シャビ・エスパルト 卓越した戦術眼で高評価を得る多才な若手
ラ・マシア出身の若手DFシャビ・エスパルトが、左右のサイドバックをこなしつつ中盤へ進出する卓越した戦術眼で、元下部組織MFシャビ・モロから熱い視線を浴びている。タイやマレーシアでの指導を経て帰国したモロは、実戦で異彩を放つ彼のマルチな才能とゲーム理解度の高さを絶賛した。
シャビ・エスパルトの強みは、本職のサイドバックとして盤石の守備を見せるだけでなく、ビルドアップ時に4人目や5人目の中盤として中央へ位置を取れる点にある。さらに自ら前線へ駆け上がってゴールを奪う推進力を備え、相手のマークを引きつけることで味方攻撃陣のスペースを創出する。海外から復帰して彼のプレーを初めて目にしたモロは、クラブの伝統的な育成哲学が見事に体現されている姿に感銘を受けた。
バルセロナの中盤育成についてモロは『ピッチの中心はチームの心臓であり、ゲームの流れを最も理解するポジションだ』と指摘している。守備のタスクを遂行しながら中盤の組み上げに関与するシャビ・エスパルトのスタイルは、現代サッカーがサイドバックに求める高度な役割に合致する。多士済々な若手がひしめく環境下でも、この高い柔軟性は出場機会を獲得する強力な武器となる。
つまり、単なるサイドプレイヤーにとどまらず中盤のタスクを高度にこなす汎用性こそが、彼の評価を高めている要因だということだ。この動きが示すのは、ラ・マシアが培ってきた戦術的柔軟性とゲーム理解のDNAが、次世代の若手にも確実に受け継がれているという証左である。(via SPORT)
その他の動き
元バルサBのシャビ・モロは、トップチームで活躍するDFパウ・クバルシの守備能力を元イタリア代表のマルディーニ以上と評価し、バロンドールに相当する特筆すべき才能だと絶賛した。(via SPORT)
【本日の総括】
バルサ・アトレティコがBチームで首位を独走し、下部組織出身の若手たちがトップチームやセカンドチームでそれぞれの強みを発揮している。今週末のマンレサ戦を経て国際中断期間に入り、代表活動やU-17ワールドカップによる主力不在をチーム全体でどう乗り切るかが今後の大きな焦点となる。