アラルコンの奇抜な加入発表

アンヘル・アラルコンのユトレヒトへの完全移籍が、非常にユニークな方法で発表された。FCバルセロナの下部組織で育ち、シャビ・エルナンデス監督の下でトップチームデビューも果たした22歳のアタッカーは、ポルトからの買い取りオプション(200万ユーロ)がユトレヒトによって行使され、2029年6月までの契約を結んだ。その発表動画として、アラルコン自身が自分のサインと「2029」という契約年を体にタトゥーとして彫り込む様子がSNSで公開され、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。アラルコンは『私に寄せられた信頼に感謝しています。このクラブの一員になれることを光栄に思います。冬にここに来たのは自分の能力を証明するためであり、自分に限界は設けていません。常に野心を持って取り組んでいます。ファンからの愛とサポートには本当に感謝しており、ここが自分の家のように感じられます』と熱い思いを語っている。(via SPORT)

(via MARCA)

バルセロナの中東スポンサー戦略

FCバルセロナは、中東市場でのブランド価値最大化を目指し、ペルシャ湾岸の巨大銀行であるエミレーツ・イスラミック銀行と2028年6月までの3シーズンにわたる公式コマーシャルバンキングパートナー契約を締結した。この提携の目玉は「エミレーツ・イスラミック・バルサ・キャッシュバックカード」の発行である。アラブ首長国連邦のファンは、このクレジットカードを日常の買い物に利用することで、公式グッズ、抽選会への参加権、さらにはスポティファイ・カンプ・ノウでの試合の特別チケットなど、バルサの純粋なエコシステムにアクセスできる特典を得られる。モハメド・カムラン・ワジドCEOは『情熱と卓越性を体現するクラブと提携できることを誇りに思います』と語り、バルサのグローバルスポンサーシップ責任者であるマルク・ブルイシュも『この提携により、UAEのファンに日常的にクラブと繋がる新しい方法を提供できます』と喜びを露わにしている。(via SPORT)

UEFAが女子サッカーに警告

UEFAの女子サッカー責任者であるナディーン・ケスラーが、女子サッカー界で広がるマルチクラブ・オーナーシップ(複数クラブ保有)について厳しい姿勢を示した。現在、ミシェル・カン氏がオリンピック・リヨン、ロンドン・シティ・ライオネセス、ワシントン・スピリットを保有しているが、ケスラーは『男子サッカーのスポーツとしての完全性を守りたいのに、なぜ女子サッカーではそれを守らないというのでしょうか?それは議論の余地がありません』と断言。UEFAはこれらの保有グループの動向を「綿密に監視」しており、『欧州の大会でプレーすることに関して、女子サッカーだからといって例外や異なるアプローチを設けることは一切ありません』と明言している。一方で、これらの投資が女子サッカーの成長を助けている事実は認めつつも、100%公平な競争を保証し、利益相反の認識すら避けることが最優先であると強調した。(via SPORT)

(via MARCA)

マドリーの内紛とモウリーニョの要求

レアル・マドリードのロッカールームで生じた権力闘争と規律の崩壊が波紋を呼んでいる。フェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニが練習中に殴り合いの喧嘩となり、バルベルデが病院で縫合処置を受ける事態に発展したにもかかわらず、アルバロ・アルベロア監督は両者を起用し続けた。これに対し、バルセロナのガビがインタビューで『チームメイトとの練習での競り合いは常にありますが、もし本当に殴り合いになったのなら、監督は彼をプレーさせるべきではありませんでした。彼を招集してプレーさせたのは間違いだと思います』と痛烈に批判した。さらにキリアン・エムバペがアルベロアから「第4のFWだ」と言われたと不満を漏らすなど、選手が権力を持ちすぎている状況について、スポーツ心理学者のダビド・ペリスは『役割の配分と認識が非常にずれており、選手たちが自分たちに過剰な権力があると思い込んでいる』と分析している。

この崩壊状態を立て直すべく、フロレンティーノ・ペレス会長が呼び戻すのがジョゼ・モウリーニョである。モウリーニョは復帰の絶対条件として「ロッカールームとスポーツ面における全権掌握と完全な自律性」を要求している。さらに、選手の負傷が相次ぐ原因として批判されているアントニオ・ピントゥス(フィジカルコーチ)を排除し、現在ベンフィカで右腕を務めるアントニオ・ディアスを連れてくることを突きつけた。また、元選手をベンチに置くことや、フロントと選手のパイプ役となる人材の配置、そしてスポルティングのMFモルテン・ヒュルマンドや、後継者としてのディオゴ・ダロトの獲得も強く求めている。(via SPORT)

(via ElDesmarque)

(via MARCA)

ネイマールW杯復帰の裏側と熱狂

カルロ・アンチェロッティ監督が発表したブラジル代表のW杯メンバー26名に、大怪我から復帰したネイマールの名前が呼ばれた瞬間、ブラジル国内は熱狂の渦に包まれた。記者会見場では歓声と拍手が巻き起こり、あるブラジルのインフルエンサー(マルセロ・カブラル)に至っては、歓喜のあまり『6度目のW杯優勝がやってくるぞ!』と叫びながらテレビを殴り壊す動画が世界中で拡散された。ネイマール自身も生配信中に名前を呼ばれ、涙を堪えきれずに号泣。その直後、バルセロナのハフィーニャからビデオ通話がかかってきり、涙ながらに『俺たちは一緒だ、ラファ…これを勝ち取るぞ!』と熱い言葉を交わした。

しかし、この劇的な復帰の裏には、ダニーロ、アレックス・サンドロ、カゼミーロらベテラン勢から監督への強い直訴があった。アンチェロッティは当初、ネイマールのフィジカルを懸念して招集外とする方針だったが、重鎮たちが「自分たちが彼をコントロールする」と約束したことでオンライン会議の末に了承した。ただし、指揮官はネイマールに対し「キャプテンマークの剥奪」「固定のスタメンではなくベンチスタートから定位置を争うこと」「W杯期間中のSNS活動の制限」という3つの厳しい条件を突きつけた。ネイマールはこれに異論を唱えず、『チームの役に立つためなら何でもする』と受け入れたという。

一方で、この決定によりチェルシーで20ゴールを挙げたジョアン・ペドロが落選の憂き目に遭い、激しいショックを受けている。また、ベティスで14ゴール10アシストとキャリアハイの成績を残しながら落選したアントニーは、自身のInstagramで『またしてもW杯に行けない悲しみは残りますが、冷静ですし、これまでの実績を誇りに思っています。今はブラジルを代表する友人たちを応援する時です。この夢はまだ生きているので、今まで通り努力し続けます』と前を向くコメントを発表した。(via SPORT)

(via MARCA)

(via ElDesmarque)

マピ・レオンとエンゲンのカップル対決

女子チャンピオンズリーグ決勝(FCバルセロナ対オリンピック・リヨン)は、ピッチ外でも特別なドラマを生んでいる。バルサのDFマピ・レオンと、今季からリヨンでプレーするイングリッド・エンゲンは実生活でのパートナー(カップル)である。二人はSNSで動画を公開し、この特別な一戦に向けた家庭内の様子を明かした。二人は『この1週間はサッカーの話は一切しない』と取り決めを交わしたが、同時に『戦争にルールはない(何でもあり)』と宣言。試合中に何をしてもよいという容赦のない姿勢を笑顔で語り合い、大一番に勝つためには互いの弱点を徹底的に突くつもりだと明かした。同棲するパートナー同士が欧州最高の舞台で敵として激突するという、前代未聞のシチュエーションにファンの注目が集まっている。(via ElDesmarque)

アーセナルの朝帰りとアルテタの生活

アーセナルが22年ぶりにプレミアリーグ優勝を果たした夜、ロンドンの街は狂喜乱舞した。最終節を待たずしてマンチェスター・シティがボーンマスと引き分けたことで優勝が決まると、選手たちは練習場でシャンパンを掛け合い『カンペオーネス(スペイン語でチャンピオン)』と叫んで祝った。その後、ユリエン・ティンバー、ブカヨ・サカ、エベレチ・エゼ、デクラン・ライスの4選手は、朝5時を過ぎても私服姿でエミレーツ・スタジアム周辺に現れ、夜通し騒いでいたファンたちと一緒に祝杯をあげた。クラブ公式SNSも『この街は俺たちのものだ』というメッセージと共にその様子を公開した。

一方、指揮官のミケル・アルテタは『どれくらい起きていられるかわからない。テレビの前で家族と一緒に見るつもりだ』と語り、若手選手たちのような深夜のどんちゃん騒ぎには加わらなかった。アルテタは自身のストイックな生活リズムについて、『毎朝5時半に起きて、最初に妻のロレナ・ベルナルにキスをする。それから服を着てアメリカンコーヒーを入れる。朝食はスクランブルエッグとソーセージ、またはポーチドエッグとアボカドだ』と語っている。さらに『私はスペイン人だから、パエリアのようなボリュームのある食事の後はシエスタ(昼寝)が必要なんだ。練習場でできる時は楽しんでいるし、1日の中で最高の時間の一つだね』と、激務の合間を縫った独特のリフレッシュ方法を明かした。(via SPORT)

(via MARCA)

ペドラサの粋な別れ

ビジャレアルを退団し、ラツィオへの移籍が決定している左サイドバックのアルフォンソ・ペドラサが、シーズン終了の食事会でチームメイトやスタッフ、ディレクター全員に粋なプレゼントを贈った。彼が手渡したのは、自身が手掛けるブランドの特製オリーブオイルのボトルである。ボトルには『ビジャレアルで共に歩んだ長年にわたり、ただただ感謝しかありません。ピッチの内外で分かち合った愛情、学び、そしてすべての瞬間に感謝します。永遠に私の一部となる素晴らしい思い出を持って行きます。たくさんの愛情を込めて、今日、私の故郷(コルドバ)の欠片を皆さんにプレゼントしたいと思います。心からありがとう』という手紙が添えられていた。フアン・フォイスらチームメイトはSNSで『君は偉大で、さらに素晴らしい人だ。パンに垂らす一滴ごとに、友よ、君の足跡が残るだろう』と感謝のメッセージを綴り、温かい別れを惜しんでいる。(via ElDesmarque)

イバイ・ジャノスと2200ユーロの卵焼き

スペインの超人気クリエイターであるイバイ・ジャノスが、現在話題となっている「世界一高価な2200ユーロ(約35万円)のトルティージャ(スペイン風オムレツ)」を実食した。このトルティージャには、フランスの特別な島で栽培されキロあたり300〜500ユーロもする「ボノット・ポテト」をはじめ、ペドロ・ヒメネスのワインでキャラメリゼした玉ねぎ、すりおろしたトリュフ、マラン種の卵など、極上の食材が使われている。さらに価格を跳ね上げているのが、400ユーロ分も贅沢にトッピングされたイラン産の最高級ベルーガ・キャビアである。イバイは見た目の美しさを『見栄えは壮観だ』と絶賛したが、一口食べた後の最終的な判決は非常にシビアなものだった。『とても美味しいよ。でも個人的には、人生で食べた中で最高のトルティージャではないね。私なら、うちのおじいちゃんが作ったトルティージャを選ぶよ』とバッサリ切り捨てた。(via Mundo Deportivo)

ダニ・オルモの社会貢献

バルセロナのダニ・オルモが、ラ・リーガ優勝の喜びも冷めやらぬ中、スポーツを通じて若者の才能や個人的なスキルの発達を支援する社会貢献プロジェクト「El tiempo de todos(みんなの時間)」を始動させた。バルセロナとバダロナを拠点とし、非営利団体と協力して、難民の女性や社会的包摂を必要とする15〜18歳の若者270人に直接的な影響を与えることを目指す。オルモ自身が16歳でクロアチアに渡った際の経験や不安を基に、『私は何百万もの子供たちの夢を叶えたことを自覚しています。プロとしての経験に感謝していますが、同時に大きな責任も感じています。自分のプラットフォームを使って助けたい』と語っている。プログラムでは、メンタルヘルス、共存、紛争解決、健康的な習慣の促進に焦点を当てたセッションが行われ、地域の若手コーチの育成も含まれている。(via SPORT)

レガネスとラージョのファン連帯

残留争いと欧州カップ戦決勝という全く異なる状況の中で、マドリード近郊のクラブが素晴らしいファンへの対応を見せている。

セグンダ残留を懸けた運命のアウェイ・カディス戦を控えるレガネスは、カディス側から提供された380枚のビジターチケットの代金と、応援団が手配するバス(最大4台)の移動費用をクラブが全額負担すると発表した。遠方への過酷な移動を強いられるファンへの経済的負担をなくし、敵地をホームの雰囲気に変えるためのクラブの太っ腹な決断である。

一方、カンファレンスリーグ決勝をライプツィヒで戦うラージョ・バジェカーノのファンコミュニティでは、感動的な連帯が見られた。80歳の熱狂的なラージョファンであるエンリケさんが、ドイツへのバスツアー代金を支払った後に運行会社が音信不通となる詐欺の被害に遭い、現地への渡航を絶たれてしまった。この悲痛なストーリーが1000人以上が参加するファンのWhatsAppグループで共有されると、即座にクラウドファンディングが立ち上がり、わずか24時間足らずで1034ユーロの資金が集まった。ファンたちはこの資金でエンリケさんの航空券を購入し、80歳の老ファンは無事に「俺たちのラージョ」の欧州での夢の舞台を観戦できることになった。(via Estadio Deportivo)

(via ElDesmarque)

トレホのイタズラ伝説

ラージョ・バジェカーノの精神的支柱であり、カンファレンスリーグ決勝を最後に退団する予定のオスカル・トレホの、ロッカールームでの愛すべき「イタズラ伝説」が小児がん財団の子供たちとの模擬記者会見で明かされた。イシ・パラソンは『彼がどうして消火器に執着しているのかわからないけど、練習場で食事をする時、いつも消火器を開けて僕たちの体に向かって噴射してくるんだ』と暴露。イバン・バジウも『バレンシアでのアウェイ戦の前夜、ホテルで彼にスマホを奪われて、朝4時にアラームをセットされた。朝食の時間だと思って起きてしまったよ』と笑いながら語った。さらにウナイ・ロペスは、『僕の最初の練習が終わってロッカールームでポーチを開けたら、中にネズミが1、2匹入っていたんだ。彼がその時のためにわざわざ捕まえてきたんだよ』と、新入団選手への強烈な洗礼エピソードを披露。イシは『メッシやエムバペのように上手い選手はたくさんいるけれど、僕は人間性を重視する。トレホから美しい価値観をたくさん学んだし、彼のような人間になりたい』と、その愛されるキャラクターを絶賛している。(via ElDesmarque)

Google Mapsハッキング騒動

レアル・マドリードとFCバルセロナのホームスタジアムが、何者かによってGoogle Maps上でハッキングされ、侮辱的な名称に変更されるサイバーイタズラ騒動が発生した。サンティアゴ・ベルナベウは、練習中の殴り合い事件を揶揄した「チュアメニのノックアウト」や、「バルサの練習場」、さらに「エムバペ独裁者」、監督を侮辱する「アルベロアはコーン」といった複数の名前に書き換えられ続けた。マドリード側が騒音問題によるコンサート中止などで苦しむ中、さらに塩を塗るような事態となったが、その日の夜には報復とみられるハッキングが発生し、カンプ・ノウの名前が審判買収疑惑を揶揄する「ネグレイラ」に変更されるという、デジタル空間での泥沼のクラシコが繰り広げられた。(via Esport3)

サウサンプトンのスパイゲート

イングランドで歴史的なスキャンダルが確定した。プレミアリーグ昇格プレーオフ決勝(ウェンブリー・スタジアム)を4日後に控えていたサウサンプトンが、準決勝の対戦相手であったミドルズブラの練習施設にスタッフを潜入させ、木の後ろからスマートフォンで戦術練習を無断で盗撮していたことが発覚した。独立規律委員会の調査の結果、サウサンプトンはこの「スパイゲート」により規定違反を認め、プレーオフ決勝からの追放という前代未聞の厳罰を受けた。これにより、被害者であったミドルズブラが代替としてハル・シティとの決勝戦に進出することになった。さらにサウサンプトンは、来季のチャンピオンシップ(2部)で勝ち点4の剥奪処分も受けることが決定しているが、クラブ側は処分が重すぎるとして上訴している。(via Esport3)

(via MARCA)

(via ElDesmarque)

ペドリの公約とクバルシの彼女公開

バルセロナの若手選手たちがピッチ外で話題を提供している。アディダスのイベントに登場したペドリは、自身のモデルのスパイクを履く子供たちが増えたことに『自分が子供の頃はメッシのスパイクを欲しがっていたのに、今は子供たちが僕の靴を欲しがるなんて誇らしい』と喜びを語った。さらにW杯での公約として『坊主にするのは許してもらえないから、もしトロフィーを掲げたら髪を黄色か白に染めるよ』と宣言した。

一方、リーグ優勝の歓喜に包まれたカンプ・ノウのピッチ上で、19歳のパウ・クバルシは自身のInstagramにバルサのユニフォームを着て笑顔を見せる恋人とのツーショット写真を投稿した。これまで私生活を隠してきた控えめなセンターバックが、初めて公に交際を発表したこの行動に、ファンからは「なんて可愛いカップル」「幸せそう」と温かいコメントが殺到している。(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

フェラン・アドリアのサッカー少年時代

世界最高のレストランと称された「エル・ブジ」を率いた伝説のシェフ、フェラン・アドリアが、カステイデフェルスの「星の遊歩道」で星を授与された記念スピーチで、意外な過去を明かした。アドリアは『17歳の時、イビサ島に遊びに行くお金が欲しくて、ここのホテルで皿洗いのバイトを始めたのが全ての始まりでした』と振り返った。さらに、『私はヨハン・クライフのようになりたかったんです。でも、地元のチームでプレーしていた時、コーチに「自分は選手としてどこまで行けるか」と真剣に尋ねたら、「せいぜい5部リーグ止まりだな」と言われました。それでスッパリと諦め、週末に休めない料理の世界で生きていく決心がついたんです』と笑いを交えながら語り、会場を沸かせた。(via Mundo Deportivo)

LaLigaの告発とCTAの誤審認定

セビージャ対レアル・マドリードの試合中、サンチェス・ピスフアンのゴル・ノルテのスタンドから『レアル・マドリードは売春婦』『ソフィア王妃はもっと売春婦だ』『審判、このクソ野郎』といった組織的な暴言チャントが繰り返された。さらに、レアル・マドリードのゴールを祝う際、ピッチ内に空のペットボトルが投げ込まれ、フイセンがそれを拾ってピッチ外に出すという事態が発生し、LaLigaはこれらの行為を重く見て公式に告発した。

一方、スペインサッカー連盟の審判技術委員会(CTA)は異例の事態として、同節の2つの重大な「誤審」を公式に認めた。一つは、前述のセビージャ戦におけるヴィニシウスのゴールについて、直前にエムバペがカルモナの顔面に肘打ちを入れており、『攻撃側が腕を使用して相手に不利益を生じさせており、反則と解釈できる。ゴールは取り消されるべきだった』とサンチェス・マルティネス主審の判定を非難した。もう一つはバルサ対ベティス戦で、ガビがイスコを倒したとして与えられたPKについて、『イスコは自身の足でピッチを蹴ってバランスを崩して倒れただけであり、守備側の反則は一切見られない。VARは正しく介入したが、主審は判定を修正すべきだった』と、クアドラ・フェルナンデス主審がVARの進言を無視してPKを維持した判断を明確なエラーだと認定した。(via ElDesmarque)

(via Estadio Deportivo)

エミリアノ・マルティネスの必勝ジンクス

アストン・ヴィラのGKエミリアノ・マルティネスが、EL決勝のフリブルク戦を前に、自身の強烈な「必勝ジンクス」を敢行した。通常、選手があまり出たがらない決勝前日の公式記者会見に、彼は自ら志願してウナイ・エメリ監督の隣に座った。これは、彼がアルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2021、W杯カタール2022、コパ・アメリカ2024のすべての決勝前日会見に出席し、そのすべてでタイトルを勝ち取ってきたという絶対的なルーティンである。33歳になった現在も、その徹底した準備とこだわりは健在で、クラブでもアルゼンチン代表と同じくトロフィーを掲げるための「儀式」を完了させた。(via MARCA)

バルサ来季第4ユニフォーム流出

FCバルセロナの2026-27シーズンの第4ユニフォーム(サード・オルタネイト)のデザインが早くもネット上で流出し、ファンの間で大反響を呼んでいる。鮮やかな色彩が多かった近年のデザインから一転し、マットなオパール・ベージュを基調としたエレガントでノスタルジックな美学が採用されている。最大のハイライトは、カタルーニャの守護聖人であるサン・ジョルディを象徴する「赤い十字」がシャツの前面に大きくデザインされており、それにダークネイビーとエンジ色が組み合わされている。2000年代初頭の金色のユニフォームを彷彿とさせるこの限定エディションは、2027年初頭に正式に発表・発売される予定だ。(via SPORT)

モンチュの暴露とフィーゴの体型維持

元バルセロナで現在メキシコでプレーするモンチュが、過去の冷遇を赤裸々に語った。『ロナルド・クーマンが監督に就任した際、プレシーズンで2週間一緒にいたのに、彼とはただの一言も会話がありませんでした。挨拶すらなく、完全に構想外扱いでした。彼には既に頭の中に自分のメンバーがあったのでしょう。クラブのフロントからも一切の連絡がなく、自分が12歳から育ったクラブに全くチャンスをもらえなかったことには、今でも傷ついています』と暴露。一方で、『スアレスが面倒を見てくれて、メッシたちの輪に入れた。アンス・ファティがBチームのプレシーズンに合流した時は、誰もが彼のドリブルとゴールに度肝を抜かれた。彼は凄すぎた』と当時を懐かしんだ。

また、元レアル・マドリードのルイス・フィーゴ(53歳)は、引退から10年以上経っても完璧な体型を維持している秘訣について、『毎日ワインを飲んでいます。シャンパンやワイン、それにトリュフ、キャビア、チーズなどの美食は引退後の自由な特権ですから。ただ、揚げ物は避け、食べ過ぎた時は週に2〜3回、8〜10キロ走ったり、部位ごとにジムで鍛えたりして調整しています。人生に秘密はありません。一貫性、運動、良い食事、そしてストレスを溜めないことです』と明かしている。(via SPORT)

チェルシーのシャビ・アロンソ熱

チェルシーの新監督に、レアル・マドリードを解任されたシャビ・アロンソが就任することが決定し、ロンドンは興奮に包まれている。トッテナム戦を控えたコール・パーマーは『僕たちはみんな興奮している。彼はトップクラスの監督だから、彼と一緒に仕事を始めるのが待ちきれないよ。残りの試合は、新監督にアピールするための絶好の機会だ』と熱烈に歓迎。OBのダニエル・スタリッジは『レアル・マドリードでは得られなかった「最低でも丸2シーズン」の時間を彼に与えるべきだ。彼ならチェルシーに栄光を取り戻せる』と主張。ジェイミー・キャラガーも『欧州大会に出られないことで退団を考えていた主力選手たちも、シャビ・アロンソの就任によってクラブに留まる決意を変えるはずだ』と、その絶大な求心力を評価している。(via MARCA)

(via SPORT)

紙テープ投げ込みで罰金

アトレティコ・マドリードとセビージャFCに対し、国家反暴力委員会からそれぞれ2万ユーロの罰金処分が提案された。アトレティコはアーセナル戦で、セビージャはレアル・ソシエダ戦において、試合開始直後にサポーターがスタンドからトイレットペーパーのロールを大量に投げ込む演出を行った。これに対し委員会は、『クラブの公式SNSがこの数千個のロールが投げ込まれる映像を拡散したこと、そしてグラウンドからは撤去されたもののスタンドに蓄積された紙の山に、タバコの火や発炎筒の火が引火し、実際に火災が発生してファンの安全を著しく危険にさらした』と指摘。禁止行為を防ぐ予防措置を怠った重大な違反であると断じた。(via Mundo Deportivo)

(via MARCA)

審判の給与高すぎ問題

元スペインの名物審判であるイトゥラルデ・ゴンサレスが、現在の1部リーグの審判たちの給与体系を痛烈に批判した。『現在の審判は今年の昇給も含めて年間約31万ユーロ(約5000万円)を稼いでいる。私たちが現役の頃は2万5千〜3万ユーロだった。審判だけで生活できるようになったのは素晴らしいことだが、これほどの大金は逆に審判界に悪影響を与えている』と指摘。その理由として、『これだけの給与があれば、15年間1部で生き残れば450万ユーロを稼げて家族が一生安泰になる。そうすると、昔のアマチュア時代のように「いや、これは絶対にファウルだ!」と毅然とした態度をとる独立性や勇気が失われ、波風を立てず、写真に撮られず、目立たないようにしようという保身に走る条件付けがされてしまう』と、高額年俸が判定の質を低下させていると警鐘を鳴らした。(via SPORT)

(via Mundo Deportivo)

デポルティーボのPV不許可とアスパスのアウェイ戦

昇格の懸かった運命のバジャドリード戦を敵地で戦うデポルティーボ・ラ・コルーニャは、リアソール・スタジアムの広場に巨大スクリーンを設置して数千人のファンと共にパブリックビューイング(PV)を行う計画を立てていた。しかし、LaLigaを統括するハビエル・テバス会長の組織から、視聴率やテレビ放映権の都合を理由に不許可の通達を受けた。クラブは代替案として公式チャンネルでの特別配信を行うとしているが、ファンはLaLiga Hypermotion TVを有料で契約しなければ試合映像を見られない状態となっている。

一方、セルタのレジェンドであるイアゴ・アスパスにとって、ホームであるバライードス・スタジアムで「アウェイチームの選手」としてプレーした奇妙な過去が話題になっている。2014-15シーズン、セビージャに所属していたアスパスは、ウナイ・エメリ監督の下でバライードスに乗り込み、セルタ相手に60分間プレーした(結果は1-1の引き分け)。アスパスの長いキャリアにおいて、愛するホームスタジアムで敵としてピッチに立ったのは、この日が最初で最後である。(via ElDesmarque)

(via Estadio Deportivo)

クロップのパリFC就任の夢

リーグ・アンで中位に定着し好調なシーズンを送るパリFCのアントワーヌ・アルノー会長が、とてつもない野望を口にした。現在はアントワーヌ・コンブアレ監督がチームを立て直しているが、アルノー会長は『もし我々がチャンピオンズリーグ出場権を獲得できたら、ユルゲン・クロップにうちのチームの監督になってくれるよう説得したい』とラジオ番組で宣言した。パリFCの株主には世界的エナジードリンク企業であるレッドブル社が名を連ねており、クロップは現在レッドブルのグローバルサッカー部門の責任者を務めている。『誰だってユルゲンを監督にしたいと夢見るだろう? 彼は今すぐベンチに戻る気はないから短期的には無理だが、3、4、5年後ならあるいは…』と、その強力なコネクションを利用した将来的なビッグプロジェクトの青写真を描いている。(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

【本日の総括】

モウリーニョのレアル・マドリード復帰に向けた強烈な権力要求や、アンチェロッティがネイマールに突きつけた厳しい条件など、トップクラブのロッカールームにおける「規律と権力のバランス」が大きく揺れ動いていることが浮き彫りになりました。一方で、アーセナル優勝に沸く若手たちの朝帰りや、女子CL決勝でのマピ・レオンとエンゲンの同棲カップルによる「ルールなしの家庭内戦争」など、選手たちの人間味あふれるエピソードも満載です。さらに、サウサンプトンの前代未聞のスパイゲートによる昇格プレーオフ追放や、Google Mapsのサイバーハッキング騒動など、ピッチ外の事件・トラブルも尽きない1日となりました。ダニ・オルモの社会貢献やファン同士の連帯(ラージョとレガネス)のような心温まるニュースもあり、スペインおよび欧州フットボール界の多面的な魅力が詰まっています。