7mオフサイドの怨念と黄金期の誇り…元マラガ指揮官が語るクロップとの因縁と伝説
しかし、そこからわずか4分間の出来事がマラガCFの美しい夢を悲劇へと変えました。91分にマルコ・ロイスに同点弾を許すと、畳みかけられた93分、フェリペ・サンタナに痛恨の逆転ゴールを叩き込まれました。この勝ち越しゴールの場面では、ドルトムントの複数選手が明らかにオフサイドの位置におり、特に得点者は誰の目にも明らかな位置から抜け出していました。スコットランド人のクレイグ・トムソン主審と副審ら審判団が下した判定は、21世紀のサッカー史における最大の暴挙の一つとして、いまなおサッカーファンの怒りを買っています。
ペレグリーニ監督はのちにウェストハムを率いていた2019年、当時ユルゲン・クロップ監督が率いるリヴァプールと対戦した際にもこの出来事を鮮明に振り返っていました。ペレグリーニ監督は『彼はいつもオフサイドや不正な判定によるゴールで私に勝利する。マラガの指揮官だった時代、彼のドルトムントと対戦した際も、7メートルもオフサイドの位置にいたゴールによって大会から追い出されたのだから、彼に審判への不満を言う資格などない』と熱く語り、積年の悔しさを露わにしていました。
イスコ、ホアキン、トゥララン、マルティン・デミチェリス、バプティスタ、そしてGKウィリー・カバジェロらを擁したあのマラガCFは、クラブの歴史に永遠に刻まれる黄金期を築き上げました。残酷な判定によって夢は絶たれたものの、世界を驚嘆させたあの青と白の勇姿は、13年が経過した今なお色褪せることなく語り継がれています。(via SPORT)
【本日の総括】
テネリフェFWデ・ミゲル選手の訃報を受け、AFEがマラガCF対レーシング戦を含む今週の公式戦全延期を要請。開催可否の行方が注目される中、かつてマラガを率いたペレグリーニ監督とイスコが13年ぶりにあのCLドルトムント戦の地へ帰還し、黄金期の記憶が蘇ります。