ジョゼ・モウリーニョのレアル・マドリード復帰とベンフィカへの別れ

エンリケ・リケルメ候補を破り、レアル・マドリードの会長選で再選を果たしたフロレンティーノ・ペレス会長の第一の公約が実現へと向かっている。ジョゼ・モウリーニョが2010年から2013年まで指揮を執ったレアル・マドリードへの復帰が目前に迫っている。レアル・マドリードはベンフィカに対し、契約解除金として1500万ユーロを支払い、モウリーニョを引き抜くことを決定した。モウリーニョ自身も自身のInstagramを通じてベンフィカへの感謝と別れのメッセージを綴った。彼は『ルイ・コスタ会長に、ベンフィカで働く機会を与えていただいたことに感謝します。このクラブを代表できたことは名誉であり、特権でした。すべてのプロフェッショナル、そして一緒に働けた選手たちに深い感謝と今後の成功を祈ります。ある日私の選手だった者は、永遠に私の選手です』と感動的な言葉を残した。

モウリーニョはすでにマドリードの高級ホテルで、ホセ・アンヘル・サンチェスやジュニ・カラファト、さらにはスーパーエージェントのジョルジュ・メンデスと深夜に及ぶ会談を行っており、来季の構想を練っている。彼はメンデスの顧客である4人のポルトガル人選手、ルベン・ディアス、マテウス・ヌネス、マテウス・フェルナンデス、ベルナルド・シウバの獲得を要求しているという。モウリーニョの復帰により、かつてのバルセロナとの激しい対立の歴史(インテル時代のカンプ・ノウでのスプリンクラー事件、ペップ・グアルディオラとの舌戦、ティト・ビラノバへの目突き事件、駐車場での審判待ち伏せなど)が再び注目を集めており、スペインサッカー界は新たな嵐の予感に包まれている。

(via SPORT, ElDesmarque, Mundo Deportivo)

フリアン・アルバレスへの巨額オファーとアトレティコの猛反発、そして内部対立

フロレンティーノ・ペレス会長が選挙戦で約束した「1億5000万ユーロの銀河系補強」のターゲットが、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスであることが発覚し、マドリードの街を二分する大騒動に発展している。レアル・マドリードは公式声明でフリアン・アルバレスに1億5000万ユーロのオファーを出したことを発表したが、アトレティコのエンリケ・セレソ会長への直接の電話に対し、アトレティコ側は即座にこれを拒否し、5億ユーロの契約解除金を満額支払うよう要求した。

アトレティコ・マドリードはこの事態に公式SNSで激しく反撃。レアル・マドリードの声明を引用して大爆笑の絵文字を投稿した後、『隣人への声明:1. アトレティコを称賛した教皇の動画がカットされていたぞ。2. 礼儀と感謝を勘違いしているようだが、我々は何も感謝していない。3. フリアンのオファーなど検討も評価もしていない。4. バルセロナ以上に笑わせてくれるのだから、仲良くならないわけがない』と痛烈に皮肉った。さらに『新しい会長との良好な関係を活かして、我々のアカデミーから選手を「盗む」のをやめてくれないか』と追撃した。

一方、レアル・マドリード内部でもこのオファーを巡り亀裂が生じている。新監督に就任予定のモウリーニョは、このフリアン・アルバレスへのオファーを事前に全く知らされておらず、クラブの声明を見て初めて知ったという。モウリーニョの側近によれば、彼はフリアン・アルバレスの獲得を望んでおらず、クラブが自身の許可なく勝手に動いたことに強い不満を抱いているという。銀河系補強の裏で、早くも監督とフロントの間に摩擦が生じている。

(via SPORT, ElDesmarque, MARCA, Mundo Deportivo)

サンティアゴ・ベルナベウのコンサート騒動、最高裁がレアル・マドリードの上告を棄却

サンティアゴ・ベルナベウ周辺の住民とレアル・マドリードの間で続くコンサート開催を巡る法廷闘争において、最高裁判所がレアル・マドリードの上告を棄却するという決定を下した。これにより、住民側の訴えをマドリードの行政訴訟第31裁判所が実質的に審理することになる。住民側は、スタジアムの改修に伴う都市計画やライセンスがコンサートなどの音楽イベントの開催を法的に認めていないと主張している。

この報道を受け、レアル・マドリードは直ちに公式声明を発表。『最高裁はサンティアゴ・ベルナベウで開催されるコンサートの合法性についていかなる決定も下していない。今回のは単なる手続き上の問題であり、コンサートが都市計画規則やライセンスに反しているとする司法判断は存在しない』と反論した。さらに、クラブは異例にもライバルであるアトレティコのスタジアムを引き合いに出し、『ベルナベウでのコンサート開催は、現在コンサートが行われているエスタディオ・メトロポリターノなどの他の大規模スポーツ施設と同様の行政許可と管理体制に従っている』と強調し、正当性をアピールしている。

(via SPORT, Mundo Deportivo, MARCA)

レアル・マドリードがアディダスと2034年まで契約延長、巨額のスポンサー収入へ

フロレンティーノ・ペレス会長の再選直後、レアル・マドリードはアディダスとのパートナーシップ契約を2034年まで延長したことを公式に発表した。1980年代から続くこの強固な関係は、サッカー界で最も成功し、最も長期にわたるスポンサー契約の一つとされている。報道によれば、この契約延長によりレアル・マドリードは年間約1億2000万ユーロを受け取ることになるという。

クラブはすでにエミレーツ航空と年間約1億ユーロ、さらに袖スポンサーのHPと年間約7000万ユーロの契約を結んでおり、今回のユニフォーム関連のスポンサー収入だけで年間2億9000万ユーロという天文学的な数字に達する。フロレンティーノ・ペレス会長は『これはサッカー史上最も重要な契約だ。我々の歴史の中で最も素晴らしい時代を共に歩んできたアディダスとの関係は、マドリディスモという普遍的な感情を育み続けるだろう』と誇らしげに語っている。

(via ElDesmarque, SPORT, Mundo Deportivo)

イケル・カシージャス、心筋梗塞をめぐりFCポルトに370万ユーロの損害賠償を請求

元スペイン代表GKのイケル・カシージャスが、2019年5月にFCポルトの練習中に発症した心筋梗塞を巡り、クラブに対して370万ユーロ(約6億円)の損害賠償を求める法廷闘争を起こしている。カシージャス側は、心筋梗塞の原因がクラブでの過度な身体的活動にあったと主張し、労働災害による補償を求めている。

ポルトの裁判所に出廷したカシージャスは、当時のチームドクターであったネルソン・プガ医師の「完全に回復し、普通に生活できる」という証言を真っ向から否定した。カシージャスは『ジムに行ったりパデルをしたりはするが、走ることはできない。20メートルか50メートルしか走れず、それ以上は無理だ。自分がかつてアスリートだったことを思い出すのに7ヶ月もかかった』と現在の深刻な後遺症を赤裸々に告白した。現在も再発を防ぐために大量の薬を毎日服用しているという。ポルト側と保険会社は支払いを拒否しており、最終的な判断はポルトガルの司法に委ねられることになった。

(via ElDesmarque)