ホセ・ボルダラス監督が2028年まで契約延長
長らくファンの間で心配されていたホセ・ボルダラス監督の去就が遂に決着し、2028年6月までの契約延長が公式に発表されました。今シーズンは1月の時点で降格の危機に瀕する厳しい時期もありましたが、冬の補強が功を奏し、最終的に勝ち点51の7位でフィニッシュ。クラブ史上4回目となるヨーロッパの舞台、UEFAカンファレンスリーグへの出場権を手にしました。
クラブはこの吉報をファンに伝える際、彼がサポーターから『Papá(パパ)』と親しまれていることにちなみ、「父の日」を変更するという粋なジョークを用いてSNSで発表しました。また、クラブは公式声明で『ホセ・ボルダラスはクラブの最近の歴史において最も重要な人物の一人です。彼のコミットメントとリーダーシップは、チームを成長と安定の新たな段階へと導きました。すべてのファンにとって記憶に残るシーズンとなり、カンファレンスリーグ出場権を獲得しました。おめでとう、ミスター!一緒に歴史を作り続けましょう』と最大級の賛辞を贈っています。
契約延長は一筋縄ではいきませんでした。監督自身のプロジェクトに対する疑問やセビージャやオサスナ、さらに海外クラブからの魅力的なオファーもあり、一時は退団が濃厚と見られていました。アンヘル・トーレス会長は予防策として、今季CSKAモスクワを率いたファビオ・セレスティーニ監督と口頭合意に達する裏での動きも見せていましたが、最終的にはトーレス会長の説得によりボルダラス監督が残留を決断しました。
これでボルダラス監督はヘタフェでの指揮が通算10シーズン目に突入することになります。また、今年5月にはヘタフェ市から市の「名誉市民(Hijo Adoptivo)」として表彰されるなど、彼と街との結びつきは強固なものになっています。この監督の契約更新は、今季の躍進の鍵となった守護神ダビド・ソリアの2030年までの契約延長に続く、来季への大きな基盤固めとなります。(via MARCA, SPORT, ElDesmarque, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)
アドリアン・リソの買い取り交渉が決裂
ヘタフェは、レアル・サラゴサからレンタル加入していた21歳のアタッカー、アドリアン・リソの買い取りオプションを行使しない決断を下しました。昨夏の契約では、保有権の50%に対して300万ユーロという買い取りオプションが設定されていました。しかしヘタフェは、その半額である150万ユーロという減額オファーを提示しました。
アドリアン・リソは今シーズン31試合に出場して1801分プレーし、サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦での2ゴールを含む3ゴール3アシストを記録していましたが、サラゴサ側はこの減額オファーを拒否しました。サラゴサのスポーツディレクターであるラロ・アランテギ氏は『誰にも選手をプレゼントするつもりはない』と強硬な姿勢を見せており、彼を移籍市場に売りに出しています。現在、セビージャ、ラージョ・バジェカーノ、バレンシア、マジョルカといった国内クラブに加え、イタリア、オランダ、ギリシャのクラブからも問い合わせが殺到している状況です。(via Estadio Deportivo, ElDesmarque)
レバンテのパブロ・マルティネスに熱視線
中盤の補強を目指すヘタフェは、レバンテUDのキャプテンを務める28歳のMFパブロ・マルティネスの動向を注視しています。彼は契約満了に伴いフリーエージェントとなる予定であり、移籍金なしでの獲得が可能です。
今シーズン、公式戦29試合で2000分近くプレーし、1ゴール5アシストを記録した経験豊富なゲームメイカーに対し、ヘタフェはすでにレバンテ側に問い合わせを行いました。しかし、彼にはオサスナ、ラージョ・バジェカーノ、エルチェ、そしてセビージャも獲得に興味を示しており、激しい争奪戦になることが予想されています。(via Estadio Deportivo)
アルバロ・モラタがヘタフェへの想いを吐露
元スペイン代表FWのアルバロ・モラタが、元チームメイトであるマリオ・スアレスのYouTubeチャンネルに出演し、ヘタフェへの移籍の可能性について率直な思いを語りました。
モラタは『ヘタフェでプレーするのはすごく魅力的なんだけど、よく考えてみると、スペインでプレーするメンタルの準備ができていないんだ。スタジアムでプレーする時に人々のコメントに直面しなければならないからね。みんなが言うことにまだすごく影響を受けてしまう。でも、自分がどんな人間かは変えられないって気づいたんだ』と告白し、母国スペインでのプレーに伴う重圧や批判への恐怖が、ヘタフェ加入という選択肢を阻んでいることを明らかにしました。(via SPORT, ElDesmarque)
【本日の総括】
本日は何と言ってもボルダラス監督の2028年までの契約延長が最大のニュースです。カンファレンスリーグに挑む来季に向け、ダビド・ソリアと共にチームの核が残ったことは大きなプラスです。一方でアドリアン・リソの完全移籍は実現せず、パブロ・マルティネスの獲得レースなど、水面下での移籍市場の動きも活発化してきています。