セウタ

ADセウタのホセ・フアン・ロメロ監督は、土曜日のアンドラとの開幕戦を控える中、セウタが直面している極めて深刻な移民危機(crisis migratoria)について言及し、フットボールについて語ることへ強い拒絶感をにじませました。監督は記者会見で、以下のように悲痛な胸の内を語っています。

『今セウタが置かれている凄惨な現実を目の当たりにしながら、ただのフットボールの試合について話すなんて、本当に恥ずかしさや気後れを感じてしまう。フットボールという巨大な拡声器を使って、この街で何が起きているのかを国中に知らしめる義務がある。もし自分の思い通りになるならば、我々は今週末にフットボールの試合など絶対にプレーしない。国境の向こう側の人々は、この危機の本当の恐ろしさに全く関心を持っていないように見える』

プレシーズン中、複数の選手が家族やパートナーの安全を守るために一時帰国せざるを得ず、さらにセウタの不安定な治安が原因で、新規の獲得交渉が途中で決裂するなどの被害を受けました。それでもロメロ監督は、ピッチ上ではセウタの誇りを胸に戦い、サポーターに一筋の光を届けたいと主張。LALIGAはこれを受け、SNSでセウタ市民に向けて「全面的な支持と連帯」のメッセージを表明しました。 (via ElDesmarque / Mundo Deportivo)