イニゴ・ペレス新監督の初陣となる開幕ラシン戦は2-2ドロー 衝撃の遠距離ロングシュート2発で勝ち点1を獲得

⚽ ビジャレアルCFは、今シーズンのラ・リーガ開幕戦において、実に14年ぶりとなる1部復帰を果たしたラシン・サンタンデールのホームであるエル・サルディネロに乗り込み、激しい乱打戦の末に2対2の引き分けに持ち込みました。この試合は、イニゴ・ペレス新監督にとって記念すべき就任初陣となりました。

🏃‍♂️ 前半はホームの大歓声を背に受けるラシンが驚異的なエネルギーで立ち上がり、前半30分までにビジャレアルから2点のリードを奪う波乱の展開となりました。先制点は前半30分、ビジャレアルのコメサーニャがペナルティエリア内でサリナスに対して犯したと判定されたきわめて疑わしいファウルにより、ラシンにペナルティキックが与えられました。これをアンドレス・マルティンに冷静に沈められて先制を許しました。さらにその直後、ラレド出身の19歳のカンテラーノであるセルヒオ・マルティネスに、エリア手前正面から豪快な右足ミドルシュートをゴールネット左上隅へと突き刺され、スタジアム全体は大狂乱の渦に包まれました。2点のビハインドを背負い、非常に重苦しいスタートとなりました。

🔥 しかし、ビジャレアルの最大の特徴である前線の強力な「火薬」が、前半終了直前のわずか1分間で牙を剥きました。前半のアディショナルタイム、まずはペペ・ゲイがエリア外からの見事な超長距離ロングシュートをゴールに叩き込んで1点を返すと、そのわずか数十秒後、今度はニコラス・ペペが同じくエリア外からの豪快な大放物線のロングシュートを突き刺し、一瞬にして2対2の同点に追いついてハーフタイムを迎えました。

🛡️ 後半に入ると、再びラシンがギアを上げてビジャレアルをエリア内に深く押し込み、猛烈なプレッシャーをかけ続けました。ビジャレアルの守備陣はコンディショニングや連動性の不足(コンツンデンシアの欠如)から大苦戦を強いられ、同点の状況を死に物狂いで維持するだけの非常に苦しい時間帯が続きました。

🔄 ここでイニゴ・ペレス新監督がベンチから鋭い采配を振るいました。後半の途中にジェラール・モレノ、ブキャナン、マシアの3選手を同時にピッチに投入。この大胆な3枚替えによってチームのフィジカル的な強度が著しく改善され、試合の天秤は再び完全な互角へと落ち着きました。その後は互いに選手交代を重ねながら実りの薄い攻撃が交互に繰り出され、決定的なチャンスを作るには至らず、試合は2対2の引き分けのままタイムアップを迎えました。

😢 後半の圧倒的な劣勢を考慮すれば、ラシンにとってはホームで「勝ち点2を取りこぼした」という痛い感触、ビジャレアルにとってはアウェイの難所で運良く「勝ち点1を拾い上げた」というゲーム展開でした。しかしながら、両チームが見せた勇敢で攻撃的なフットボールは、これから始まる長いシーズンにおいて、彼らの試合が「見ていて最高に楽しいエキサイティングなチーム」になることを世界中のフットボールファンに確信させるに十分な素晴らしい収穫となりました。(via Mundo Deportivo)