アンヘル・トーレス会長が語る現在地

サン・マメスでの試合前、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長がDAZNのインタビューに応じ、カンファレンスリーグのルガーノ戦後に発生したホセ・ボルダラス監督との激しい舌戦の真相と、過熱する移籍市場での補強計画について本音を明かした。

カンファレンスリーグで5失点を喫した直後、補強不満を爆発させたボルダラス監督と、『セメントのように面皮が厚い』と猛反発したトーレス会長。クラブを揺るがしたこの騒動について、会長は冷静に振り返った。

『ヘタフェはみんなが言う通り一つの大きな家族だ。商いの中で時として感情が高ぶり頭に血が上ってしまうようなことも起きる。私自身も含めてね。しかし、大騒ぎするような問題ではない。重要なのは監督、選手たち、そして私たちが進めている新スタジアムの建設プロジェクトを信じることだ。電話で監督と直接話し合い、昨日の練習場にも赴いて選手たちが動揺しないよう説明した。何の問題もない』

また、ファンが熱望する追加補強の可能性についても言及した。

『今季は相次ぐ負傷者、特にウチェの離脱がチームの計算を大きく狂わせている。私たちは現在、フリー市場で獲得可能な選手たちをくまなく調査しているところだ。もし現在のチーム力を確実に高められる素晴らしい選手が見つかれば即座に補強に動く。それが叶わなければ、無理をせず1月の移籍市場まで待つ方針だ』

『ホームで5失点も喫する事態に陥り、周囲が神経質になるのは理解できる。だが私たちは負けることにも耐え、一歩ずつ立ち上がらなければならない。まずは勝ち点を積み上げ、ヨーロッパの戦いでも前回の不祥事を払拭して巻き返す』と締めくくった会長。敗戦の中でもクラブの再建に向けて冷静な舵取りをアピールした。(via ElDesmarque)

【本日の総括】

サン・マメスでの0-4という大敗は、ヘタフェCFが今季最大の危機に瀕していることを白日のもとに晒しました。公式戦2試合で9失点という脆さは、ダビド・ソリアやボルダラス監督が語る通りまさに『底を打った』状態です。退場者や出場停止者の続出で野戦病院と化す中、木曜日のコパ・デル・レイ、そしてリーグ戦での強豪連戦をいかに乗り越えるか。クラブ一丸となった迅速な立て直しが急務となっています。