ディエゴ・パブロ・シメオネに怒られサウールと衝突した」元神童サロモン・オバマが明かすトップチームでの挫折と苦悩

かつてアトレティコの下部組織で「天才双子」として一世を風靡し、17歳でディエゴ・シメオネ監督によってトップチームの練習に引き上げられたサロモン・オバマが、当時の苛烈な体験と挫折の裏側を赤裸々に語りました。

現在26歳となりアンドラでプレーするオバマは、トップチームに足を踏み入れた際の緊張感溢れるエピソードを明かしました。練習後、残っていた2本のスポーツドリンクのうち1本を取った際、当時チームの中心だったサウール・ニゲスから『カンテラーノ(下部組織出身者)はトップチームの選手をリスペクトし、順番を待たなければならない』と厳しく叱責されたといいます。

さらに練習中、足を滑らせてリュカ・エルナンデスに強いタックルを見舞ってしまった際には、シメオネ監督が即座に練習をストップ。『まだ練習を続けたいか?』と詰問され、オバマが『はい』と答えると、指揮官は『これが最後のチャンスだぞ』と冷徹に言い放ったといいます。

また、幼少期から圧倒的な体格とスピードで活躍したことで常に「年齢偽称」の疑惑を向けられていたことについて、現在レアル・マドリードのヤン・ディオマンデらに向けられている世間の視線と重ね合わせ、『周囲の雑音に傷つかないよう必死に精神面を鍛えていた』と回想しました。その後、トップチーム定着を果たせずクラブを離れることとなった過酷なサッカー人生の舞台裏が明かされています。

(via Estadio Deportivo)