ADセウタFC
ADセウタFCのホセ・フアン・ロメロ(J.J.ロメロ)監督がRadio MARCAのプログラム『La Tribu』に出演し、クラブと地域を取り巻く社会情勢の厳しさと胸中を激白した。
ロメロ監督は『2ヶ月前までは凄まじい活気に満ちていたセウタの街が、この2ヶ月で一変し、悲しみに包まれた暗い街になってしまった。自分をすり減らしているのは敗戦ではなく、この街の悲しい現状だ』と強い懸念を表明した。
発言に対する批判に対しても『自分は政治的な代弁者でもなんでもない。だが不義に対して黙っているつもりは絶対にない。「なぜスポーツ選手や他の職種の人間が人生の理不尽について語ってはいけないのか」。自分は死ぬまで自分の意思と真実を語り続ける』と毅然とした態度を示した。
この社会情勢の変化は、夏の補強市場や選手のメンタル面にも深刻な影響を及ぼしたという。『当然メルカートにも悪影響が出たし、メンタルが強い選手もいれば弱い選手もいる。ただしピッチに立てば言い訳は通用しない。自分たちの手で球をゴールに叩き込むしかない』と語り、厳しい環境下でも勝利を目指す責任感を強調した。
さらに国王杯ポブランセ戦の延期に関しても、練習場を無償提供してくれたRCDマジョルカに感謝しつつ、船・バス・列車・飛行機を乗り継ぐ過酷な移動工程の変更による経済的・日程的大打撃に言及。しかし悲惨な鉄道事故の被害に比べればサッカーの不都合など取るに足らないと深々と哀悼の意を表した。(via MARCA)