カンファレンスリーグプレーオフ第1戦で劇逆転勝利!10人の数的不利をはね除けパルチザンを3-1で下す

ヘタフェCFはコリセウムで行われたUEFAカンファレンスリーグのプレーオフ第1戦において、セルビアの強豪パルチザン・ベオグラードを相手に、後半退場者を出し10人になりながらも、終盤の連続ゴールによって3-1で見事な逆転勝利を飾りました。6年ぶりとなる欧州カップ戦の本戦出場に向けて、極めて有利なリードを手に入れています。

試合はキックオフ直後から、ホセ・ボルダラス監督が仕込んだ獰猛なプレッシングと高強度のインテンシティが炸裂。わずか3分、エネス・ウナルの落としたラストパスからマルティン・サトリアーノが1対1の決定機を迎え、さらにその直後にはウナル自身が弾丸シュートを放ってポストを直撃(のちにオフサイド判定)するなど、序盤から相手ゴールを完全に包囲しました。そして開始10分、新加入のヨハン・モヒカが素晴らしいタイミングで左サイドを切り裂いて精度の高い高速クロスを送ると、エリア中央に侵入したウナルが鋭いダイレクトボレーを合わせてゴールネットを揺らし、電撃的な先制点を奪いました。

新しく中盤を形成したフランチョ・セラーノ、ラミロ・テラッツ、そしてオレル・マンガラのスピーディなトリオが相手に隙を与えずにゲームを圧倒的に支配していましたが、前半終了間際の43分、一瞬の守備の緩みを突かれ、デムバ・セックに痛恨の同点弾を許しました。守護神ダビド・ソリアも指先でボールに触れましたが及ばず、不運な1-1の同点で前半を終えました。

後半に入り、54分にはコーナーキックから危ういヘディングシュートを放たれクロスバーをかすめる危急の局面を迎えました。その後、モヒカがエリア内で倒されて一度はPKが宣告されたものの、VARの介入によるモニター確認(オンフィールドレビュー)の結果、相手ディフェンダーが先にボールに触れていたとして判定が取り消されるという悔しい展開に。さらに68分には、DFアブカルが遅れた激しいタックルにより2枚目の警告を受けて退場処分。残り時間を10人で戦わなければならない絶体絶命の危機に直面しました。

しかし、ここからボルダラス監督率いる青き戦士たちの真価が発揮されました。指揮官がテラッツに代えてアンドレス・ガルシアをピッチに送ると、彼はすぐにキレのあるシュートでポストを叩くなど前線を牽引。そして87分、ウナルがペナルティエリア内で相手を背負って粘り強くキープしてサトリアーノに落とすと、サトリアーノが美しいヒールパスを供給。これに走り込んだアンドレス・ガルシアが冷静に流し込んで2-1の勝ち越しゴールを叩き出しました。

さらにコリセウムが狂喜乱舞に包まれた90分、左サイドでピッチを支配し続けていたモヒカがエリア手前から弾丸シュートをネットに突き刺し、3-1とする決定的な追加点を奪いました。数的不利やVARの判定変更という数々の困難を乗り越えて掴んだこの大勝利は、新生ヘタフェの不屈の魂を世界に示すものとなりました。(via Mundo Deportivo / MARCA)

元サラゴサのキャプテンであるフランチョ・セラーノが電撃移籍!涙の記者会見とヘタフェで戦う熱い決意

レアル・サラゴサが3部へと降格したことに伴うクラブの財政的な救済を果たすため、下部組織アレビンから一筋でプレーし、キャプテンも務めていた最愛の古巣に別れを告げた24歳のミッドフィルダー、フランチョ・セラーノが、ヘタフェの公式入団記者会見において、涙を浮かべながらその深い悲しみと新天地にかける熱い闘志を語りました。

サラゴサとの別れの決断について、セラーノは以下のように語りました。

『私はこれまでのキャリアの中で、クラブの降格という最も苦しく重い日々を過ごしました。しかし、ヘタフェのような偉大なクラブから挑戦のオファーを提示された時、それを断ることはプロフェッショナルとして不可能な選択でした。私の頭の中には、かつて他のエンブレムを胸に戦うという考えは一切ありませんでした。しかし、この移籍は私を子供の頃から育ててくれた大切なクラブが財務を改善し、前に進むために、どうしても必要な最善の解決策だったのです。私は頭を高く上げ、サラゴサのためにすべてを出し切ったという誇りと曇りのない良心を持って、ここへやってきました』。

別れのプロセスのスピード感と、生涯消えないサラゴサへの愛、および今後に向ける覚悟を次のようにつなぎました。

『別れはあまりにもハイスピードで進み、深い思索の中で私はプロとしての人生の決断を下さなければなりませんでした。私がどこへ行こうとも、一生涯サラゴサのソシオでありファンであり続けます。ラ・ロマレダはいつまでも私の心のスタジアムであり、クラブの幸福を祈っています。しかし今は、ヘタフェという新たなファミリーでの大きなチャレンジに私のすべてのエネルギーを注ぎ、ピッチの上で最高のパフォーマンスを見せることだけを固く誓っています』。(via ElDesmarque)

今季絶望の重傷を負ったウチェへ捧げる温かいメッセージ!コリセウムに響き渡った拍手と団結の絆

カンファレンスリーグの激闘を前に、ヘタフェファミリーは深い失望のニュースに包まれていました。今夏獲得し、新シーズンの主役として極めて大きな期待を集めていたナイジェリア人MFクリスタントゥス・ウチェが、練習中に膝に深刻な重傷を負ってしまい、今シーズン中の復帰が極めて困難となる長期離脱が公式に確定したためです。

このあまりに過酷な運命に直面した若き同僚に対し、チームはピッチの上で最高の連帯を示しました。パルチザン戦のピッチに入場したイレブンは、ウチェの名前や背番号、そして彼を力強く応援する熱いメッセージが描かれた特別サポートTシャツを着用して整列。

スタジアムを埋めたファンからも、この感動的なジェスチャーに対して鳴り止まないスタンディングオベーションと大拍手が送られました。戦術面において、彼の圧倒的な運動量とキレを失うことはボルダラス監督のプランにとって重大な損失ですが、困難な状況下にあっても絶対に仲間を一人にしないという、ヘタフェのロッカールームが誇る完璧なスピリットと友情の強さがはっきりと証明された瞬間でした。(via ElDesmarque)

開幕戦大敗からの反発を狙う第2節ラシン・サンタンデール戦!キコ・フェメニアの出場停止と満身創痍の予想スタメン

ヘタフェは日曜日、21時30分よりホームのコリセウムにおいて、ラ・リーガEAスポーツ第2節のホーム開幕戦としてレアル・ラシン・クラブ・デ・サンタンデールを迎えます。

開幕戦のアウェイでのデポルティーボ・アラベス戦において、0-3という極めて衝撃的で苦い完敗を喫したチームにとって、今回のラシン戦は何としてもサポーターの前で良い感触を取り戻し、今シーズン最初の勝ち点3を獲得しなければならない非常に重要な一戦となります。

ホセ・ボルダラス監督は得意の5-3-2の強固なシステムをベースにする方針ですが、複数の主力選手を欠く極めて満身創痍の戦力状況に直面しています。まず、開幕戦で無念の一発退場処分を課されたベテラン右サイドバックのキコ・フェメニアが出場停止。さらに、中盤のマリオ・マーティンがアラベス戦での激しい競り合いによる打撲の影響により、今回のラシン戦への強行先発については直前までコンディションをテストして決める疑念の状況にあります。また、フアンミとウチェが負傷離脱中となっています。

しかし、パルチザン戦で見せた驚異的な結束力と勝利の勢いをそのままに、指揮官は次のような極めてアグレッシブな先発布陣を用意しています。

ゴールキーパーにはダビド・ソリア。

5バックのディフェンスラインは、右サイドバックにパルチザン戦で劇的な勝ち越しゴールをマークしたアンドレス・ガルシアが先発起用され、左サイドバックには絶好調のヨハン・モヒカが君臨。中央の3バックにはジェネ、アブカル、ザイド・ロメロが強固な壁を形成します。

中盤の底には、高い機動力を誇るオレル・マンガラとラミロ・テラッツが先発し、最後の一枠にはマリオ・マーティン、または新星フランチョ・セラーノが構える見込みです。

前線の2トップには、完全復活を誓うエースのエネス・ウナルと、ウルグアイ代表のマルティン・サトリアーノがコンビを組み、ラシンの強固なディフェンスラインの破壊を目指します。(via ElDesmarque / MARCA)

【本日の総括】

今シーズン絶望の大怪我を負ったウチェへ向けた感動的な連帯メッセージとともに、カンファレンスリーグのパルチザン戦において10人になりながらも3-1の劇的な勝利を飾ったヘタフェ。涙の移籍を決めた新星フランチョの熱い決意や、モヒカの圧倒的な活躍など、チームの士気は最高潮に達しています。この逆転勝利の素晴らしいエネルギーをそのままに、日曜日のホーム開幕ラシン・サンタンデール戦に向けて、ボルダラス監督のもと一丸となって勝ち点3をコリセウムのファンに届ける準備が整っています。