マジョルカ戦試合結果
⚽ マジョルカの本拠地ソン・モイシュで行われたラ・リーガ最終節は、レアル・オビエドが0対3で敗れる結果に終わりました。すでにセグンダへ降格が決まっていたオビエドは、プレッシャーのない中でプライドを見せ、ファンに喜びを届けるための試合でしたが、インテンシティに欠ける戦いとなりました。序盤は守備的に構えてトランジションを狙う展開となり、ダニ・カルボがコーナーキックからヘディングシュートを放ちクロスバーを越える惜しい場面を作りました。しかし、次第にアサノやムリキに決定機を作られると、前半42分にパブロ・トーレにフリーでインサイドボレーシュートを決められ先制を許しました。後半に入るとイリアス・シャイラや途中出場のハッサンを中心に反撃を試みましたが機能せず、逆に83分にマヌ・モルラネスにペナルティエリア外からのシュートを決められ、88分にはベダト・ムリキにダメ押しの3点目を奪われました。試合はそのまま終了し、ホセ・マリア・サンチェス主審の笛とともに、オビエドの今季の戦いが幕を閉じました。(via Estadio Deportivo)
今シーズンの総括
📉 オビエドにとって、今シーズンは忘れたい悪夢のような1年となりました。1部昇格からわずか1シーズンで再びセグンダへ逆戻りすることが数節前に確定しており、最終節の敗北により最下位でのフィニッシュが確定しました。チームはシーズンを通して得点力不足に苦しみ、ラ・リーガで最も得点の少ないチームという不名誉な記録を残しました。また、勝ち点30にすら到達できなかったことは、100年の歴史を持つクラブの記録においても極めて不名誉な数字として刻まれることになります。選手たちからは集中力や闘争心が欠如している様子が見受けられ、1部リーグの舞台が大きすぎたこと、そしてシーズンが長すぎたことを露呈する結果となりました。クラブは早急にこの失敗を反省し、2部からの再昇格に向けた新たなプロジェクトを立ち上げる必要があります。(via SPORT)
監督アルマダの退任
👋 すでに数週間前に発表されていた通り、ギジェルモ・アルマダ監督は今シーズン限りでレアル・オビエドのベンチを去ることになります。この最終戦が彼にとってオビエドでの最後の指揮となりました。アルマダ監督は、信頼を置くアタッカーのフェデ・ビニャスが負傷欠場となったため、アレックス・フォレスをスタメンのストライカーに抜擢しました。しかし、前半45分間で見せ場を作れなかったフォレスをハーフタイムでハッサンと交代させ、システムを変更して攻撃の改善を図りましたが、最後まで効果的な解決策を見出すことはできませんでした。(via ElDesmarque)
カソルラの感動的な交代
👏 この試合の大きな焦点の一つが、ベテランのサンティ・カソルラでした。41歳5ヶ月10日での出場となったカソルラは、ドナトが持つ最年長ゴール記録の更新を目指して今シーズンを戦い抜いてきました。スタメン出場したカソルラは、プレースキッカーとして直接フリーキックやコーナーキックからチャンスを演出し、後方からのビルドアップでもチームを助けました。前半38分にはマジョルカのオマール・マスカレルと競り合い、遅れてタックルに入ってしまったためイエローカードを受けました。この接触によりマスカレルは負傷し、涙を流しながらピッチを後にすることになりました。そして後半63分、チアゴ・ボルバスとの交代でピッチを退く際、ソン・モイシュに集まった19,311人の観客から万雷の拍手とスタンディングオベーションが送られました。敵地のファンも彼に最大限の敬意を表す感動的なシーンとなりました。これが1部リーグでの最後のプレーになる可能性もありますが、オビエドのファンの多くは、彼が来シーズンも2部の舞台でカルロス・タルティエレのピッチに立ち続けることを夢見ています。(via MARCA)
出場選手パフォーマンス
📊 最終戦に出場した選手たちの評価は全体的に厳しいものとなりました。
・ホラティウ・モルドヴァン:マジョルカの攻撃に適切に対応していましたが、パブロ・トーレのゴールはどうしようもなく、時間とともにパフォーマンスが低下しました。
・ナチョ・ビダル:1失点目でポジションを見失うなど、右サイドで苦戦しました。後半77分にルーカス・アヒハドと交代しました。
・エリック・バイリー:序盤は体格を生かして相手アタッカーに競り勝ち、試合に非常に集中していました。
・ダニ・カルボ:コーナーキックからチーム最大の決定機を作り、相手エースのムリキをいくつかの重要なプレーで封じました。
・ラヒム・アルハサン:左サイドからのマジョルカの攻撃を素早く阻止しました。後半77分にハビ・ロペスと交代しました。
・ニコ・フォンセカ:前半はピッチで迷子になり、前線との連携を欠いて不正確でした。
・サンティアゴ・コロンバット:あらゆる面でチームへの貢献が少なく、目立ちませんでした。後半63分にイリッチと交代しました。
・イリアス・シャイラ:サイドからのクロスで脅威を作り、攻撃の起点となるべく何度もマークを外す動きを見せました。後半は集中して入り、同点のチャンスも作りました。
・アルベルト・レイナ:ピッチを横断するサイドチェンジでチームに息継ぎをもたらしましたが、攻撃面での貢献はわずかでした。
・アレックス・フォレス:前半45分間は完全に消えており、ハーフタイムで交代となりました。
・ハッサン:後半から出場して攻撃にフレッシュさを加えましたが、監督が求めていたものを前線で提供することはできず、攻撃面の貢献は少なかったです。(via ElDesmarque)
移籍情報アーロン・エスカンデル
🧤 苦しいシーズンの中で数少ない明るい材料だった正GKのアーロン・エスカンデルが、来シーズンはバレンシアへ移籍することが決定的となっています。カルカイシェント出身の30歳であるエスカンデルは、オビエドの降格にもかかわらず、その卓越した反射神経とパーソナリティで数多くの試合でチームを救い、リーグのサプライズ選手の一人として高い評価を確立しました。最近オビエドと2027年まで契約を更新したばかりでしたが、クラブは2部降格に伴い、彼のキャリアにとって重要なステップアップとなるこの移籍に大きな障害を設けない方針です。エスカンデル自身も以前から『バレンシアに戻りたいとずっと思っていた。カンテラ出身だし、バレンシアニスタとして常にベストを祈っている』と語っており、古巣への復帰を熱望していました。公式発表はまだですが、不測の事態がない限り移籍は完了したと見られています。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
レアル・オビエドはマジョルカに敗れ、歴史的な低迷を象徴するような形で1部リーグでのシーズンを最下位で終えました。アルマダ監督の退任やカソルラの感動的な交代など節目となる試合でしたが、来季の2部での再起に向けてクラブは大きな変革を迫られています。