パウ・ロペス獲得への熱烈オファーと現状

セグンダ・ディビシオン(2部)に降格したマジョルカは、1部への早期復帰を目指す新プロジェクトの目玉として、ベティスのGKパウ・ロペスに熱烈なオファーを送っています。提示された条件は、現在の給与を完全に維持した上での4シーズンの長期契約です。単なる正GKとしてではなく、1部復帰プロジェクトの絶対的なリーダーとしての役割を約束しています。

パブロ・オルテルスCEOとルイス・ガルシア監督は、彼を来季構想の最重要人物として位置づけており、かつてマノロ・レイナを擁してセグンダBからプリメーラへと駆け上がった際と同じ戦略を描いています。

しかし、パウ・ロペス自身は現在ベティスからの退団や2部でのプレーを全く考えておらず、マジョルカからの最初のアプローチに対して明確に「ノー」と回答しました。彼はベティスでのチャンピオンズリーグ出場という魅力的な挑戦を前に、チームに残留してアルバロ・バジェスとポジション争いを続けることを望んでいます。オルテルスCEOは説得の難しさを認めつつも、決して諦めず楽観的な姿勢を崩していません。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

ジト・ルヴンボが買い取りオプション付きレンタルで再加入

攻撃陣の強化として、アンゴラ出身のFWジト・ルヴンボ(24歳)がイタリアのカリアリから買い取りオプション付きのレンタルで再びマジョルカに加入することが発表されました。

昨季の冬の移籍市場終盤に島へ到着し、マルティン・デミチェリス監督の下で10試合に出場して2アシストを記録したルヴンボは、大柄な体格に加え、優れたドリブル技術と相手DFへの積極的なプレスを特長としています。来季終了までの契約で、再びソン・モイスのピッチを駆け回り、チームの昇格に貢献することが期待されています。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)

イバン・ピチュ・クエジャルとの契約延長を発表

クラブは、ベテランGKイバン・ピチュ・クエジャルと1年間の契約延長に合意したことを公式に発表しました。新たな契約は2027年6月30日までとなります。

現在42歳のクエジャルは2023年の夏に加入し、2025年12月にはクラブの全歴史において最も年齢を重ねて公式戦のピッチに立った選手として記録に名を刻みました。一部では新たなGK補強の動きから彼の契約延長が保留されているとも報じられましたが、最終的にクラブは経験豊富な守護神の残留を正式に決定し、ディフェンス陣の精神的支柱としてチームを支えることになります。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

若手DFアブバカ・スマホロをハンブルクからレンタル獲得

ディフェンス陣のさらなるテコ入れとして、ハンブルクから21歳のアブバカ・スマホロを今季終了までのレンタルで獲得しました。

フランスのアンダー世代代表でのプレー経験も持つ彼は、若くしてエリートレベルのサッカーを知る実力派です。加入にあたりスマホロは『クラブを1部に昇格させるために、できる限りの方法でチームを助けたい』と力強い意気込みを語っており、1年でのプリメーラ復帰に向けた守備の要として大きな期待が寄せられています。(via MARCA)

レオ・ロマンの完全移籍とその他の去就

GK陣の再編が進む中、レオ・ロマンが移籍金900万ユーロでデポルティーボ・ラ・コルーニャへ完全移籍したことが確定しています。

一方で、契約の最終年を迎えるルーカス・ベリストロムについては、クラブはまだ明確な動きを見せておらず、その去就は不透明な状態が続いています。過去にもベティスとマジョルカは移籍市場で何度も交渉を行ってきましたが、マルティン・ヴァリエント、ドミニク・グレイフ、パブロ・マフェオ、ヤン・ヴィルジリ、ロドリ・サンチェス、エズ・アブデなどの事例のように、なかなか成立に至らない歴史があり、今回のパウ・ロペス獲得作戦を含め、今後の両クラブ間の動向が注目されます。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

2部降格という厳しい現実を突きつけられたマジョルカですが、1年でのプリメーラ復帰に向けて積極的に動いています。大物GKパウ・ロペスの引き抜きには苦戦しているものの、ルヴンボの再獲得やスマホロの補強、そして大ベテランのクエジャルとの契約延長など、攻守において戦力の再構築を着実に進めている1日となりました。