フェラン・トーレスのパリ・サンジェルマン完全移籍が正式発表
バルセロナはフェラン・トーレスがパリ・サンジェルマン(PSG)へ完全移籍することを正式に発表しました。移籍金は4850万ユーロで、バルセロナはフェランのこれまでの4シーズン半にわたる貢献に対して『バルセロナのユニフォームを守ってきた4シーズン半の献身に感謝し、プロキャリアの新たなステージでの幸運を祈る』と声明を出しました。フェランは2027年6月までの契約を残していましたが、契約延長交渉が合意に達しなかったため、今夏の移籍市場での売却が決定しました。この移籍によりバルセロナは巨額の資金を獲得し、ラ・リーガの1:1ルールの下で給与予算に大きな余裕を生み出すことができます。今回の移籍決定にはPSGの監督ルイス・エンリケが自らフェランに直接電話して新プロジェクトやチームでの役割を説明したこと、さらにスペイン代表での同僚であり親しい友人であるファビアン・ルイスがパリの更衣室の日常を熱心に伝えたことが、フェランの決断を決定づけました。バルセロナ側は当初6000万ユーロを要求していましたが、最終的に4850万ユーロをほぼ一括払いで支払うPSGのオファーを受け入れました。もし契約延長をしていた場合、前所属のマンチェスター・シティに800万ユーロを支払う必要があったこと、また5500万ユーロ以上で売却した場合は1000万ユーロをシティに支払う条項があったため、今回の売却額はバルセロナにとって都合が良かったとされています。フェランは2021年1月にマンチェスター・シティからバルセロナに加入し、通算207試合に出場して65ゴールを記録、3回のラ・リーガ、3回のスーパーコパ、1回のコパ・デル・レイのタイトルを獲得しました。昨季は21ゴール3アシストと最も生産的なシーズンを過ごしました。 (via SPORT)
フェラン・トーレスが明かす肉体管理法と故郷での快挙
PSGへの移籍を控えるフェラン・トーレスは『Men's Health』のインタビューにて、自身のフィットネスとパフォーマンス維持の習慣について明かしました。彼は『ほぼ毎日トレーニングをしている。フィールドでのパフォーマンスのために全身を鍛えることが重要だ』とし、試合過密日程に合わせて短い時間で強度を高めたジムセッションを実践していると語りました。また、睡眠時間を8時間から9時間確保し、サウナや高気圧酸素カプセルを使った回復プロセスを最も重視していると述べています。食事面でも栄養士のメニューに沿って専属シェフが調理を行っており、砂糖を控える中での唯一の弱点として『ホワイトチョコレートは私にとって世界で一番大好きなものだ。食べすぎないようにしているが本当に大好きだ』と告白しました。また、彼の故郷であるフォイスでは、ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で決勝ゴールを決めた彼を讃える巨大な写実的壁画がスポーツセンターに完成し、バルセロナを世界に知らしめた英雄として地域から感謝されています。 (via SPORT)
ロドリ・エルナンデス獲得交渉が最終局面へ突入
マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリ・エルナンデスのバルセロナ移籍交渉は、最終決定に向けた局面を迎えています。ロドリは休暇を終えてマンチェスターに戻り、シティの練習施設に到着しましたが、移籍が破談になったわけではありません。ロドリはレアル・マドリードの誘いを断り、ハンジ・フリック監督のプロジェクトであるバルセロナを第一希望に設定しており、シティに対して『退団したいが、適切な移籍金オファーがない場合は受け入れ、次の12ヶ月間はこのクラブに全てを捧げる』と直接、誠実に伝えています。バルセロナはすでに提示した4500万ユーロ固定+1000万ユーロ変数、および6000万ユーロ固定+変数の計2回のオファーを却下されており、現在は3回目の決定的なオファー(6000万ポンド固定=約7000万ユーロ+変数、または6500万ユーロ固定+1500万ユーロ変数)を準備しており、合意額は7000万〜8000万ユーロに迫るとみられています。ロドリの契約金は4年総額で年俸ネット1500万ユーロ、税金や手数料を含めると2億1000万ユーロにのぼる見込みです。シティのエンゾ・マレスカ監督は『市場は開いており、誰でも買い、売ることができる。ロドリを抱きしめたが、今後何が起こるか見てみよう』と語りました。 (via Estadio Deportivo)
ジョアン・カンセロの復帰交渉が膠着状態
ジョアン・カンセロのバルセロナ復帰が、所属元であるアル・ヒラルの要求額変更によって遅れています。当初は1000万ユーロでの合意が確実視されていましたが、アル・ヒラルが1500万ユーロに値上げしたことで交渉が一時膠着状態になりました。カンセロ本人はバルセロナ復帰を熱望しており、自身のSNSでバルセロナのウェアを着た写真を繰り返し公開するなどのメッセージを送っています。アル・ヒラルのシモーネ・インザーギ監督は開幕戦のアル・ファイサリー戦のメンバーからカンセロを外しており、チーム内には外国人登録枠(最大10名に対して現在13名在籍)の超過問題があるため放出自体は望まれていますが、移籍金に関してバルセロナは32歳の選手への過度な支払いを拒んでおり、デコスポーツディレクターが交渉を継続しています。 (via SPORT)
ジュリアン・アルバレス獲得への執念とアトレティコとの葛藤
バルセロナはアトレティコ・マドリードのFWジュリアン・アルバレス獲得の執念を燃やし続けており、彼を唯一無二の攻撃オプションとして設定しています。バルセロナは以前に1億ユーロでの獲得打診を行いましたが、アトレティコはこれを完全に拒否し、公には非売品であると主張して契約解除金を販売価格の5倍に設定しています。しかし、ジュリアンの周囲からは全く異なる内情が明かされており、アトレティコ側から事前に『退団したいならば公にそれを発言せよ』と促されたため、選手はW杯期間中に移籍希望を公にしました。それにもかかわらず、発言後にアトレティコが態度を硬化させたため、ジュリアンやその代理人は騙され、裏切られたと感じ、強い不快感を抱いています。ジュリアンはシメオネ監督に直接退団希望を伝え、近いうちにアトレティコCEOのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンとの緊急会談を求めて説得にあたる方針です。 (via Mundo Deportivo)
ラ・リーガ開幕延期による変則スケジュール
ラ・リーガ第1節におけるバルセロナ対アスレティック・クラブ戦が延期されました。これは労働協約に基づき、ワールドカップの準決勝や決勝に進出した選手たちに最低21日間の休暇を法的に保証することが義務付けられているためです。この規定を遵守するため、バルセロナの開幕戦は8月23日21時30分にアウェーで行われる第2節エルチェ戦にずれ込むことになりました。なお、延期された第1節のアスレティック戦は、その4日後である8月27日21時00分に開催されるスケジュールに変更されています。 (via SPORT)
プレシーズンマッチのバジル戦とガンペール杯の開催予定
ハンジ・フリック監督率いるチームは、スイスにてFCバジルとのプレシーズンマッチに臨みます。この試合は8月16日16時30分にSt. Jakob-Parkで開催され、カタルーニャのTV3やバルセロナのデジタルプラットフォーム「Barça Play」およびYouTube公式チャンネルで生配信される予定です。また、夏の準備期間を締めくくる伝統の「ジョアン・ガンペール杯(第61回)」は、エジプトの強豪アル・アハリをSpotify Camp Nouに迎えて8月19日20時00分にキックオフされます。この試合はスタジアムの改修再開後、初のホームゲームとなる特別な試合であり、バルサの公式チャンネル等で有料サブスクリプションを通じて全世界に放送されます。 (via MARCA)
フリック監督によるエリック・ガルシアの右サイドバック抜擢
昨季ジローナでのローン移籍から復帰したエリック・ガルシアは、フリック新監督の下で今季のレギュラー右サイドバックとしてのテストを重ねています。エリックは代表活動後、8月9日と予定より3日早くチームに合流しました。昨季、彼はバルセロナの選手として全公式戦で最多の51試合(先発47試合、内訳:センターバック26、アンカー13、右SB11、左SB1)に出場し、圧倒的な戦術的柔軟性を示しました。昨季のスタッツでも1試合あたり平均83回のタッチ、パス成功率92%(自陣93%、敵陣91%)、インターセプト1.4、回復3.3、クリア2.3を記録しており、ビルドアップの起点としての貢献が評価されています。これにより昨季主力だったジュール・クンデが絶対的な先発枠から外れる形になり、アーセナルなどのプレミアリーグのクラブがクンデに強い関心を示していますが、バルセロナは選手に売却を強制せず、非常に魅力的なオファーのみを検討する方針です。 (via SPORT)
ベルギーの新星ジェシー・ビシウのトップチーム適応
今夏クラブ・ブルッヘから850万ユーロの移籍金で加入した18歳のベルギー人FWジェシー・ビシウは、フリック監督によるトップチーム選考に合格し、公式サイトでもファーストチーム登録されています。ビシウはプレシーズンのウディネーゼ戦で30分間出場し、バジル戦でも出場が予定されています。プレースタイルは元バルセロナのネイマールやデンベレに例えられる一方で、トレーニング中には守備時のプレス強度やボール奪取、シュートの正確性の不足が指摘されています。昨季は契約延長を拒否したためブルッヘでの出場機会が限られ、公式戦19試合1141分の出場に留まりました。内訳はベルギー2部リーグでのリザーブチームで11試合862分、UEFAユースリーグで8試合279分3ゴールを記録しています。現在は左ウイングでラフィーニャやゴードンとポジションを争っています。 (via SPORT)
カンテラ・若手選手の大量売却と獲得資金の捻出状況
バルセロナは今夏の市場で合計1億ユーロ以上の売却収益を目指しており、現段階ですでに約7000万ユーロの純利益を達成しています。
主な売却・利益の詳細は以下の通りです。
・フェラン・トーレス:PSGへの移籍金5000万ユーロから未償却分を引き、純利益約4000万ユーロ。
・アンス・ファティ:モナコが1100万ユーロの買い取りオプションを行使して完全移籍。
・ジョフレ・トレンツ:19歳。アヤックスへの売却で合意。権利50%を譲渡する対価として、将来的な条件クリアを含めて総額600万ユーロ(550万ユーロ+変数、4年契約)。
・イニャキ・ペーニャ:300万ユーロで売却。
・ヤコ:アルメリアへの売却交渉が進行中で、200万〜300万ユーロの利益および将来の売却時パーセンテージ保留。
・ダニ・ロドリゲス:150万ユーロでの移籍、再契約優先権・将来的な移籍金保有。
・ヤン・ヴィルジル:クラブ・ブルッヘがマジョルカに支払った契約解除金1200万ユーロの40%に当たる480万ユーロがバルセロナに流入。
現在、エクトル・フォート、マルク・カサド、トミー・マルケス、ギジェ・フェルナンデス、トニ・フェルナンデスの放出に向けて動いており、カサドには最低3000万ユーロの値を設定しています。フォートはボルシア・ドルトムント、エヴァートン、フルハム、リヴァプールが狙っており、評価額1200万〜1500万ユーロですが、バルセロナが権利の50%を保有し続ける場合は1000万ユーロ、完全売却の場合は2000万ユーロに設定されています。 (via SPORT)
ルーニー・バルドグジを襲った悲劇と移籍計画の白紙化
バレンシア、ユベントス、マルセイユ、アヤックス、リール、アストン・ヴィラ、ミランなど欧州の錚々たるクラブからローンや移籍のオファーを受けていたルーニー・バルドグジですが、プレシーズン練習中に右膝前十字靭帯を断裂する重傷を負いました。バルドグジはすでに手術を受け、成功しましたが、復帰には最低でも7ヶ月以上を要するため、今夏の全ての移籍交渉は白紙化されました。彼は2年前にも同じ膝の靭帯を負傷しており、現在はGavi、Pedri、Balde、Fortらの激励を受けながらバルセロナの医療チームと共にリハビリを開始しています。 (via SPORT)
カンテラの超新星オリアン・ゴレンへの期待とダニー・フレイレのテスト
フリック監督のプレシーズンで注目を集めるのが、2009年生まれの17歳MFオリアン・ゴレンと2010年生まれのMFエブリマ・トゥンカラの2人です。2022年にマカビ・ペタハからバルセロナに加入し、マシアで生活するゴレンは、フリック監督の指導に合格しプレシーズンツアーでもウディネーゼ戦やバーミンガム戦にそれぞれ30分出場して存在感を示しました。また、ルクセンブルクとポルトガルの二重国籍を持つ15歳のFWダニー・フレイレ(Racing Union Lëtzebuergからテスト中、ポルトガルU-15代表)が、バルセロナの入団テスト中にユースBチームのCFバダロナ戦(1-2敗北)でゴールを決め、早くも関係者を驚かせています。 (via SPORT)
ペドリが語るプロ生活への感謝とバルサ愛
23歳のペドリは、地元カナリア諸島のインタビューにて自身の幼少期とバルセロナへの強い忠誠を語りました。彼は幼い頃から父親とともにサッカーを練習し、『仕事をして、努力しなければ絶対にプロにはなれない』と家族から厳しく教えられたと明かしました。バルセロナからのオファーを聞いた瞬間は『自分の心の中では、ここに残りたいと即決していた』と振り返り、バルセロナへの加入後は『私にとってバルサは世界で最高。幼い頃に夢見たものであり、これを変えることは絶対にない』と語りました。また、彼は最初の給料で、故郷テネリフェにいる父親のために車を購入したエピソードを明かし、家族に恩返しをして仕事をやめさせることがプロとしての最大の喜びであると語りました。 (via SPORT)
パウ・クバルシの学業両立とゴールデンボーイ最有力選出
19歳のDFパウ・クバルシは、大学のADE(経営学)課程への進学を決め、サッカーと学業を両立させています。彼は『サッカーだけで頭をいっぱいにせず、何かをして頭を稼働させることが重要だ』と語り、ワールドカップ期間中の移動中も自習ノートを持参して大学入学選抜試験(PAU)を突破したエピソードを明かしました。その一方で、イタリア紙『Tuttosport』が発表するU-21欧州最優秀選手賞「ゴールデンボーイ2026」の最新ランキングにて、クバルシが81,206ポイントを獲得して最有力候補に選出されています。2位には同じバルセロナのラミン・ヤマルが80,583ポイントで続いていますが、ヤマルは2024年の受賞者であるため規定により重複受賞はできません。 (via Esport3)
負傷リハビリ中のフレンキー・デ・ヨングが虚偽報道に猛抗議
フレンキー・デ・ヨングは、自身の怪我やプライベートを巡る噂に対し、バルサTVを通じて猛烈に抗議しました。彼は、ジャーナリストのジェラール・ロメロ氏による「昨季チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦で出場を拒否した」「フリック新監督やクラブ幹部との関係が著しく悪化している」といった報道を完全に事実無根の『嘘』であると否定し、自身のイメージを大きく傷つけられたと語りました。負傷については、練習中の不運な接触による膝の怪我であり、当初アメリカでのテスト時には大きな問題はないと診断されたものの、その後の詳細検査で重症化していた事実を説明しました。現在はクラブと同意したリハビリ計画に沿って一歩ずつ復帰に向けて歩んでおり、バルセロナでの夢を叶えるために『今年はラ・リーガだけでなく、何としてもチャンピオンズリーグを制覇したい』と強い意欲を示しました。 (via SPORT)
ベレッチ率いるバルサ・アトレティの「アンチ負傷」新体制
ジュリアン・ベレッチ率いるバルサ・アトレティは、昨季苦しんだ負傷者の続出を教訓に、全く新しいフィジカルトレーニング部門のスタッフを招聘しました。新たにRafa Maldonado(フィールド)とGerman Fernandez(ジム・筋力)の2名のフィジカルコーチが加入。これはトップチームのフリック監督がBenjamin Kugelを連れてきてフィジカル部門を改革したのと同様のプロセスであり、若手選手たちが怪我をせずにトップとBチームをシームレスに行き来できる体制を目指したものです。新シーズンに向け、ホニ・エルナンデス、フアン・イバラ、イグナシ・ケール、アジズ・イサ、ハビ・カストロに続き、エクアドル人のホスエ・カイセドが正式合流しました。 (via SPORT)
ジョゼ・モウリーニョ監督が2005年バルサ戦の論争に不悔
ネットフリックスで配信されたジョゼ・モウリーニョの最新ドキュメンタリー番組において、彼がチェルシーを率いた2005年チャンピオンズリーグのバルセロナ戦での主審Anders Frisk(アンダース・フリスク)との論争が再び議論を呼んでいます。当時、ハーフタイムにバルサのライカールト監督が主審の部屋に入ったと非難し、結果的にフリスク主審の脅迫被害による早期引退に繋がった一件に対し、モウリーニョは『あの夜私は自分の目で見たことを言っただけ。全く後悔していないし、チームが勝つためなら同じことを今でもやる』と冷徹に語りました。 (via SPORT)
スポルティングのルイス・スアレスなど代替FW候補の真相
バルセロナのフロントは、ジュリアン・アルバレス獲得に失敗した場合のストライカー代替案として報道されたスポルティングのFWルイス・スアレス(28歳)やインテルのラウタロ・マルティネス(29歳まで契約、100Mユーロ超)について、『今日において具体的な交渉を行っておらず、候補リストの最上位にも載っていない』と公式に否定しました。特に代理人のファリ・ラマダニを通じて売り込まれたルイス・スアレスは、スポルティング側が8000万ユーロの契約解除金から値引きしない姿勢であることもあり、バルセロナはあくまでジュリアン・アルバレス一本に注力する姿勢を維持しています。 (via SPORT)
【本日の総括】
バルセロナはフェラン・トーレスのPSG完全移籍による資金を元手に、ロドリ・エルナンデスの獲得を最終局面にまで進める一方、ジュリアン・アルバレスへの熱心なアプローチを続けており、市場の終盤戦に向けた移籍戦略を加速させています。ハンジ・フリック監督はプレシーズンマッチのバジル戦を控え、エリック・ガルシアを右サイドバックに本格コンバートするなど新戦術の骨組み作りに尽力。ピッチ外では負傷中のデ・ヨングがメディアの虚偽報道に激昂する荒れ模様を見せつつも、クバルシや新星ゴレンなど若きマシアの才能たちが希望の光を放っており、タイトル奪還へ向けチームは変革の夏を進んでいます。
