パトリク・メルカドの獲得はメディカル次第

セビージャは財政状況が厳しい中でも、若手有望株の獲得に動いていた。その中の一つが、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェに所属するMFパトリク・メルカドの獲得だ。クラブは2月末の時点で移籍金600万ユーロでの基本合意に達したと報じられていたが、その1ヶ月足らずの間にメルカドが前十字靭帯を断裂するという不運な重傷を負ってしまった。

インデペンディエンテ・デル・バジェの責任者であるサンティアゴ・モラレスはラジオ番組で『我々とセビージャの間には署名済みの文書があり、選手との契約もすでにサインされている。破談になったというのはSNSの噂に過ぎず、公式なものではない』と主張し、移籍は有効であるとの見解を示している。

しかし、セビージャ側のスタンスは異なっている。前任のスポーツディレクターであるアントニオ・コルドンは、ルイス・ガルシア・プラサ監督の就任会見の場でメルカドの状況について言及し、『我々はパトリク・メルカドと基本合意に達しているが、メディカルチェックをパスしなければならない。我々には優先事項があり、メディカルチェックの結果次第で6月に最終決定を下すことになる』と述べていた。

クラブの経済状況が逼迫しており、売却交渉も暗礁に乗り上げている現在、大怪我を負ってリハビリ中の選手に600万ユーロという大金を投じることは非常に困難と見られている。最終的な判断はメディカルチェックの結果に委ねられるが、事実上の破談に向かっているとの見方が強い。 (via ElDesmarque)