セルヒオ・リコの昏睡状態での夢
落馬事故から奇跡的な回復を遂げたセルヒオ・リコが、ポッドキャスト番組に出演し、昏睡状態の間に見た夢について涙ながらに語った。彼は2023年5月にエル・ロシオの巡礼中に馬から落ちて頭部を強く蹴られ、重度の外傷性脳損傷を負って82日間入院、そのうち26日間を昏睡状態で過ごした。彼は『事故の前の最後の記憶は、試合のためにパリから帰ってきたことだ。記憶が戻るかと思って同じ場所に行ってみたけれど、何も思い出せなかった』と語った。昏睡状態の間の出来事について、『自分が昏睡状態にある時は何も気づかず、痛みも全く感じなかった。一番苦しんだのは家族や妻、そして親しい友人たちだ』と周囲を気遣った。そして、5年前に亡くなった父親の夢を見たことを明かした。『昏睡状態の時、父の夢を見た。2つの歩道があって、父は一方へ、私はもう一方へ歩いていた。私は父を呼んだが、父は私に気づかず、そのまま前に進んでいって夢は終わった。心理学者の人たちからは、私がいくら父の気を引こうとしても、まだ私の時ではなかったから、父は私を一緒に連れて行かなかったのだと言われた』と、生死の境をさまよった体験を告白している。彼はすでに完全に回復しており、新たなチームでのプレーを熱望している。(via Mundo Deportivo)
レアル・マドリードが女子リーグの投資契約を拒否
レアル・マドリードが、元バスケットボール選手のパウ・ガソルが率いる企業「Gasol16 Ventures」と「Fortified Partners」による、女子サッカーリーグ(Liga F)への5500万ユーロの投資契約に参加しないことを公式声明で発表した。この契約は、Liga Fの総会で3分の2のクラブの賛成を得て承認されたものだが、レアル・マドリードを含む全体の4分の1のクラブが反対している。契約の内容は、投資家が4000万ユーロを各クラブに分配し、Liga Fに1200万ユーロを提供し、さらに3000万ユーロで一部の選手の肖像権を取得するというもの。その見返りとして、投資家は2051年6月までの25年間、大会の将来の商業収入の35%から49%を受け取ることになる。レアル・マドリードはこの契約に対し、『持続可能性、透明性、そしてクラブの完全な自主性に基づく女子サッカーの成長モデルに合致しない』と痛烈に批判した。さらに、『25年間という長期間にわたって経済的・ガバナンス的な影響を及ぼす決定は、現在大会に参加して資金を受け取るクラブだけでなく、将来Liga Fに昇格してくるクラブのことも考慮して決定されるべきだ。将来のクラブは、この決定に関与することも、初期の資金分配の恩恵を受けることもないまま、承認されたモデルに拘束されることになる』と、未来のクラブへの負担を危惧している。そして『この運営から距離を置く決定をしたクラブに対して、不平等な扱いや、経済的・制度的な不利益が生じてはならない』と牽制している。(via SPORT)
テバス会長がバルサを大絶賛
LALIGAのハビエル・テバス会長が、ジョアン・ラポルタ会長のFCバルセロナ会長就任式にゲストとして出席し、そのスピーチがマドリーファンの間で大きな反感を買っている。テバス会長は『我々はここ数年、意見の相違がある時期を経験してきた。それぞれの主張があれば対立は生じるものだが、我々はお互いを理解し、サッカーにとって最善のものを探求しようとしている』と関係修復を強調した。さらに、バルサの経済状況について『経済の持続可能性において成功を収めており、素晴らしい道を歩んでいる。この国のどのクラブにも羨むものは何もない。適切なタイミングでこれを言うべきであり、LALIGAの会長がこの場で言うべきだ』と手放しで絶賛した。極めつけは『FCバルセロナがより多くの成功を収めることは、我々のリーグの成功でもある。バルサが成功することで、スペインサッカーはより偉大になる。FCバルセロナの成功は、LALIGAの成功だ』と発言。これに対し、レアル・マドリードのファンはSNSやスポーツ番組などで、中立であるべきリーグ会長がライバルクラブを露骨に贔屓していると解釈し、歴史的なライバル関係を背景に強い不満の声を上げている。(via ElDesmarque)
ラポルタ会長がマドリーを暗に批判
4期目の就任式に臨んだFCバルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、スピーチの中でライバルであるレアル・マドリードとフロレンティーノ・ペレス会長を暗に批判した。テバス会長への感謝の言葉を口にした後、ラポルタ会長は『我々はLALIGAと良好な関係を築き、大会で覇権を握っていることを誇りに思っている。しかし、他の場所では非常に神経質になっているようだ。彼らはそうであって当然だ。時々、彼らは滑稽な記者会見を開いているが、方向性が定まっていないのだと思う』と、ペレス会長の最近の記者会見を揶揄した。さらに、ジョゼ・モウリーニョを再び下部組織の指導に関わらせる動きについても『彼らは今デジャヴを繰り返している。そのデジャヴについては…まあ、ノーコメントだ。私たちはハンジ・フリックが選手たちを見事に指揮し、デコが構築した一貫したチームを持っていることを誇りに思っている』と皮肉った。また、クラブの所有モデルについても『私たちはソシオが所有するクラブであり続けることを望んでおり、商業企業である競合他社と戦うために想像力豊かでなければならない。一部のクラブはそうではないが、そうなりたがっている』と、レアル・マドリードが株式会社化を狙っていると指摘した。最後には『クラブの尊厳に対する攻撃に対しては、すべてに立ち向かい、クラブを守るために強力なリーダーシップで臨む会長と理事会が常に立ちはだかるだろう。我々はピッチだけでなく、オフィスでも休みなく戦う』と強い決意を表明した。(via SPORT)
ビクトル・フォントがラポルタ会長へ歩み寄り
前回のバルセロナ会長選挙でジョアン・ラポルタの最大のライバルであったビクトル・フォントが、ラポルタの4期目の就任式が行われた後、機関としての協力を申し出るメッセージを発表した。式典には出席しなかったフォントだが、自身のSNSで『今日から始まる任期において、ジョアン・ラポルタに幸運と成功を祈る。これはクラブの未来にとって決定的な時期だ』と述べた。彼は新理事会が直面する課題として、Spotifyカンプ・ノウの改修工事の完了と資金調達、経済回復の定着、クラブの社会的・制度的構造の強化、そしてチャンピオンズリーグや全セクションでタイトルを争えるスポーツプロジェクトの構築を挙げた。そして対立姿勢を避け、『制度的な責任の観点から、我々は会長と理事会が可能な限りあらゆることで支援できるよう準備ができている』と歩み寄りの姿勢を見せた。ただし、『同時に、我々はいつものようにクラブの利益を監視していく』と、経営の監視役としての役割も果たし続けることを強調している。(via SPORT)