カンテラ育成に余念なし!Bチーム最終日の激しい移籍交渉の全貌と新戦力クリスト

第1チームの喧騒の裏で、Bチーム(ベティス・デポルティーボ)も激動の市場最終日を過ごしていました。

最も注目されるのは、フリーで獲得が合意した21歳のミッドフィールダー、クリスト・ムニョスの存在です。クリストはバルセロナの下部組織ラ・マシアで7年間を過ごし、Gaviやフェルミン・ロペスといった現在のトップスターたちと深い友情を結んでいる有望株。直近2年間はイタリアの名門ラツィオのU23(プリマヴェーラで61試合4ゴール7アシスト)で腕を磨いていました。もともとはトップ下として高い得点力を誇っていましたが、バルサの育成過程で守備的MF(ピボーテ・アンカー)へとコンバートされ、戦術眼と確かな守備力を身につけました。

これは、第1チームのプレシーズンで活躍しながらもBチームでのセグンダRFEF(スペイン4部)プレーを拒んでラージョ・バジェカーノへと移籍したガンゴロ・ブアレの完璧な代役としての補強です。

また、Bチームの他のヤングスターたちを巡っても、最終盤に激しい引き抜き合戦が繰り広げられていました。

・ジョアン・ガブリエウ・フェルスーラ(21歳 / ウィンガー)

昨季はUDイビサへのレンタル中に深刻な負傷を負い5試合の出場に留まりましたが、今季は実戦経験を積むためにプリメーラRFEFのクルトゥラル・レオネサへの1年間の期限付き移籍が決定しました。

・ロドリゴ・マリーナ(フォワード)

イタリア・セリエBのアヴェリーノから「固定80万ユーロ+ボーナス20万ユーロ+次回売却時の30%の権利」という非常に具体的な好条件オファーが届き、代理人がLuis del Solの事務所で3時間に及ぶ直談判を行っていました。バルサやレアル、セルタのBチーム、さらにはセウタやグラナダからもアプローチがありましたが、ベティスが200万ユーロの移籍金を断固として要求し続けたため、最終的に破談。Bチームのエースストライカーとして残留が確定しました。

・ジャン・エマニュエル・ヌゴラン(センターバック)

セグンダのアルバセテやコルドバ、さらにはラージョやバルサBが最後まで獲得を狙っていましたが、ベティスはすべての打診を拒否し、彼の残留を決定しました。Bチームは万全の体制で新シーズンに臨みます。(via ESTADIO Deportivo)

【本日の総括】

ダニ・セバジョスの涙の復帰会見やアブデに対するプレミアからの4300万ユーロの超巨額オファー拒否など、ベティスが持つ圧倒的な野心と財政の現実が浮き彫りとなった1日でした。アロ会長が「敗北主義」を真っ向から否定したように、奇跡の全員登録を果たしたチャンピオンズリーグのスカッドは間違いなく過去最高レベルの戦闘力を秘めています。ここからの快進撃に期待しましょう。