パルチザンを3-1で撃破!10人の死闘を制しカンファレンスリーグ本戦へ大きく前進
ヘタフェはホームのコリセウムにパルチザン・ベオグラードを迎え、カンファレンスリーグのプレーオフ第1戦を戦いました。試合は3-1で快勝し、本戦(リーグフェーズ)出場に向けて極めて大きなリードを奪うことに成功しました。
試合は前半9分に幸先よく先制したものの、前半終了間際の43分に守備の連係ミスを突かれ、パルチザンのデンバ・セックに同点ゴールを許す苦しい展開となりました。さらに後半67分には、ディフェンダーのアブカルが2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、残り時間を10人で戦うという絶体絶命の危機に陥りました。
しかし、ホセ・ボルダラス監督率いるチームはここから驚異的な粘り強さを見せました。数術不利を感じさせないアグレッシブな姿勢を崩さず、試合終盤の87分と90分に立て続けにゴールを奪って突き放しました。これにより、来週8月27日に敵地ベオグラードで行われる第2戦に向けて、2点のリードを持って臨むことができるため、非常に有利なアドバンテージを得ました。 (via ElDesmarque)
サトリアーノが繰り出した至高のヒールアシスト!往年の名手グティを彷彿とさせる魔法のパス
この試合最大のハイライトとなったのが、87分に生まれた2点目の勝ち越しゴールの場面でした。
バイタルエリア付近で起点となったエネス・ウナルからのパスを受けたウルグアイ人フォワードのマルティン・サトリアーノは、誰もがトラップするか通常のパスを選択すると思った瞬間、誰もが予想しない極上のヒールパスを選択しました。
このノールックでの美しいワンタッチパスは、相手ディフェンス陣を完全に無力化。走り込んできたカンテラ出身のアンドレス・ガルシアの足元に完璧に収まり、劇的な勝ち越しゴールを呼び込みました。このあまりにも芸術的なアシストは、かつてレアル・マドリードなどで活躍したスペインのファンタジスタ、グティがデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で見せた伝説的なヒールアシストを思い起こさせるものであり、スタジアムに詰めかけたファンを大いに熱狂させました。 (via ElDesmarque)
1ゴール1アシストの大暴れ!ヨハン・モヒカが魅せた圧巻のプレースキックと強烈なミドル
この夜、ピッチ上で最も眩い輝きを放っていたのがヨハン・モヒカでした。彼は左サイドから幾度となくチャンスを作り出し、自身のキャリアの中でも最高峰のパフォーマンスを披露しました。
前半10分には、左サイドからピンポイントの素晴らしいクロスを供給して先制点をアシスト。その後も攻守にわたって絶大な存在感を示し続けました。そして3-1と勝利を決定づけた90分の場面では、エリア外から左足を一閃。相手キーパーの手が届かないゴール隅へと突き刺さる、弾丸のようなグラウンダーのミドルシュートを沈めてみせました。
1ゴール1アシストという完璧なスタッツを残した彼の活躍は、今シーズンのヘタフェにおける攻撃の生命線が左サイドにあることを強く印象づけました。 (via ElDesmarque)
エネス・ウナルが復活の先制ボレー!エースの帰還とポスト直撃の惜しい一撃
ヘタフェの青いユニフォームを着ると別人のように牙を剥くエース、エネス・ウナルが、ヨーロッパの舞台でその実力をいかんなく発揮しました。
試合開始直後の9分、ヨハン・モヒカが左サイドから上げた極上のクロスに対し、完璧なタイミングで走り込んでボレーシュートを叩き込み、チームに貴重な先制点をもたらしました。彼の得点はスタジアムを一気に歓喜の渦へと巻き込みました。
ウナルの脅威はこれだけに留らず、後半にはエリア外から放った強烈なシュートが非情にもゴールポストを直撃し、あわや追加点という惜しい場面もありました。それでも彼の圧倒的な存在感と2点目の起点となったプレーは、開幕戦の敗戦で沈んでいたチームにこれ以上ない自信と活力を与えています。 (via ElDesmarque)
開幕アラベス戦の大敗から見事なバウンスバック!ボルダラス監督の執念のタクト
ヘタフェは数日前に行われたラ・リーガ開幕戦において、デポルティーボ・アラベスを相手にアウェイで0-3というショッキングな大敗を気し、厳しい批判に晒されていました。この試合ではキコ・フェメニアが退場するなど、攻守ともに大きな課題を残していました。
しかし、ホセ・ボルダラス監督はチームを素早く立て直し、このカンファレンスリーグの重要な一戦に臨みました。指揮官は前節の敗戦を単なる不運な事故であったと証明するかのように、エネス・ウナル、新加入のフランチョ、そしてヨハン・モヒカといったキープレイヤーをスタメンに抜擢。
試合中にアブカルが退場して10人になるという不測の事態に見舞われながらも、ベンチからアンドレス・ガルシアらを投入して攻撃の姿勢を緩めない執念の采配を見せ、見事なバウンスバックを演じてみせました。 (via ElDesmarque)
ラ・リーガの未来を救う価値ある1ポイント!ヨーロッパ大会係数へのヘタフェの貢献
ヘタフェがパルチザンを相手に掴み取ったこの勝利は、クラブ自身の本戦進出だけでなく、ラ・リーガ全体にとっても極めて大きな意味を持つものとなりました。
現在、欧州サッカー連盟(UEFA)が算出する国別のヨーロッパ大会係数(コエフィシエント)において、スペインのラ・リーガは予選を戦う代表クラブが少なかったことから暫定51位(0.125ポイント)という異例の低順位に沈んでいました。もしヘタフェがこの予選で敗退するようなことがあれば、ラ・リーガのポイント獲得機会が大きく損なわれ、将来的にチャンピオンズリーグなどの出場枠が追加されるチャンスを失うリスクがありました。
過去にオサスナが予選で敗退して係数を大きく下げた苦い経験がある中、10人になりながらも勝利を収めて最初の貴重な1ポイントをもたらしたヘタフェの闘志は、スペインフットボール界全体から高く評価されるべき価値ある貢献です。 (via Mundo Deportivo)
日曜日はコリセウムでのラシン戦!相手クラブの負傷者動向と最新調整状況
ヨーロッパでの激闘を終えたヘタフェは、息つく暇もなく日曜日にコリセウムでラ・リーガ第2節のラシン・サンタンデール戦に臨みます。対戦相手のラシンは、開幕戦で強豪ビジャレアルと価値ある引き分けを演じており、非常に手強い相手です。
ラシン・サンタンデールは木曜日に3回目のトレーニングセッションを実施し、負傷者の状況に動きが見られます。
フォワードのヤシル・ザビリはウイルス性疾患による体調不良から回復し、リハビリ担当のウゴ・カマレロ氏とともに個別メニューを消化。また、長期離脱中だったギオルギ・グリアシュヴィリが全体練習に完全復帰し、ヘタフェ戦に向けて順調に調整を進めています。一方で、ディフェンダーのペドロ・フェリペは右太ももハムストリングの微小繊維断裂が確認され、このヘタフェ戦を欠場することが決定的となっています。
全体練習の後には、フアン・カルロス・アラナやアシエル・ビジャリブレ、イニゴ・ビセンテら主力攻撃陣が精力的にシュート練習を行い、コリセウムでの一戦に向けて牙を研いでいます。 (via ElDesmarque)
【本日の総括】
ショッキングな開幕戦大敗からわずか数日、ヘタフェはカンファレンスリーグの舞台で10人になりながらもパルチザンに3-1で勝利するという、これ以上ない劇的な復活劇を見せました。エネス・ウナルの先制弾、サトリアーノのグティ風ヒールアシスト、そしてモヒカの圧巻の1ゴール1アシストなど、ホームのファンを熱狂させる素晴らしいパフォーマンスが揃いました。この勢いのまま、日曜日のラシン・サンタンデール戦でもコリセウムで今季リーグ戦初勝利を目指します。
