レイヨ・バジェカーノ
レイヨ・バジェカーノは、ホームスタジアムであるバジェカスの安全面や老朽化、さらに各種ライセンス規定に違反したとしてマドリード州から使用停止処分を科される深刻な状況に直面しています。この影響により、木曜日のアラベス戦を代替スタジアムであるレガネスのホーム「ブタルケ」で開催する決定を下しました。レイヨはラ・リーガに対してこのアラベス戦の延期を求めていましたが、ラ・リーガ側は「試合の中断や延期を正当化する不可抗力的な事由には当たらない」としてこれを完全に却下しました。(via Mundo Deportivo)
ブタルケでの開催を巡っては運営上の大きな混乱が生じており、アウェイ用チケットの販売システムや配布プロセスの遅れに対し、アラベスの役員会が『ファンが不利益を被る極めて不適切な運営である』とレイヨに激しく抗議しました。さらに抗議の意思表明として、アラベス役員会は木曜日のブタルケのロイヤルボックスへの着席をボイコットすることを決定しました。これに対しレイヨは声明を発表し、『州政府から使用停止処分の解除申請の却下が知らされたのが月曜日の夕方であり、その後すぐにブタルケのスタッフを総動員して個人情報を紐付けた名入りの入場チケットを24時間体制で急ピッチで作成したものの、48時間から72時間の通知義務が求められる保安当局への確認手続きを考慮すると、アウェイ側のチケットを時間内に作成し配布することは物理的に不可能だった』と弁明を行いました。(via MARCA)
この大混乱の最中に、メッツからフリーエージェントとして獲得したジョージア代表の新ウィング、ギオルギ・ツィタイシュヴィリが加入し、トレーニングに合流しました。ツィタイシュヴィリは『スペインのラ・リーガは子供の頃からの憧れ。レイヨは家族のように非常にアットホームなクラブで、早くフィットして勝利を掴みたい』と笑顔を見せ、初陣への意欲を語りました。これと同時に、レイヨはディフェンダーのペップ・チャバリアとノーベル・メンディの2名を他クラブへ売却、放出することを発表しています。(via MARCA)
【本日の総括】
今週のラ・リーガは、W杯優勝の熱狂が冷めやらぬ中で、大幅なターンオーバーを敷いたアトレティコがイ・ガンインとバエナのゴラッソで開幕を制しました。ピッチ外ではスタジアムの使用停止問題を巡ってアラベスとレイヨのフロント間で役員席ボイコット騒動が生じるなど緊迫した展開を見せています。さらに、ソシエダのゲデスの驚異的な回復やコドゥバへの有望株レンタルなど、市場最終盤を迎えて各クラブは新戦力の登録とチームの再編成に向けて動きを見せています。