覚醒を遂げたカルロス・ロメロが語る我が家への帰還とペドラサ後釜としての覚悟
今シーズンのビジャレアルCFにおいて、左サイドバックのスタメンとして不動の地位を築きつつあるのが24歳のカルロス・ロメロです。彼はRCDエスパニョールでの2シーズンにわたる長期レンタル移籍から今夏に復帰し、ラツィオへと旅立った絶対的な存在であるペドラサの穴を埋めるという重責を見事に担っています。
今シーズンは本拠地ラ・セラミカの改修工事に伴い、開幕からの3試合をすべてアウェイで戦うというタフなスタートを余儀なくされました。そのため、今週末に控えるデポルティボ戦は、彼にとって今シーズン初めてホームサポーターの前でプレーする待望の瞬間となります。ユース時代から過ごした愛着のあるクラブに戻り、再びサポーターと心を通わせる準備は万全です。
復帰を果たしたカルロス・ロメロは現在のチーム状況や自身の心境について次のように述べています。
『初勝利を挙げたいという気持ちが非常に強いです。勝ち点という意味では望んでいたようなスタートは切れておらず、それがこれまでの結果という現実です。しかし、チームは自信を持っていますし、私たちが展開しているプレースタイルにも非常に満足しています。システムも全員によくフィットしていると感じているので、あとは勝利という勝ち点3がついてくるだけだと確信しています。』
『またここに戻ってきて、落ち着いた時間を過ごし、ユース時代から我が家だと思っているこの場所で再びプレーできることを本当に嬉しく思っています。今年はチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、そしてコパ・デル・レイがあり、何か素晴らしい成果を残すための素晴らしいチャンスがあると感じています。何としても美しく、実りのあるシーズンにしたいですね。』
『早くホームでの戦いを体験したいです。これまでの3試合はすべてアウェイで戦ってきたため、ホームのピッチでプレーすることの本当の意味や熱気を今シーズンはまだ肌で感じられていません。それでも、その瞬間が来るのを本当に楽しみにしています。サポーターの皆さんからの後押しを全身で受け止め、ホームスタジアムの芝生に立ち、勝利を手に入れたいという渇望に満ちています。』
『外に出て経験を積むというのは、自分自身の頭の中にも、そしてクラブの計画の中にも最初からあった明確なアイデアでした。私自身が最もその必要性を自覚していましたし、エスパニョールへのレンタルは自分にとって非常に有意義なものになりました。しっかりと求められた役割を果たせたと感じています。ここに戻ってきて、さらに優れた選手として貢献するために、自分が成長した姿を示すという最大の目標を達成できたと実感しています。』
頼もしい若きディフェンダーは、愛するクラブでの新シーズンに強い決意を抱いて臨んでいます。(via MARCA)
激しいプレスとハードワークを求めるイニゴ・ペレス監督の新システムへの適応
カルロス・ロメロは現在、イニゴ・ペレス監督が導入した新しい戦術コンセプトに深く適応しようとしています。イニゴ監督の戦術におけるサイドバックの役割は非常に特殊であり、時には内側(インサイド)にポジションを取ってゲームメイクに関わり、時には従来のように外側(アウトサイド)を駆け上がって攻撃を活性化させることが求められます。
この新システムは非常に高い運動量と戦術的な柔軟性を要求するものであり、ロメロはピッチ上でその難しさとやりがいを実感しています。
戦術の適応と監督の要求について、カルロス・ロメロはこう語っています。
『イニゴ・ペレス監督のサイドバックに対するプレースタイルは、以前からしっかりと見て学んできました。確かにこれまでにない新しいアプローチではありますが、個人的にはピッチの内側に入り込む役割でも、外側に張る役割でも、非常に快適にプレーできていると感じているので満足しています。試合ごとのプランやチームが求める戦術に合わせて、自分自身を柔軟に適応させていく必要があります。私自身はこの新しい役割に心地よさを感じていますし、監督も納得してくれているはずです。ただ、戦術コンセプトを一朝一夕で完全に自分のものにするのは不可能ですから、日々のトレーニングを通じて少しずつ理解を深め、成長を続ける必要があります。今の快適な感覚を保ちながら、素晴らしい一年にしたいです。』
『イニゴ監督のシステムは、前線から非常に激しいプレッシングをかけること、そしてとにかくピッチ全体を走り抜くことを前提としています。私たち選手に対して、肉体的にも戦術的にも極めて高いレベルのハードワークを要求するシステムです。しかし、チームの誰もがこの挑戦を楽しんでいますし、やり遂げるだけの能力があると確信しています。監督からの要求をしっかりとピッチ上で体現し、大きな期待に応えることができるはずです。』
日々の成長を追求するロメロの存在は、指揮官の理想とする超攻撃的かつ運動量豊かなフットボールを実現する上で欠かせないピースとなっています。(via Estadio Deportivo)
欧州最高峰の舞台チャンピオンズリーグへの挑戦とリベンジに向けた強い確信
今シーズン、ビジャレアルCFにとって最大の挑戦の一つが、欧州最高峰の舞台であるチャンピオンズリーグ(CL)での戦いです。カルロス・ロメロ個人にとっても、ヨーロッパ中のトップスターたちと刃を交えるこの大会は特別な意味を持っています。
クラブは過去の大会での苦い記憶を胸に秘めており、今シーズンはその悔しさを晴らすための強烈なリベンジ精神に燃えています。最高峰の舞台で自分の実力を証明したいという情熱が、チーム全体のモチベーションをかつてないほど高めています。
欧州最高峰の舞台について、カルロス・ロメロは強い決意を口にしています。
『チャンピオンズリーグという特別な大会に挑めることを、心から幸せに感じています。私自身、この高いレベルでの挑戦に立ち向かうための準備は万全です。この大会にはヨーロッパ中から文字通り最高峰の選手たち集まります。そうした超一級の舞台で自分がどれだけ通用するのかを肌で感じ、自らの実力を測定できるのは非常に美しい体験であり、自分がどこまでたどり着けるのかを見極めたいです。』
『昨シーズンのチャンピオンズリーグで起きたこと、そしてチームが残した結果に満足していた者は、クラブの中に一人もいませんでした。しかし、私たちは今、再びその最高の舞台で戦うチャンスを手にしています。もう一度、最高峰のコンペティションに挑み、自分たちにどれほどの力があるのかを証明する時が来ました。今季は素晴らしいチャンピオンズリーグの冒険にすることができると、私は強く確信しています。』
昨季の無念を払拭し、ヨーロッパにビジャレアルの強さを示すための挑戦が、間もなく幕を開けます。(via MARCA)
15日間で5試合が控える過密日程とデポルティボ戦を見据えた選手層の自信
ビジャレアルCFは今後、15日間で5試合を消化するという、3日に1回の極めて過酷な過密日程に突入します。ラ・リーガの戦いとチャンピオンズリーグの戦いが並行するこの時期は、チームの真の強さが試される瞬間です。
しかし、カルロス・ロメロは、チームが誇る信じられないほど充実した選手層(スクアッドの厚さ)があれば、このハードなスケジュールを難なく乗り越えられると絶対的な自信を示しています。メンバーを固定することなく出場時間を効果的に分散できるため、体力面での問題はないと強調します。
また、直近の対戦相手であるデポルティボについても冷静に分析しつつ、目の前の一戦に集中する姿勢を明確にしています。
過密日程と対戦相手について、カルロス・ロメロはこう述べています。
『15日間で5試合を戦うという非常にタイトな過密日程が始まることは、最初から全員が十分に理解していました。今シーズンは常にこのような3日おきの戦いを強いられることになります。しかし、私たちには非常に選手層が厚い、極めて充実したスクアッドが揃っています。ローテーションを組み、出場時間をうまく分散させるための十分な戦力があります。もし全試合に出場するように求められれば喜んでプレーしますし、そのようなタフな状況にも問題なく適応できる準備は整っています。選手層の厚さという点において、私たちは何の懸念も抱いていません。』
『週末に対戦するデポルティボは、移籍市場で非常に優れた補強を行い、戦力を大幅に強化してきたという印象を持っています。しかし、私たちビジャレアルもまた、それに対抗できる驚くほど素晴らしい選手たちを揃えています。ラ・リーガの中でも最も強力なスカッドを誇るチームの一つであると自負しています。したがって、相手がどれほど強力であっても、私たちはピッチの上で誰に対しても勝利を収めることができる実力を有していると信じています。まずは目の前のデポルティボ戦に全神経を集中させ、その一戦を終えた後に、チャンピオンズリーグで戦うドルトムントとの試合に頭を切り替えます。』
高いハードルを前にしても、ビジャレアルのイレブンは一切の恐れを見せず、ただ勝利のみを見据えています。(via MARCA / Estadio Deportivo)
【本日の総括】
RCDエスパニョールでの2年間のレンタルから復帰したカルロス・ロメロは、ペドラサの後釜として今季ビジャレアルの不可欠な左サイドバックに成長を遂げました。3試合をアウェイで戦い終え、満を持してラ・セラミカでのホーム開幕戦(デポルティボ戦)を迎えるロメロは、イニゴ・ペレス監督の新システムへの自信と適応を強調。さらに、15日間で5試合という極限の過密日程や、昨季の悔しさを晴らすためのチャンピオンズリーグへの挑戦を前にしても、チーム全体の圧倒的な選手層を背景に『誰が相手でも勝てる』と非常に力強い決意を表明しています。
