スペイン代表の休日

W杯サウジアラビア戦を前にした休日、スペイン代表の選手たちは思い思いの時間を過ごした。最も注目を集めたのはラミン・ヤマルで、母親や恋人のイネス・ガルシア、親しい友人たちと共にカントリーミュージックの聖地ナッシュビルへ旅行し、ペルシャ料理店Nooshで食事を楽しんだ。ルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、予定された活動に遅刻した選手には2000ユーロの罰金を科すという厳格なルールを設けていたが、ヤマルは門限である午後9時のわずか5分前、20時55分にホテルに滑り込み、危機一髪で罰金を回避した。

他の選手たちもリフレッシュしており、ウナイ・シモン、ダビド・ラヤ、アレックス・バエナ、マルコス・ジョレンテ、アレハンドロ・グリマルド、マルク・ククレジャらはゴルフを楽しんだ。ボルハ・イグレシアスは恋人のマリア・バレロや妹、友人たちと散歩し、さらに家族と同じホテルだったため一緒にプールで遊んだが、ホテルのセキュリティに入場を止められ、RFEFの警備員の助けを借りて中に入るという一幕もあった。ロドリは恋人のラウラ・イグレシアスと熱い抱擁を交わした後、テネシー川をボートで楽しむなど、和やかな時間を過ごした。

(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

メッシの涙の理由

アルゼンチン代表がアルジェリアに快勝した試合で、ハットトリックを達成したレオ・メッシが試合中に涙を流す場面が世界中に配信された。試合後、本人は『スポーツとは関係のないことで辛い日々を過ごしている』とだけ語ったが、母国アルゼンチンのメディアがその理由を明らかにした。

ジャーナリストのカルロス・アレスがラジオ番組で『アルゼンチンの人々はメッシの涙に非常に心を痛めている。彼の父親がロサリオの病院に入院しており、診断結果は重く、デリケートな状態だ』と報じた。さらにエドゥアルド・フェインマンも『父親のホルヘ・メッシは昨年から深刻な健康問題を抱えており、今週になってさらに容態が悪化した。レオは内心とても苦しんでいるが、それでも神のようにプレーした』と明かした。メッシ一家は沈黙を貫いているが、メッシにとって父親は単なる親ではなく、代理人であり、ピッチ内外のあらゆる決断における最大の相談役であるため、その心痛は計り知れない。

(via ElDesmarque)

ヤン・ディオマンデの悲劇

RBライプツィヒとコートジボワール代表でブレイク中のヤン・ディオマンデが、The Players Tribuneに15歳で亡くなった妹ロクサーヌへの悲痛な手紙を公開し、世界中の涙を誘っている。コートジボワールのアビジャンで25人が一つ屋根の下で暮らす極貧の幼少期を過ごした彼は、『誰かが買ってくれた偽物のユナイテッドのシャツの背中に、黒いマジックでロナウド7と書いたのを覚えているか?』と妹に語りかけた。

ボーンマス、チェルシー、レンジャーズ、オリンピアコス、クリスタル・パレスの入団テストに全て落ち、MLSのBチームにすら拒否された過去も告白。『ビザが切れて夢は終わり、アフリカに送り返されて一緒に泣いたな。数週間後にレガネスと契約して、また違う涙を流した』と回顧。しかし、レガネスでレアル・マドリードを相手にデビューを果たした数週間後、地元の人間からの電話で悲劇を知らされる。『お前の妹は死んだ。パーティーで飲み物に何かを入れられて、二度と目を覚まさなかった』。

ディオマンデは妹へ『エムバペがテレビに映った時、お前は「エムバペ?確かに上手いけど、私のお兄ちゃんの方がもっと上手い」と言ってくれたよな。僕がサッカーのピッチですることは、すべてお前のためだ。ゴールを決めるたびに、世界中にお前の名前を知らしめてやる。お前が正しかったことを証明するか、その途中で死ぬかだ』と誓いの言葉を綴った。

(via SPORT / ElDesmarque)

ラファ・ミルの有罪判決

セビージャからエルチェにレンタル移籍していたラファ・ミルに対し、バレンシアの高等裁判所は性的暴行と傷害の罪で懲役8年半の有罪判決を下した。この判決を受け、エルチェは即座にレンタル契約と労働契約の解除条項を行使し、『いかなる暴力行為も断固として非難し、司法手続きに絶対的な敬意を払う』という短い声明を発表してミルとの関係を完全に断ち切った。

一方、保有元であるセビージャは『司法手続きに対する最大の敬意と、いかなる種類の暴力、虐待、性的暴行に対しても最も断固たる非難を表明する』という声明を出したが、契約解除という強硬手段にはまだ出ていない。刑事法専門の弁護士サラ・ドミンゲスによると、判決はまだ確定しておらず控訴が可能なため、『セビージャが契約解除のボタンを自動的に押すことはできない。クラブのイメージへのダメージを証明できなければ、法廷闘争に発展する可能性がある』と指摘している。

(via Estadio Deportivo)

オンティベロスの炎上

カディスのMFハビエル・オンティベロスが、クラブ公式SNSで公開されたシーズンを振り返る動画に出演したところ、その体型を巡って大炎上した。動画は24時間で100万回再生を突破したが、コメント欄には『彼、ちょっと太りすぎじゃないか?それとも俺の気のせい?』『プロのサッカー選手がこんな体型管理なんて…3部リーグでもあり得ない』『これが現実のはずがない、AIの生成画像であってくれ』といった批判が殺到した。

さらに、彼に対する批判に拍車をかけているのが、マラガ戦で敗北したその夜に、若手選手のアルフレッド・カイセドやラウル・ペレイラと共にヘレスの街で夜遊びをしている動画がSNSで拡散された一件である。オンティベロスは動画内で『怪我のせいでかなり悪いシーズンだった』と認めているが、ファンからの厳しい視線は収まっていない。

(via ElDesmarque)

ククレジャの電撃移籍の裏側

チェルシーからレアル・マドリードへの電撃移籍が決まったマルク・ククレジャが、スペイン代表の合宿地から移籍の裏側を語った。『1日半か2日で全て決まった。頭を悩ませることなく、ずっと早く決まって僕としては最高だった』とスピード決着だったことを明かした。他にも選択肢はあったが『マドリードからのオファーが来た時、迷うことはなかった。レアル・マドリードでプレーできることは名誉であり、そう言える選手は多くない』と断言。決断の決定打となったのは新監督のジョゼ・モウリーニョからの直接の電話で、『一緒に働くのがとても楽しみだ。マドリードは偉大なクラブだと言ってくれた』と明かした。

しかし、この移籍劇には異例の事態が伴っていた。チェルシーの新監督に就任したばかりのシャビ・アロンソは、クラブからククレジャの売却について一切知らされておらず、移籍市場専門記者のファブリツィオ・ロマーノがSNSで発信した『Here We Go』の投稿を見て初めて事実を知ったという。さらに、代表のチームメイトたちも同じくSNSの投稿で移籍を知り、W杯のデビュー戦直前の合宿所は驚きに包まれた。

(via ElDesmarque / SPORT / Mundo Deportivo / AS / MARCA)

クリスティアーノ・ロナウドへの波紋

W杯のコンゴ民主共和国戦で1-1の引き分けに終わったポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドに対し、ピッチ内外で容赦ない言葉が浴びせられている。コンゴDRのMFンガライェル・ムカウは試合後、『正直言って、クリスティアーノに対する特別な対策は何もしていない。彼はもう昔の彼ではないし、少し年をとったからね』と発言。さらに、リスボンのコメルシオ広場に集まったコンゴDRのファンたちは、歴史的な勝ち点獲得に大熱狂し、沈黙するポルトガルファンを前にロナウドのSiuuuパフォーマンスを真似て嘲笑する動画が拡散された。

解説陣からも厳しい声が飛んでいる。ティエリ・アンリはテレビ番組で、ロナウドがブルーノ・フェルナンデスのパスコースを妨害したシーンを取り上げ、『テレビを見ている皆さん、重要なのはチームが得点することであって、あなたが得点することではない。彼は自分が点を決めたいからブルーノの軌道に入り込み、ディフェンダーの守備を簡単にしてしまった。彼はいま9番としてプレーしているが、彼は一度も9番だったことはない』と痛烈に批判。元イングランド代表のクリス・サットンも『ロベルト・マルティネス監督は彼をピッチから下ろすことを恐れている。ロナウドは監督ではない』と起用法を非難した。

(via SPORT / MARCA / 3Cat)

コンゴDRの銅像男

歴史的な勝ち点を獲得したコンゴ民主共和国代表のスタンドには、世界中で話題になっている伝説のファンが存在する。ミシェル・クカ、通称ルムンバ・ベアと呼ばれる彼は、試合中の90分間(延長戦も含め)、右腕を空高く挙げたまま完全に静止し続けるというパフォーマンスを行っている。これは、コンゴ独立の父であり、1961年に暗殺されたパトリス・ルムンバのキンシャサにある銅像を模したものである。

アフリカネイションズカップでカメラに抜かれてバイラルスターとなった彼は、今や国の尊厳、自由、そしてアイデンティティの象徴となっている。今回のアメリカ大会では、スポーツ省やサッカー連盟から車両を贈られるなど公式に認められ、代表チームの遠征に正式メンバーの一員として帯同している。他のファンのように歌ったり飛び跳ねたりはしないが、彼の静寂で荘厳な姿は大会で最も力強いビジュアルの一つとなっている。

(via 3Cat)

フィラデルフィアのロッキーの呪い

フィラデルフィアの街で、スポーツ界で恐れられている有名なジンクス「ロッキー像の呪い」がW杯でも発動した。フィラデルフィア美術館の前にある映画ロッキーの主人公ロッキー・バルボアの銅像に、対戦相手のファンが自チームのユニフォームを着せると、そのチームは重要な試合で必ず負けるという都市伝説である。

今回、コートジボワールとの試合を前に、エクアドルのファン数人がロッキー像にエクアドルのユニフォームを着せるというタブーを犯した。その結果、エクアドルは終盤に失点し0-1で敗北。この呪いは過去にもNFLなどで対戦相手が同じことをして敗れており、ペンシルベニア州の観光局もSNSで『ロッキーに服を着せないで』と冗談交じりに警告を出している。

(via 3Cat)

ピンクのスパイクの謎

今大会、ピッチ上の多くの選手たちが揃ってピンク色のスパイクを履いていることがファンの間で話題になっている。これに対し、ナイキのフットウェア担当者であるオディンガ・ニマコがその理由を説明した。

一つは心理的な理由で、『消費者やアスリートが常に言うのは、これほど派手で明るい色を履くなら、本当に上手くなければならないということだ。プレッシャーの高い場面で自信を強める効果がある』と語った。もう一つは商業的な理由で、緑の芝生の上で最も目立つ色がピンクであるため、プーマやアディダスなど他のブランドもこぞってピンクを採用しているという。しかし、全メーカーがピンクを採用した結果、全員が同じ色を履くことになり、逆にどの選手も目立たなくなるという皮肉な現象が起きており、売上に悪影響を及ぼす可能性も指摘されている。

(via ElDesmarque)

ウズベキスタンの珍事

W杯初出場を果たしたウズベキスタン対コロンビアの試合中、ピッチ外の人物を巻き込む前代未聞の珍事が発生した。前半34分、タッチライン際をドリブルで駆け上がるコロンビアのルイス・ディアスに対し、ウズベキスタンのアブドゥコディル・クサノフが激しいタックルを見舞った。

しかしクサノフは勢いを止めることができず、ディアスごとピッチ外に吹き飛び、そのまま試合を接写で撮影していたステディカムのテレビカメラマンまでなぎ倒してしまった。幸いにもディアス、クサノフ、そしてカメラマン全員が無事だったが、主審のアンソニー・テイラーはクサノフに対してイエローカードを提示。ファンからは『カメラマンをなぎ倒したからカードが出たのか?』と冗談交じりの反応が上がった。

(via Mundo Deportivo)

給水タイムの広告疑惑

今大会で導入されているクーリングブレイク(給水タイム)に対し、世界中のファンや関係者から怒りの声が上がっている。気温が高い試合だけでなく、屋内のエアコンが完備されたスタジアムで気温が快適な場合でも、一律で約3分間の給水タイムが設けられているからだ。

ジャーナリストのサンティ・セグロラはラジオ番組で『いつでもサッカーを見るのをやめてやる。給水タイムは全く必要ないのに、試合が3分も止まるなんてサッカーを破壊している。これはもはやサッカーの試合ではなく、別の見世物だ。FIFAの連中は厚顔無恥だ。NFLやNBAのようにアメリカ化しようとしている』と激怒。マウリシオ・ポチェッティーノ監督も『極端な気象条件の時だけでいい。天候が良いのにやるのは不必要だ』と不満を漏らし、フランス代表のディディエ・デシャン監督に至っては『この3分間ですべてが止まる。テレビ局はさぞ喜んでいるだろうね』と、この給水タイムが実質的なテレビ広告枠のために設けられているのではないかと皮肉たっぷりに指摘した。

(via Mundo Deportivo)

アディダスのV不足

アディダスが、ドイツ代表のユニフォームに関する異例の事態に直面した。W杯での熱狂によりユニフォームの注文が殺到した結果、公式サイト上に『申し訳ありませんが、一時的にVの文字の在庫がありません』というメッセージが表示されたのだ。

アディダスの広報担当者によると、デニス・ウンダフ(Undav)、カイ・ハフェルツ(Havertz)、アレクサンダル・パブロビッチ(Pavlovic)という、名前に「V」が含まれる選手たちのユニフォーム需要が予想を遥かに超えて急増したため、プリント用の「V」の文字だけが一時的に底を突いたという。問題はすぐに解決され、現在は再び注文可能となっている。

(via Mundo Deportivo)

ネグレイラ事件の場外乱闘

FCバルセロナとレアル・マドリードの対立が、ネグレイラ事件を巡ってかつてないほど激化している。レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が、選挙活動の公約通り、ネグレイラ事件に関する500ページ以上の報告書をUEFAに提出すると発表。『この状況が長く続いているのは受け入れがたく、サッカーの信頼を著しく損なう。司法の判断を待たずに、スポーツの領域で断固とした模範的な即時対応を求める』という公式声明を出し、UEFAによるスポーツ面での制裁を要求した。

これに対し、バルセロナのラファエル・ユステ会長は即座に反撃。ラ・リーガのハビエル・テバス会長、RFEFのラファエル・ロサン会長、CTAのフランシスコ・ソト会長宛てに正式な書簡を送付し、『ペレス氏の公の発言は虚偽であるだけでなく、1部リーグの威信とイメージ、そして審判団全体に対する重大な攻撃だ。ペレス氏の虚偽の発言から競技の威信と名誉を守るために、彼に対して法的かつ組織的な措置を急いで取るべきだ』と強く要求した。バルサ側はすでにペレス会長に対する名誉毀損での刑事告訴を前提とした調停手続きの申し立ても行っている。

(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

バルサのピッチ外動向

FCバルセロナの2026-27シーズンの新ユニフォームが、公式の発売日である7月1日を前に、なぜかサウジアラビアのジッダにあるナイキの店舗で先行販売されているのが発見された。新デザインは改修中のSpotify Camp Nouにインスパイアされており、赤と青のそれぞれ3つの異なる色調を組み合わせたグラデーションが特徴で、ロゴやエンブレムにはゴールドのアクセントが施されている。

さらにクラブは、カタルーニャのスタートアップ企業Scircle社と提携し、クラブ史上初となるAIを活用して作成された公式香水を発表した。旧ダム工場でお披露目されたこの香水は『Timeless』と『Passionate』の2種類で、バルサのアイデンティティや感情、思い出を香りに翻訳するために人工知能が用いられており、芝生、ベルガモット、ベチバー、サンダルウッドなどをブレンドしている。

(via SPORT / Mundo Deportivo / MARCA / 3Cat)

サミ・ケディラのNYでの発言

ジョゼ・モウリーニョがレアル・マドリードの監督に復帰したことに伴い、彼のアシスタントコーチとしてサミ・ケディラが就任するという報道が過熱している。そんな中、ニューヨークに設置されたドイツ代表の公式拠点『German House of Soccer』で行われたイベントにケディラが登場した。

イベント後、ファンとの交流を終えたケディラに対してモウリーニョのコーチングスタッフへの合流や、彼との会話の内容について質問が飛んだ。ケディラは具体的な明言は避けたものの、満面の笑みを浮かべながら『Hala Madrid, Hala Madrid... siempre!(マドリード万歳、マドリード万歳…永遠に!)』とだけ答え、クラブへの変わらぬ愛と復帰を強く匂わせた。

(via MARCA)

ウィッサの壮絶な過去

ポルトガル代表を相手に歴史的な同点ゴールを決めたコンゴ民主共和国のFWヨアネ・ウィッサは、過去に壮絶な事件を生き延びたサバイバーである。彼がロリアンでプレーしていた2021年7月、ファンの女性を名乗る人物が写真撮影を求めてウィッサの自宅を訪れた。

その数時間後、同じ女性が再び家に押し入り、ウィッサの顔面に腐食性の酸を浴びせた。ウィッサは目に重度の火傷を負い、医師からは失明の危険性が高いと宣告されたが、奇跡的に緊急手術で視力を回復した。裁判での弁護士の証言によれば、この女性はウィッサの娘を誘拐しようとしており、ウィッサは酸を浴びながらも咄嗟の反応で娘を守り抜いていた。女性はその後、別の母親にも火をつけようとしたところで逮捕され、『内なる声が聞こえた』と主張したが、殺人未遂や児童誘拐未遂などの罪で懲役20年の判決を受けている。

(via MARCA)

ホアキンの娘の熱愛

ベティスのレジェンドであるホアキン・サンチェスの長女であり、20万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーとして活躍するダニエラ・サンチェスが、自身の恋愛事情をついに公にした。お相手は、同い年でニューカッスル・ユナイテッドに移籍したばかりのスペインU-19代表の有望株、アントニオ・コルデロである。

数週間にわたってSNS上で同じ場所にいる写真を投稿するなど匂わせを続けていた二人だが、テネリフェ島でのロマンチックなバカンス中、コルデロが自身のSNSに『悪くないプランだ』というメッセージと共に、海での水浴びや夕日、ウォーターパークを楽しむ写真を投稿。その最後の1枚にダニエラとのツーショットを載せ、交際を正式に認めた。

(via Mundo Deportivo)

アトレティコ女子の監督トラブル

アトレティコ・マドリード女子チームの新監督としてマリアナ・カブラルの就任が確実視されていたが、思わぬ事務手続きのトラブルにより契約が白紙になった。カブラルはスペインの女子1部リーグ(Liga F)で指揮を執るために必須となる「UEFAプロライセンス」を保持していなかったのだ。

アトレティコ側は、彼女がエストニアのサッカー協会を通じて同ライセンスの取得プロセスを開始する枠を確保しているとRFEF(スペイン王立サッカー連盟)に主張したが、RFEFは『取得プロセスを開始しただけでは不十分であり、ライセンスの保持が厳格な条件である』として監督登録を拒否。この規定の壁を越えられず、アトレティコはカブラルの招聘を諦め、急遽プランBの監督探しに奔走することになった。

(via Mundo Deportivo)

パウ・ガソルの巨額投資

バスケットボール界の生ける伝説であるパウ・ガソルが、スペインの女子プロサッカーリーグ「Liga F」に歴史的な支援を行うことを発表した。ガソルは自身の投資会社であるGasol16 Venturesを通じ、他の投資家と共同で5500万ユーロ(約88億円)という巨額の投資をLiga Fに提案した。

Liga Fの声明によると、この資金はリーグと各クラブの商業モデルのプロフェッショナル化や国際展開を加速させるために使われる。6月29日に開催されるクラブの臨時総会でこの投資案が承認されれば、女子サッカーリーグが受けた民間投資としては過去最大となり、プロ女子スポーツの歴史においても世界最大規模の資金注入となる。

(via Estadio Deportivo)

イヴァナ・ノールの帰還

2022年のカタールW杯で、開催国の厳格な服装規定に挑戦するようなセクシーな衣装でスタンドに登場し、「W杯の恋人(Knoll Doll)」として世界的なバイラルスターとなったクロアチアのモデルでDJのイヴァナ・ノールが、今大会でもW杯の熱狂の中心に戻ってきた。

今回は服装規定の壁はないものの、彼女は巨大なクロアチア国旗を先頭で掲げながらダラスの街を練り歩き、イングランド対クロアチア戦に向けてサポーターの行進を先導した。さらに試合後には『W杯の女の子が戻ってきたわ。試合直後にはダラスでアフターパーティーを開くから一緒に祝いましょう』とSNSで発信し、アメリカの地でも自国のファンを大いに盛り上げている。

(via MARCA / ElDesmarque)

昇格戦を巡る悲喜こもごも

スペインのセグンダ(2部)昇格を懸けたプレーオフの裏側で、ピッチ外のドラマが繰り広げられている。CEサバデルのGKディエゴ・フオリに対し、レアル・サラゴサが強い関心を示しているが、サバデル側は簡単な放出を拒否している。実はフオリの契約解除金は、サバデルが昇格できなかった場合は35万ユーロだが、昇格を決めた場合は80万ユーロに跳ね上がり、契約も2028年まで延長される条項がある。そのため、週末のサバデルの昇格戦の結果がそのまま移籍金交渉に直結する事態となっている。

一方、同じく昇格戦を戦うサモラCFの地元では、RFEFのテレビ放映権の制限により、市役所が試合のパブリックビューイングを実施できないという事態に陥った。これに対し、マヨール広場にある6つの飲食店(Varone、Metro、Central、La Cerveceria、San Juan、Ocellum)が立ち上がり、テラス席に巨大スクリーンを設置するというファインプレーを見せた。市の条例で店舗がテラスにスクリーンを出すことは合法であるため、チケットを買えず現地に行けなかった400人以上のサポーターを救済した。

(via SPORT)

ネイマールの第3子

負傷によりブラジル代表のW杯メンバーから外れ、回復を続けているネイマールが、SNSで嬉しいニュースを発表した。復縁したパートナーのブルナ・ビアンカルディと共に、ジェンダーリビール(性別発表)の動画を投稿し、二人の間に第2子、ネイマールにとっては第3子となる子供を授かったことを報告した。

家族全員が白いTシャツを着て目隠しをし、絵の具にまみれて性別を発表する楽しい動画の中で、生まれてくる子供が女の子であることが判明。これを見たネイマールは、これまでに元恋人カロリーナ・ダンタスとの間に長男ダヴィ・ルッカ、ブルナとの間に長女マヴィ、そして別居期間中にモデルのアマンダ・キンベリーとの間に次女ヘレナを授かっていることから、『これで女の子ばかりだ。スパイス・ガールズのようなグループができるな』と冗談を交えて喜びを表現した。

(via Mundo Deportivo)

元夫婦の泥沼の争い

スナック菓子メーカーGrefusaの広告キャンペーンを巡り、キコ・リベラと元妻イレーネ・ロサレスの間で激しい舌戦が繰り広げられている。イレーネが巨大広告で『悪いキコ(コーン菓子と元夫を掛けた言葉)とのミックスは悪いミックス』というユーモアのあるコピーに登場したことに対し、キコはSNSで『今の人生があるのは俺を利用したからだろ。自分がどこから来たか思い出せ』と激怒し、法的措置までちらつかせた。

これに対しイレーネはテレビ番組で真っ向から反論。『スペイン一の角をはやされた女(浮気された女)の苦労だって私は味わってきた。有名になる前はバーテンダーや監視員として働いていたし、明日からまたバーカウンターに立つことになっても誇りを持ってやる。これはユーモアのある広告でただの仕事。あなたがどう受け取るかはあなたの問題』と一蹴した。さらにキコが『俺には母親(イザベル・パントーハ)がいる』と発言したことに対し、両親を亡くしているイレーネは『母親と失われた時間を取り戻して「愛してる」と伝えなさい。私は自分の母と1分でも一緒にいられるなら何でもする。二度と私の母の名前を出さないで』と怒りを露わにした。

(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

今日のピッチ外ニュースは、W杯のプレッシャーや喜びから、契約解除や法廷闘争といった深刻な話題まで、実に多岐にわたるトピックが飛び交った。ディオマンデの妹への手紙やウィッサの壮絶な過去など、選手たちの知られざるドラマが明かされる一方で、ロナウドへの批判やオンティベロスの炎上など、SNS時代ならではの厳しい視線も際立った。さらにククレジャの移籍劇の裏側や、バルサとマドリードのネグレイラ事件を巡る場外乱闘など、各クラブのフロントや関係者を巻き込んだ動きも活発化しており、ピッチ上と同じくらい激しいドラマが外の世界でも展開されている。