アルナウ・オルティスのトップチーム正式昇格と背番号16番の継承

フィゲラス出身の24歳で、昨シーズンの3部(1部RFEF)で38試合に出場して23ゴール6アシストを挙げ、同カテゴリーの得点王に輝いた驚異のウイング、アルナウ・オルティスが、ディエゴ・シメオネ監督率いるトップチームへの正式昇格を勝ち取りました。背番号は、これまでナウエル・モリーナが着用していた「16」を引き継ぎます。オルティスは2025年9月にポーランドのシロンスク・ヴロツワフから約30万ユーロの移籍金でカンテラへ加入。プレシーズンではW杯による主力の合流遅れという絶好のチャンスを活かし、親善試合4試合で2ゴール1アシスト(ゲタフェ戦、マンチェスター・ユナイテッド戦での得点、オリンピック・マルセイユ戦での決勝アシスト)をマークしてシメオネ監督の心を掴みました。エスパニョールやエルチェ、ラシンといった他クラブからの獲得の打診も届いていましたが、シメオネ監督の強い希望もあり、アトレティコで夢の挑戦をスタートさせます。

オルティスはクラブの公式メディアにおいて、次のように胸いっぱいの喜びを語りました。

『本当に、この感情は言葉で表現することができません。ここまでたどり着くために、想像以上の信じられないほどのハードワークと困難を乗り越えてきたので、こうして最初のチームの一員になれて自分は最高に幸運な人間だと実感しています。昨シーズンはマドレーニョ(Bチーム)で2部昇格まであと一歩のところで敗れて悔しい思いをしましたが、今プレシーズンでカンテラ出身の選手たちが非常に高いクオリティを証明できたのは、クラブにとって本当に素晴らしいことです。フェルナンド・トーレス監督や当時のチームメイト、医療スタッフの全員に心の底から感謝しています』

さらに自身のプレースタイルや家族への熱い想いについても深く明かしました。

『私は左サイドでのプレーに自信を持っていますが、右サイドでも、あるいはツートップの一角やセカンドストライカーでも、監督が求めるならどこでも一番に走ってピッチに立つ意欲があります。また、これまで暗闇の中にいて光が見えないほど苦しかった時期、私以上に私の力を信じ続けてくれた父親、厳しく背中を押し続けてくれた兄、そしていつも変わらぬ愛で私を包み込んでくれた母親がいたからこそ、今私はここに立つことができています。子供の頃に兄と一緒にスタンドから眺めていたメトロポリターノのあの素晴らしいピッチに、今度は自分が選手として立つ瞬間を考えると、本当に全身の毛が逆立つほどの強い興奮を覚えます』

(via MARCA) (via ElDesmarque)

韓国代表MFカンイン・リーの公式入団会見と特別な背番号7への覚悟

パリ・サンジェルマンから獲得した韓国代表ミッドフィルダー、カンイン・リーの公式入団会見がリヤド・エア・メトロポリターノの監査ホールで開催されました。会見にはプレジデントのエンリケ・セレゾ、デビッド・ビジャ、フットボールディレクターのカルロス・ブセロらが出席しました。

カンインは、アントワーヌ・グリーズマンが着用していた特別な背番号「7」を継承することについて、強い野心を明かしました。

『アトレティコにおいて背番号7がどれほど特別で、これまでにどれほど多くのクラブのレジェンドたちがその背中を見せて背負ってきたか、私自身もよく理解しています。ですが、ピッチ上では番号のことを意識しすぎることなく、毎日を向上させてチームの勝利のために全力を尽くすことだけを考えています』

また、彼がマドリード行きの決断を下した裏には、キャプテンのコケからの直接の誘いがあったことを暴露しました。

『コケはアトレティコを象徴する偉大な伝説であり、彼が直接私に連絡をくれ、さらに移籍を後押ししてくれたことが、この素晴らしいクラブへの移籍を決める決定的な要因になりました。今では毎日彼から多くのプロとしての姿勢を学んでいます』

シメオネ監督について、カンインはこれまでの指導者とは全く異なる凄みを感じたと語っています。

『シメオネ監督のもとでの数日間のトレーニングは非常にインテンシティが高く、体に受ける衝撃は本当に激しいものでした。ですが、これほどまでに日々を強い情熱と勝利への飽くなき渇望を持って過ごしている監督を他で見たことがなく、そのスピリットが選手たち全員に直接伝わってくるプロセスに非常に感激しています』

幼少期をスペインで過ごしたカンインは、ラ・リーガ復帰への喜びとサポーターへの感謝を口にしました。

『スペインは私の第二の故郷であり、子供の頃からアトレティコがどれほどビッグで、どれほど温かい「家族」のようなクラブかを知っていました。お互いを深くケアし合う素晴らしいチームメイトやスタッフに囲まれていて、本当にハッピーです。アトレティコのサポーターは世界一熱いと聞いており、早く水曜日のデビュー戦で彼らの前で自分のサッカーを披露し、多くのタイトルをもたらして、私の母国である韓国のファンたちでメトロポリターノを一杯にしたいと本気で思っています』

(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque) (via Mundo Deportivo) (via MARCA)

ジュリアン・アルバレスのバルサ移籍希望がもたらす深刻な懸念とSNS大喜利の沸騰

宿敵バルセロナへの移籍希望を公言しているアルゼンチン代表フォワード、ジュリアン・アルバレスの去就問題が、シーズン開幕を迎えるアトレティコに深刻な影を落としています。アルバレスはW杯期間中に『バルサでのプレーは幼い頃からの絶対的な夢』と公に発言し、マドリードへの帰還後も依然としてその意思を曲げていません。バルサは彼に対して1億ユーロ以上の巨額のオファーを準備しており、アトレティコの経営最高責任者であるギル・マリン氏は『たとえ2億ユーロを積まれても、プロジェクトの核である彼を売りに出すことは万に一つもない』と一蹴しているものの、クラブ内部では極めて強い懸念が広がっています。

現地メディアは、最大の心配事として『バルサの執拗な獲得攻勢以上に、この移籍を巡る大きな緊張がジュリアン本人のピッチ上でのコンディションやパフォーマンス、さらに彼を冷ややかに迎え入れるであろうホームサポーターの反応にどれほど悪影響を及ぼすかだ』と報じています。

シメオネ監督も『経営陣と私は方針が完全に一致しているが、一人の選手としてのジュリアンの心情とピッチ上の状況をうまく管理し、チームの利益になるようにピッチ上で解決しなければならない』と頭を痛めています。今週中にもギル・マリン氏とジュリアンのエージェントによる運命の直接会談が行われる見通しで、バルサ側もこの一戦が進展しなければ獲得を撤退する期限を設定しています。

この不穏な空気が漂う中、クラブの英語版公式Xアカウントは、練習中にマーク・プビルがアルバレスを固くハグする写真を「ハグ」の絵文字だけで投稿。この引き留めをアピールするかのようなクラブ側の演出に対し、ファンは即座に反応し、囚人服を着せられたアルバレスのコラ画像や、シメオネ監督から手錠をかけられた状態のアルバレスの写真が大量にリプライされるなど、ネット上ではユーモラスな大喜利大会へと発展しています。水曜日のマラガとの開幕戦の招集リストにアルバレスが入るかは不透明ですが、サポーターがどのような審判を下すかに注目が集まっています。

(via SPORT) (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)

新戦力のアレックス・グリマルドがファンに誓ったアトレティコでの生涯の悲願

今夏アトレティコに加入したディフェンダー、アレックス・グリマルドが、クラブの公式チャンネルを通じてファンから寄せられた様々な質問に回答しました。その中で、「これからアトレティコでの生活を通じて、人生に何を求めたいか」という問いに対し、グリマルドは迷うことなく、強い決意を込めて以下のように語りました。

『人生にただ一つだけ願いを込めて求めることができるのなら、それはアトレティコ・マドリードに初のチャンピオンズリーグ(CL)の栄冠をもたらすことです』

悲願のビッグイヤー戴冠に向け、新左サイドバックのキーマンが並々ならぬ執念を持っていることをファンに力強く誓い、早くもコチョネロスたちの心を鷲掴みにしています。

(via MARCA)

左サイドバック補強に迫るホルヘ・サリナス獲得計画とルッジェーリのユーベ移籍

アトレティコは、左サイドバックの主軸であるマッテオ・ルッジェーリのユベントスへの完全移籍が決定。このオペレーションにより、アトレティコは2000万ユーロを大きく超える移籍金収入を確保する見込みとなりました。

このルッジェーリの放出に伴う代役として、経営陣とマテウ・アレマニーらはラシン・サンタンデールの若き左サイドバック、ホルヘ・サリナスの獲得に照準を合わせ、今週中にもすべての手続きを完了させる計画を立てています。サリナスにはバルセロナも強い関心を抱いていましたが、ジョアン・カンセロの正式な復帰によりバルサが交渉を断念したことで、アトレティコが完全に優位に立っています。

ラシン側は『サリナスを連れて行くならば、契約解除金である1600万ユーロを全額支払う必要がある』と主張しており、サリナス本人に対して給与の大幅な引き上げを含む契約の改善交渉を行いましたが、サリナスはこれらを完全に拒否。サリナスは昨日のリーグ2部開幕戦のビジャレアル戦でも先発出場して2-2のドローに貢献するなどその将来性の高さを証明しており、アトレティコへのステップアップを熱望しています。ユベントスの書類手続きが完了次第、アトレティコは1600万ユーロを支払ってサリナスを確保する構えです。

(via ElDesmarque)

ビクター・オシムヘン引き抜きを狙うアレクサンダー・セルロートの交換トレード計画

アトレティコの移籍市場において、前線の超大型補強としてガラタサライのストライカー、ビクター・オシムヘンを獲得するための極めてダイナミックな交換トレード計画が水面下で進められています。

この計画の鍵を握るのが、アトレティコが2シーズン前に3200万ユーロで獲得したものの、シメオネ監督のもとで定着できず、現在の市場価値が1800万ユーロまで下落しているノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートです。ガラタサライはオシムヘンの今夏の売却を見越しており、すでにトルコのイスタンブールでセルロートの代理人と秘密裏に会談を行いました。セルロート側はトルコの有利な税制を活かし、1000万〜1200万ユーロの高額年俸を要求して合意に近づいています。

アトレティコは、セルロートをトルコに送り出す代わりに、市場価値7500万ユーロとされるオシムヘンの移籍金を大幅に相殺し、差額の資金を追加で支払う形でのメガディールを成立させようと、マテウ・アレマニーSDが最後の交渉に全力を注いでいます。

(via ElDesmarque)

ニコラス・ジャクソンのレンタル交渉模索とオランダの俊英キース・スミットへの動向

セルロートの放出を見据え、アトレティコは攻撃陣に厚みを持たせるためのプランBとして、チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソンの獲得可能性についても調査を開始しました。

ジャクソンはチェルシーに移籍したのち、非常に厚いアタッカー陣(ジョアン・ペドロがファーストオプション)の中で出場機会を争う厳しい状況にあります。アトレティコは、かつてビジャレアルで大活躍したジャクソンをレンタル移籍で獲得できないかと画策していますが、チェルシー側は彼の評価を最低でも7000万ユーロに設定しており、交渉は容易ではないとみられています。

同時に、オランダのAZアルクマールに所属する攻撃的ミッドフィルダー、キース・スミットの動向についても注意深くスカウトを続けています。昨冬にアプローチしたものの拒否された経緯があり、現在もAZは6000万ユーロ近い額を設定。バルサやレアル・マドリード、さらにプレミアリーグのクラブも競合しているため、こちらの獲得に向けた動きも注視されています。

(via ElDesmarque)

アルゼンチン代表DFクティ・ロメロの別メニュー調整と開幕戦への影響

今夏のディフェンス再建の切り札であるアルゼンチン代表のクティ・ロメロですが、月曜日に行われた全体練習ではグループとは合流せず、別メニューの個人トレーニングにとどまりました。

ロメロは高い期待を集めているものの、フィジカル面の調整が大きく遅れており、トレーニングの強度が不足しています。水曜日の開幕戦に向けた調整は非常にタイトであり、招集メンバーに入る可能性はあるものの、シメオネ監督の求める3バックのスタメンに名前を並べるのは時期尚早であり、実戦投入は慎重に見送られる公算が非常に高くなっています。

(via ElDesmarque)

8年ぶり復帰のマラガを迎える開幕戦の予想布陣と代表組のコンディション

アトレティコ・マドリードは、8年ぶりに1部に復帰した古豪マラガCFをリヤド・エア・メトロポリターノに迎える開幕戦(水曜日21:00)に向けて、プレシーズンでの負傷者や代表合流遅れの主力たちの状況を見極めながら5-3-2のシステムを構築しています。

前線のアレクサンダー・セルロートは負傷により開幕戦を完全に欠場することが決定。また、マーク・プビル、マルコス・ジョレンテ、アレックス・バエナ、そして去就が揺れるジュリアン・アルバレスは、チーム練習への合流からわずか数セッションしかこなしていないため、シメオネ監督は彼らの起用法をギリギリまで検討する見通しです。

ゴールマウスには守護神ヤン・オブラクが立ちます。守備陣は、アレックス・グリマルドが左のウイングバックを固め、センターバックには新加入のロビン・ル・ノルマン、ダビド・ハンツォが先発、もう1つの枠にはカンテラのジョージ・ドミンゲスかマーク・プビルが入る見込みです。右サイドはマルコス・ジョレンテとジュリアーノ・シメオネがスタメンを争います。

中盤はパブロ・バリオス、新加入のモーテン・ヒュルマンド、あるいはコケが並び、その前にカンイン・リーかバエナを配置。ツートップの一角にはアデモラ・ルックマンが入り、その相棒にはファーストチーム昇格を勝ち取ったアルナウ・オルティス、もしくはジュリアン・アルバレスがスターターとしてピッチに立つ予想となっています。

(via ElDesmarque) (via SPORT) (via MARCA)

【本日の総括】

アトレティコは、2日後に迫るマラガとの開幕戦を前に、カンイン・リーやアルナウ・オルティスといった若き才能が強烈な野心を示している一方で、ジュリアン・アルバレスの去就をめぐる摩擦やロメロの調整不足、オシムヘン獲得に向けた複雑なトレード計画など、ピッチ外の様々な動きを抱えながら新シーズンのスタートラインに立っています。