アントニーの現状と独白

🗣️ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督が選ぶワールドカップの最終メンバーから落選したアントニーは、現在休暇を利用して母国ブラジルに滞在している。彼が直面していた恥骨痛については、手術を受けずに温存療法で乗り切る決断を下した。7月7日からスタートするプレシーズンに万全の状態で合流し、チームが21年ぶりに挑むチャンピオンズリーグの舞台に向けて強い意欲を燃やしている。

ポッドキャスト番組「Podpah」のインタビューでは、ベティスへの深い愛情を告白した。『ベティスは人々のクラブであり、自分とアイデンティティが重なる。21年ぶりのチャンピオンズリーグ出場権獲得は特別だった。クラブのスタッフや、過去にCLを5回制覇しているイスコのようなチームメイトが嬉し涙を流しているのを見て、とても感動した。家族と共にセビージャでとても幸せだ』と語った。

さらに、マンチェスター・ユナイテッド時代に共闘したクリスティアーノ・ロナウドとの秘話も披露した。テン・ハフ監督の強い要望でユナイテッドに加入した当時を振り返り、『クリスティアーノは素晴らしい人で、とても冗談好きで礼儀正しい。彼からは「お腹に蝶が舞うような感覚(緊張やワクワク)がなくなったら注意しろ」とアドバイスされた。アーセナルとのデビュー戦の前には、「最初のタッチは落ち着いてやれ。あとはお前の得意なプレーをすればいい」と安心させてくれた』と感謝を口にした。

プレミアリーグでの苦悩についても赤裸々に告白している。『イギリスのメディアは少し重圧が大きかった。自分を疑う時期もあったが、家族が「悪い時期が自分のストーリーを決めるわけではない」と思い出させてくれた。自分を取り戻し、幸せになるためにスペインに行く必要があった。プレミアリーグは攻守の強度が極端だが、スペインは1対1のスペースがもっとある』と、ラ・リーガの環境が自身のプレースタイルに合っていることを強調した。

カタールW杯での敗退については『2022年の雰囲気は信じられないものだったが、クロアチア戦では我々に悪知恵が足りなかった。ネイマールのゴールで全てを手にしたはずが、自分たち自身に負けてしまった。今は当時よりも試合を読む力や自信においてずっと成熟していると感じる』と成長を実感している。(via Estadio Deportivo)

ロ・チェルソの去就と代表戦

🇦🇷ジオヴァニ・ロ・チェルソは今シーズン、ベティスで32試合に出場して3ゴール3アシストを記録したものの、先発出場の機会は少なく、プレー時間は1777分にとどまった。パブロ・フォルナルスやイスコといった選手がポジションを確保しているため、高給取りであるロ・チェルソの放出は、チャンピオンズリーグに向けたチーム強化のためのサラリーキャップに空きを作る有効な手段と見なされている。クラブは6月30日までに移籍金で2000万ユーロ強の帳尻を合わせる必要があり、アブデやナタンといった主力を引き留めるためにも、契約を2年残すロ・チェルソの売却を検討している。

移籍市場の専門サイト「Transfermarkt」の最新アップデートでは、彼の市場価値は1000万ユーロから800万ユーロに下落した。ベティスは、アメリカ・メキシコ・カナダで開催されるワールドカップでの活躍を通じて、彼の価値が再評価されることを強く望んでいる。

アルゼンチン代表としてホンジュラスとの親善試合にインテリオールとして先発出場し、2-0の勝利に貢献した。前半にはペナルティエリア手前から強烈な左足のシュートを放ってクロスバーを叩き、そのこぼれ球からPKを獲得する起点となった。しかし、簡単なプレーでの遅さやパスミス、ジュリアーノ・シメオネのゴールの後には決定機でシュートをブロックされるなど、課題も残し、61分に交代した。次戦はアイスランドとの親善試合が控えている。

去就については、ロサリオ・セントラル時代に彼をプロデビューさせたエドゥアルド・クデ監督が率いるリーベル・プレートが強い関心を示している。ロ・チェルソ自身も将来的な復帰の希望を公言しているが、本人は引き続きヨーロッパでのプレーを優先したい意向を持っている。セビージャでの生活に非常に満足しており、今年1月にはオリンピック・リヨン、アヤックス、レンヌからのオファーを断った経緯もあるため、ワールドカップ期間中に決断が下される可能性は低い。(via Estadio Deportivo)

ダニ・ペレスのバジャドリード移籍

🤝ベティスの下部組織が生んだ20歳の有望なミッドフィルダー、ダニ・ペレスがレアル・バジャドリードへ移籍することが確実となった。すでにメディカルチェックを問題なく通過し、過去に負った膝の重傷に対する懸念も払拭されている。

ダニ・ペレスは6月30日をもってベティスとの契約が満了となるため、フリートランスファーでの加入となる。契約期間は2029年6月30日までの3年間。今シーズン、GKギリェルメ・フェルナンデスのレンタル移籍を通じて両クラブが築いた良好な関係が交渉をスムーズに進めた。

ベティスは移籍金ゼロでの放出となるものの、非常に有利な条件を確保している。将来の移籍金の20%を受け取る権利を保持したうえで、買い戻しオプションも設定した。買い戻し金額はバジャドリードが所属するカテゴリーによって変動し、セグンダ・ディビシオンに残留した場合は400万ユーロ、プリメーラ・ディビシオンに昇格した場合は800万ユーロとなる。

ダニ・ペレスはベティス・デポルティーボで88試合に出場し、トップチームでも5試合でプレー。16歳でヨーロッパリーグのHJKヘルシンキ戦でデビューを飾り、その後もカンファレンスリーグやラ・リーガの舞台を経験した。トップチームの練習では、セルヒオ・カナレス、ナビル・フェキル、イスコ、ロ・チェルソといった名手たちから学び、特にダニ・セバージョスからは後見人として目をかけられていた。(via Estadio Deportivo)

左SB補強とラシンの有望株

🛡️マヌ・ファハルドSDは、左サイドバックの補強に奔走している。スイス代表としてオーストラリア戦にスタメン出場したリカルド・ロドリゲスは、6月末の契約満了に伴う退団が確実となっている。さらに、フニオル・フィルポの去就にも不透明な部分が多く、経験豊富な選手と将来性のある若手のダブル獲得が急務となっている。

そのリストの最上位にいるのが、ラシン・サンタンデールのU-19スペイン代表、ホルヘ・サリナスだ。サイドだけでなく中央でもプレー可能な万能性を持ち、バレンティン・ゴメスのクローンとも評されている。今シーズンは33試合に出場して7アシストを記録した。

しかし、サリナス獲得は一筋縄ではいかない。ラシンは強気な姿勢を崩さず、契約解除金として1600万ユーロ、あるいは1800万ユーロを要求している。サリナスはBチームの背番号32をつけており、6月30日まではセグンダ・ディビシオン扱いとなるため、解除金は半額の800万ユーロに下がるという見方もあるが、ラシンのマノロ・イゲラ会長は『ホルヘ・サリナスを売りたくない。彼を買うには契約解除金を行使して奪い取るしかない。私たちはもう1年彼を手元に置いておきたい』と徹底抗戦の構えを見せている。サリナスにはFCバルセロナ、アトレティコ・マドリード、PSG、ボローニャ、レバークーゼン、フランクフルト、ポルト、ベンフィカ、スポルティングといった国内外のトップクラブが熱視線を送っており、ベティスにとっては極めて厳しい争奪戦となっている。

また、ベティスは同じくラシンに所属する22歳のコロンビア人MFグスタボ・プエルタにも関心を寄せている。昨夏レバークーゼンからパスの50%を350万ユーロで獲得したプエルタも、セグンダで33試合3ゴールの活躍を見せ、コロンビア代表としてワールドカップメンバーにも選出された。彼にも1600万ユーロの放出価格が設定されており、ビジャレアルやポルト、ラツィオなどが獲得を狙っている。(via Estadio Deportivo)

W杯にクラブ新記録の7選手を派遣

🌍今週開幕するワールドカップに、ベティスからクラブ史上最多となる7人の選手が参加する。クチョ・エルナンデス、ロ・チェルソ、アルバロ・フィダルゴ、アブデ、アムラバト、リカルド・ロドリゲス、バカンブの7名が各国の代表として大舞台に挑む。これにより、クラブはFIFAから多額の補償金を受け取ることになる。

一方で、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督のリストから外れたパブロ・フォルナルスのような選手もいる。フォルナルスは今シーズン9ゴール9アシストという素晴らしい成績を残したが、30歳にしてワールドカップ出場の夢は叶わなかった。

ベティスの理事を務めるホアキン・サンチェスは、フォルナルスの落選を惜しみつつも、監督の決断を尊重し、スペイン代表に熱いエールを送った。『素晴らしい代表チームであり、スペインのファンがもう一つのワールドカップを楽しみ、夢見ることができるよう願っている。幸運なことに、重要な選手がたくさんいるので、常に優勝候補だ。誰が選ばれようとも、私はスペイン人としてスペイン代表を応援する。素晴らしいチームがあり、高いレベルで競争するだろう』と力強く語った。

ホアキン自身も2002年と2006年のワールドカップに出場した経験を持つ。2002年日韓大会の韓国戦で自身のアシストが誤審により取り消されたことについては、『もう忘れた。ずいぶん前のことで、幸運なことに20歳になったばかりでワールドカップを楽しめた』と振り返った。(via Estadio Deportivo)

ホアキン、過去のR・マドリード移籍未遂

⏳ホアキン・サンチェスにまつわる驚きの過去が明かされた。イビサ島で多くのサッカー選手と親交を深めてきたラビ・チャンピオンがインタビューに応じ、ホアキンとの深い絆と知られざるエピソードを語った。

ラビはホアキンへの愛情を語り、『キケ・セティエンとサラビアが監督だった頃、ベティスのホテルでの合宿では更衣室や食事の席にも一緒に入っていた。ホアキンは冗談でセティエンに「ティト・ラビを10分使ってみて、きっと持つから」と言ってくれていた』と、まるでチームの一員のように迎え入れられていたことを明かした。

そして最大のスクープとして、『ホアキンはレアル・マドリード移籍まであと3分のところだった。これは親しい人しか知らない事実だ』と暴露した。銀河系軍団全盛期の時代にマドリード行きが目前まで迫っていたが、当時のマヌエル・ルイス・デ・ロペラ会長の高額な金銭的要求によって、土壇場で破談になってしまったのだという。(via Estadio Deportivo)

LaLiga FC FuturesでアレビンAが躍進

✨ビジャレアルで開催されているU-12の大会「LaLiga FC Futures」で、ベティスのアレビンAが圧倒的な強さを見せ、準決勝進出を果たした。

アレハンドロ・カンブレス監督率いるチームは、金曜日のグループステージを4戦全勝で首位通過し、土曜日の決勝トーナメントでもその勢いを見せつけた。ラウンド16でレアル・ソシエダを4-0で粉砕し、準々決勝でも難敵ヘタフェを2-0で退けた。ここまで6試合で20得点1失点という驚異的なスタッツを誇り、フィールドプレーヤー10人中8人がゴールを記録するなど、どこからでも点をもぎ取れる強みがある。

チーム内ではヘスス・エレディア、ハビエル・セカノ、ジャスパー・ワイズマンがそれぞれ4ゴールを挙げている。特に左利きのミッドフィルダーであるセカノは、攻撃の組み立てからフィニッシュ、さらにはサイドバックまでこなすポリバレントな才能で観客を魅了している。さらに、守備の要であるセンターバックのカンデラは、圧倒的なフィジカルと空中戦の強さで鉄壁の守備を築き、攻撃参加からも2ゴールを奪うなど大会のMVP候補に名乗りを上げている。

アレハンドロ・カンブレス監督は、『結果に関わらず常に改善すべき点や肯定的な点がある。選手たちが日々成長していく姿を見るのが最大の目標であり、長期的な取り組みの成果が出ている』と育成の成果に手応えを示している。数ヶ月前にブルネテで行われたムンディアリートで優勝した黄金世代は、準決勝でレアル・マドリードと激突する。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

CL挑戦に向けたプレシーズンを前に、アントニーがベティスでの再起に並々ならぬ決意を示しました。市場では放出候補のロ・チェルソや左SBの補強ターゲットであるラシンの有望株たちの動向が活発化しており、未来を担う下部組織の躍進もクラブの明るい話題となっています。開幕するW杯に参加する7選手の活躍にも期待が高まります。