第2キャプテン・ヴィニシウスへのアドバイスとデポルティーボ戦での課題
🇧🇷 契約を2032年まで延長し、チームの第2キャプテンに就任したヴィニシウスJr.は、デポルティーボとのテレーザ・エレーラ杯にスタメン出場しました。ブランク明けでまだ本来のキレを取り戻す途上にありますが、彼がアウェーのスタジアムで受けるピッチ内外のプレッシャー(大ブーイングや挑発)については課題が残りました。ジャーナリストのシーロ・ロペスは彼に対して次のように苦言を呈しています。
『彼がピッチ上で受けるマークやブーイングは、彼が極めて優れた特別な選手である証拠。これからはどこのスタジアムに行ってもこの洗礼を受けることになるため、彼はその環境に慣れる必要がある。彼はキャプテンの一人なのだから、試合開始前から審判に過剰に抗議したり、観客のヤジに対して不必要なジェスチャーで反応するのを控えるべき。自らの豊かな経験とベテランとしての落ち着きを示し、無駄な感情の消耗を避けることを学ばなければならない。また、モウリーニョ監督は今シーズン、過酷な日程を考慮して前線の積極的なローテーションを公言しており、ヴィニシウスといえども例外ではなくベンチを温める日もある。それを理解し、チームの勝利のために冷静に貢献することが求められている』と分析しました。(via SPORT)
ブライム・ディアスがプレシーズンで放つ輝きとモロッコ代表への愛
🇲🇦 テレーザ・エレーラ杯のデポルティーボ戦で、試合唯一の決勝ゴールを奪ってマドリーに10回目のトロフィーをもたらしたのがブライム・ディアスです。前半のアディショナルタイム、GKルニンがデポルティーボのCKをキャッチした瞬間、相手の隙を突いて前線へ爆走していたブライムに対し、ルニンから驚異的なオーバースローによるロングフィードが通りました。ブライムはこれを胸で見事にコントロールすると、爆発的なスピードで持ち込み、相手GKレオ・ロマンとの1対1を冷静に制してゴール下隅に流し込みました。
🏆 ブライムは今夏、モロッコ代表としてワールドカップに出場し、6試合で1ゴール4アシストを記録してチームをベスト8(準々決勝)まで導く大車輪の活躍を見せ、スペイン代表ではなくモロッコを選択した決断が実を結んでいます。ブライムは自身の選択について『モロッコのファンから受け取った愛と熱狂的なサポートは、私の人生の中で本当に信じられないほど素晴らしい経験だった。代表チームで自分のベストパフォーマンスを発揮できて、この上なく幸せだ』と感謝を述べています。新シーズンはヤン・ディオマンデの加入によって右ウイングの序列争いが激化することが必至ですが、ブライムはピッチ上の圧倒的なパフォーマンスで自身の存在価値をモウリーニョ監督にアピールし続けています。(via SPORT)
ネトフリドキュメンタリーで明かされるモウリーニョとカシージャスの因縁の過去
📺 Netflixで新たに配信が開始されたモウリーニョ監督のドキュメンタリーにおいて、かつての第1期マドリー政権(2010〜2013年)における元キャプテン、イケル・カシージャスとの激しい対立の歴史が再び脚光を浴びています。モウリーニョは当時を振り返り、カシージャスを中心としたベテラン勢との最初の3回の会話で彼らが甘やかされたお坊ちゃん(consentidos)集団だと確信したと語っています。その内容は、1回目は「スペイン代表選手たちにより多くの休暇を与えてほしい」という要求、2回目は「マドリー市内の渋滞を避けるために練習時間を1時間遅らせてほしい」という要求、そして3回目は「試合前のホテル前泊を廃止し、スタジアムに直接集合させてほしい」という要求でした。モウリーニョは『彼らはあまりにも甘やかされていた。自分は規律とメソッドを叩き込むために来た』と断言しています。
💬 これに対し、カシージャスもドキュメンタリー内で激しいクラシコ連戦による代表チーム内での亀裂を防ぐためにシャビに和解の電話を入れた件について、
『自分はマドリーとスペイン代表の両方のキャプテンであり、ピッチ上で敵として戦った直後に代表で仲間としてプレーしなければならない状況に強い危機感を感じていたので、その電話をした。しかし、その行為を監督は裏切りと捉えた』と釈明。それに対してモウリーニョは『代表ではいくらでもキスを交わせばいいが、クラブに戻ればこれは戦争。私は自分への敬意を欠く者を絶対に許さないし、問題として対処する』と一歩も引かない姿勢を表明しています。また、カシージャスは、モウリーニョがクラブの戦術やアラインメントのリーク(スパイ騒動)に対して完全に理性を失い、選手たちの前で大激怒してボトルを蹴り飛ばし、オフィスのドアを叩き閉めた生々しいエピソードも暴露しています。(via SPORT)