アグエロ移籍の裏に隠された真相!宿敵への移籍阻止とテーブルクロス合意
プレミアリーグ独立委員会がマンチェスター・シティに対し、9シーズンにわたる深刻な財務規則違反で有罪判決を下したことを受け、該当期間中に行われたすべての補強が調査対象となっています。その中に含まれるのが、かつてアトレティコ・マドリードから移籍したセルヒオ・アグエロの交渉です。
当時の移籍市場において、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はアグエロの契約解除条項である4500万ユーロを支払う準備を整えており、選手本人も宿敵への移籍に同意を示していました。しかし、アトレティコ・マドリードのCEOを務めるミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏は、エースのレアル・マドリード移籍がサポーターの猛反発とクラブの深刻な分裂を引き起こすことを強く警戒し、この取引を意図的に阻止しました。
ヒル・マリンCEOは自らアメリカに渡り、マンチェスター・シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長およびブライアン・マーウッド・スポーツディレクターとレストランで会談を行いました。正式な書類が用意されていない状況だったため、レストランのテーブルクロスの一片を破り、そこに基本合意の条件を書き留めるという異例の交渉が進められました。
最終的に、アトレティコはレアル・マドリードからの4500万ユーロのオファーを下回る3600万ユーロ+変動400万ユーロという「値下げ」価格でマンチェスター・シティへの売却に応じました。この減額は不正な資金取引によるものではなく、当時のクラブの混乱を防ぎ、宿敵への流出を阻止するための苦肉の策でした。こうした直接のライバルクラブへの売却拒否の姿勢は、今夏にバルセロナからの関心が報じられたフリアン・アルバレスの対応とも重なるクラブの確固たる方針です。(via Mundo Deportivo)
