レアル・オビエド & レアル・スポルティング

カルロス・タルティエレで開催されるアストゥリアス・ダービーを前に、2022年にメキシコ資本(オビエド=グループ・パチューカ、スポルティング=オルレギ)が参入して以降の激闘の歴史が脚光を浴びている。過去6回のメキシコ資本対決では、スポルティングが2勝、オビエドが1勝、引き分けが3回と極めて激しい拮抗を見せている。

2022年12月の初対決ではフランス人MFコバが誘発したPKをボハ・バストンが決めてオビエドが初勝利を挙げた。2023-24シーズンの第2戦ではナチョ・メンデスのゴールでスポルティングが勝利し、オビエド側が審判のPK見逃しに猛反発する波乱があった。さらに2024年9月にはオテロ、コテ、キャンプサーノのゴールでスポルティングが3-1と完勝。2025年1月の直近戦では途中出場のハッサンが先制点を奪うも、自身のボールロストからヘラベルトに同点弾を許し1-1で引き分けるなど、数々のドラマを生んできた。

一方、アストゥリアス州議会の政治家たちもこの激突に熱視線を送っている。通常は激しい討論が交わされる州議会だが、ダービー前日は与野党の議員たちが党派を超えて笑顔で会話を交わした。PSOEのモンチュ・ガルシア議員が『スポルティングが終盤に1人少ない中で劇的勝利を収める』と予想すれば、PPのサンドラ・カミーノ議員は『誇りとガッツでオビエドが勝利する』と譲らない。しかし、全員が共通して『暴力を排除し、素晴らしいスポーツの祭典にすること』そして『両クラブがともに1部昇格を果たすこと』を願い、『勝つのはアストゥリアスだ』と口を揃えている。(via SPORT)