛)の熱狂に包まれている。(via SPORT)
10番を背負うDavid Larrubia(ダビド・ラルビア)の出身地であるLa Luz地区では、「La Luzから栄光へ」というスローガンのもと、数十人の住民がチャントを歌い、発炎筒を焚き、青と白のユニフォームや横断幕を掲げて彼を熱烈に激励した。完全に驚いた様子のラルビアは、SNSで『こんなに素晴らしい人たちが側にいてくれて幸せだ。自分の出身地を誇りに思う。みんな本当にありがとう』と感謝の意を表した。(via SPORT)
クラブもSNSで、今季クラブ記録となる26,650人のシーズンチケット保持者全員の名前がデザインされた特別なユニフォームの動画を公開し、「マラグイスモの力がアルメリアで私たちと共にある」というメッセージを発信した。このユニフォームは試合中に着用されるものではないが、決戦前の瞬間に選手たちが身につける予定であり、販売はされない。(via SPORT)
この取り組みは2004/05シーズンに作成された「私たちは2万人だ」というシャツを彷彿とさせるもので、クラブと街全体が一体となって昇格への悲願を後押ししている。(via SPORT)
金曜日の17時30分からはラ・ロサレダ・スタジアムの駐車場で、チームがアルメリアへ出発するのを見送る大規模な集会が予定されており、試合が行われる土曜日の21時まで街全体がチームを強力に後押しし続ける。(via SPORT)
CEサバデル / サモラCF
セグンダ昇格を懸けたプレーオフ決勝の第2戦が、金曜日の21:00にサバデルのホーム、ノバ・クレウ・アルタ(収容人数12,000人)で開催される。(via SPORT)
第1戦はサモラの本拠地ルタ・デ・ラ・プラタで超満員の観衆の中行われ、開始わずか3分でストライカーのMario Losada(マリオ・ロサダ)が挙げたゴールを守り切り、サモラCFが1-0で先勝している。(via SPORT)
第2戦で合計スコアが同点になった場合は延長戦に突入するが、120分を終えても決着がつかない場合は、レギュラーシーズンの成績で上回るCEサバデルが昇格となる規定がある。(via SPORT)
サバデルのFerrán Costa(フェラン・コスタ)監督は現在31歳とスペインのプロリーグで最も若い指揮官の一人であり、準決勝でレアル・マドリード・カスティージャ相手に歴史的な逆転劇を演じた勢いそのままに、ホームの大観衆の前で2021年以来となるセグンダ復帰を目指している。(via SPORT)
対するサモラCFは、クラブ史上初のセグンダ昇格まであと一歩のところに迫っている。サモラは、アビラ、クエンカ、セゴビア、テルエルと並び、スペイン国内の県都でありながら一度も2部リーグに到達したことがない5つの都市の一つであり、街にとって歴史的な快挙が懸かっている。(via SPORT)
サモラのキャプテンを務めるKike Márquez(キケ・マルケス)にとって、この昇格が実現すれば自身のキャリアで5度目の昇格となる。彼は過去にカディス、エストレマドゥーラ、アルバセテ、コルドバで昇格を経験してきた昇格請負人である。(via SPORT)
サモラの選手たちはすでに木曜日のトレーニング後にファンの熱い見送りを受け、マドリード経由で列車でバルセロナ入りし、決戦の地であるサバデルの近くで前泊して士気を高めている。(via SPORT)
レアル・サラゴサ
プリメーラRFEF(3部)への降格という厳しい現実を受け、新監督Ibai Gómez(イバイ・ゴメス)とLalo Arantegui(ラロ・アランテギ)スポーツディレクターの指揮のもと、1年でのLALIGA Hypermotion(セグンダ)復帰を目指す新プロジェクトが始動している。(via ElDesmarque)
木曜日には、Jaume Jardí(ジャウメ・ハルディ)、Anartz Peña(アナルツ・ペニャ)、Raúl Pereira(ラウール・ペレイラ)の3名の新戦力のお披露目会見が行われた。(via ElDesmarque)
注目されるAnder Herrera(アンデル・エレーラ)の復帰交渉について、アランテギは『交渉は私たちが望む段階にある。あまり多くは語れないが、プレシーズン開始までにはまだ日がある』と語り、ボカ・ジュニアーズを退団したベテランMFの帰還が現実味を帯びている。(via ElDesmarque)
左ウイングのAdrián Liso(アドリアン・リソ)の退団については、ヘタフェCFが300万ユーロの買い取りオプションを行使せず、半額での買い取りを打診したがサラゴサは即座に拒否した。現在はイタリアのヴェネツィアやMLSのクラブから高額なオファーが届いているが、選手本人はスペイン国内でのプレーを希望している。(via Estadio Deportivo)
リソにはセビージャFC、ラージョ・バジェカーノ、CAオサスナ、エルチェCFなどが関心を寄せているが、アランテギは『他クラブが条件を問い合わせてくるが、我々が望む条件で売却しなければならない』と強気の姿勢を崩していない。サラゴサは買い取り義務、または特定の成績・出場条件での完全移籍への移行を伴うローン移籍を希望している。(via Estadio Deportivo)
さらに、新たな守護神のターゲットとしてCEサバデルのGK、Diego Fuoli(ディエゴ・フオリ)をリストアップしている。しかし、フオリの契約はサバデルがセグンダに昇格するかどうかで大きく変わる。3部残留の場合は契約が2027年までで解除金35万ユーロとなるが、昇格した場合は契約が2028年まで延長され、解除金も80万ユーロに跳ね上がるため、サラゴサはサバデルのプレーオフ決勝の結果を注視している。(via ElDesmarque)
若手流出の防波堤として、クラブは新たに「貯金箱契約(contrato hucha)」を導入した。過去に有望株がFCバルセロナに引き抜かれたことを教訓に、16歳未満の選手を引き留める法的な拘束力がないことを逆手に取り、最も有望な選手が16歳までクラブに残った際に、それまでの期間の報奨金をまとめて支払うシステムである。2022年以降に導入していた違約金契約が法的に無効であったための代替措置である。(via SPORT)
デポルティーボ・ラ・コルーニャ
Massimo Benassi(マッシモ・ベナッシ)CEOが『Sports Summit Madrid』で、ポルトガルのペナフィエルとのマルチクラブ・オーナーシップについて『デポルのプロジェクト発展のためのツールであり、デポルに適応できない選手がいればそこで引き続き育成できる』とその有用性を語った。(via SPORT)
昇格後の予算について同CEOは『チケット収入の20%を維持するため3年連続でシーズンチケット数を増やすのは難しく、狂ったような予算にはならない。無茶をして目立つのではなく、多くの計画を立てて前もって契約を結び始めている』と堅実な姿勢を強調した。(via SPORT)
商業面では『この街のGDPの約3%はデポルが呼び込むスポーツイベントによって生み出されている』と語り、今季は多額の投資を行って6つのVIPラウンジや博物館、スタジアムツアーをオープンさせたことを明かした。(via SPORT)
移籍市場では、ローマに所属する左サイドバックのAngeliño(アンヘリーニョ)のレンタルでの獲得を目指している。アンヘリーニョは気管支炎の後遺症で今季わずか7試合(419分)の出場にとどまったものの、デポルはベティスと共に彼の獲得に動いている。現状では選手本人が決断を保留しているため、ローマとの交渉が今後の鍵となる。(via SPORT), (via Estadio Deportivo)
さらに、レアル・オビエドからも関心を持たれている所属選手のLuis Chacón(ルイス・チャコン)について、デポル側はトップチームでの出場機会が不透明なため、出場時間を保証することを条件にセグンダ上位クラブへのレンタル移籍を好意的に見ているが、完全移籍の線も排除していない。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
本日はセグンダを跨ぐ昇降格プレーオフの最終決戦(CEサバデル対サモラCF、マラガCF対UDアルメリア)に向けた歴史的な盛り上がりが確認されました。クラブ史上初の昇格を懸けるチームや名門復活を期すチームの運命の一戦が、来季の勢力図を大きく変えることになります。
一方で、3部に降格したレアル・サラゴサや不振に沈んだカディスCFのように、来季のセグンダ復帰・浮上を目指して新体制の構築や厳格な規律を求める動きも活発化しています。さらに、ミカ・マルモルのような有力なフリー選手や若手の争奪戦は国外クラブも巻き込んで激しさを増しており、各クラブはピッチ外でも来季を見据えた熾烈な戦いを強いられています。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
レアル・オビエドのフリアン・カレロ招聘は、単なる監督交代以上の意味を持ちます。パチューカ・グループのプロジェクトと自身の哲学を融合させ、選手個々の能力に依存せず、組織としてタイトルを争う構造を構築しようという意図が明確です。一方、CDカステリョンのベニャト・ゲレナバレナ退団は、中盤の多様性と前線へのプレス強度を失うことを意味し、来季の戦術的再構築において大きな穴となるでしょう。昇格プレーオフを控える各チームも、個の閃きだけでなく、組織的な規律と連動性が勝敗を分ける局面を迎えています。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
カディスCFのビスカイノ会長によるオンティベロスへの公開批判は、クラブの規律とエンブレムの重みを再定義しようとする強い意志の表れです。不振の責任を個人のプロ意識に求める手法は諸刃の剣ですが、ファンとの信頼関係を再構築するための苦渋の決断とも映ります。対照的に、マラガCFの街全体を巻き込んだ熱狂は、クラブと地域が一体となった「マラグイスモ」の力を示しており、この一体感が昇格という悲願達成に向けた最大の推進力になることは間違いありません。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
移籍市場では、ミカ・マルモルのようなフリーエージェントの争奪戦が、欧州全土を巻き込むマネーゲームへと発展しています。一方、レアル・サラゴサが導入した「貯金箱契約」は、法的な制約の中で若手流出を防ぐための非常に現実的かつ知的な防衛策です。デポルティーボの堅実な予算運営や、チャコンのレンタル活用に見られるように、各クラブは限られたリソースを最適化し、昇格や残留という目標達成に向けた編成の整合性をいかに保つか、その手腕が問われています。