フリアン・アルバレスのバルサ移籍騒動と代表での背番号10
今夏のスペイン移籍市場で最大の話題となったフリアン・アルバレスのバルセロナ移籍問題。バルセロナのハンジ・フリック監督からの強い要望を受け、デコスポーツディレクター率いる強化部が1億ユーロという巨額オファーを提示して獲得に乗り出していた。しかし、アトレティコ・マドリード側は提示された額を即座に突っぱね、2億ユーロに設定されている契約解除金の全額支払いを要求。アトレティコ側はバルセロナに対して交渉の扉を完全に閉ざし、徹底抗戦の構えを見せた。
さらに騒動を加熱させたのが、アルゼンチン代表合宿中の6月22日にフリアン・アルバレス本人が語った『バルセロナに行くことは常に夢だ』という発言だった。この発言がバルセロナ側をさらに刺激する一方で、アトレティコのクラブ幹部やファンの激しい怒りを買い、メトロポリターノでの復帰戦ではボールに触れるたびに猛烈なブーイングが浴びせられる事態に発展していた。現在、彼は再びスカローニ率いるアルゼンチン代表に合流している。ワールドカップではアルジェリア戦とオーストリア戦でベンチスタートだったものの、スイス戦でのゴールを含めて先発の座を勝ち取り、スペインとの決勝まで定位置を守り抜いた。
10月1日午前2時(スペイン時間)のボリビア戦でも先発が濃厚視されているが、リオネル・メッシ不在の代表戦において背番号10を着用することはない。アルゼンチン代表のスカローニ監督は『この試合で誰かに10番を使わせる義務はない。レオの試合になるまでは誰にも与えず、その後どうするか決める。理想は誰か一人が引き継ぐことだ』と語り、リオネル・メッシに敬意を払っている。代表戦(ボリビア、ブルキナファソ、ベニン戦)を終えてアトレティコに戻るフリアンだが、直近のレアル・マドリードとのダービーではサポーターの過激な反応も和らぎ、和解への兆しが見え始めている。 (via Estadio Deportivo)
